パネルでポンプレイ

 この3連休はほとんどEチャソのうちに滞在し、一緒にDVDを観たりご飯を作ってみたりとリアっていたんだけれども、とっても精神がとろけたことがあった。
 というのも、Eチャソと有野の挑戦状などを観ていたら、ファミコンやスーファミがやりたくなった。ので、ボンバーマンやらツインビーやら比較的得意なゲームをちょりちょりやりつつ、ワイワイ楽しむ。ツインビーをクリアしたあたりで、つまんなくなってきたので、あー、なんか他に面白いゲームないかなーとEチャソのゲームボックスをガサゴソやってたらあるゲームが出てきた。
 パネルでポン。
 パズルゲーである。パズルゲーは女子のやるゲーム、ぷよぷよと違って、出てくるキャラもプリキュアチックなものばかりなので、男子小学生時代はむしろこれをやると馬鹿にされるんじゃないかという無意味な偏見によって回避してきたゲームだが、Eチャソが得意だと言うのでちょっと見てみたくなった。ちょっとプレイしてみてよーと、Eチャソにうながしてみると、Eチャソはノリノリでプレイし始めた。
 小慣れた手つきでVSモード、難易度はスーパーハードで一人プレイを開始するEチャソ。小学生時代の偏見の通り、ファンシーなキャラクターによる茶番ストーリーが始まり、やれやれなんて見ていたると、早速コンピュータ VS Eチャソの戦いが始まった。
 震えた。何がってEチャソの操作がまるで人外のソレであった。同じパネルを3つ以上くっつけてパネルを消すという単純なゲームなのだが、もうなんつーかノータイムでパネルを6つ7つくっつけてバカバカ消していく。2連鎖3連鎖もお手の物、何より早い。誇張でなく1秒に一回くらい何かのパネルを消していく。コントローラからギャチチチチチチチチという猛烈な音が聞こえてきて、もはや人間をやめている感じの塩梅である。小学生女子が、「やーん」とか言いながら、チマチマスイーツ等食べながらゆったりとやるゲームかと思ったら、今、画面内のコンピュータとEチャソはボッコンボッコン、ノーガードで殴りあってるボクサーか何かのような風情。さりとて、当のEチャソはと言うと、僕としゃべりながら、あははと涼しい顔。ああ、今Eチャソの脳波測定したらとても興味深い波形になっているのだろうなと思いつつ、人外の動きを観ていた。
 スーパーハードを当然のごとくノーミスでクリアしたEチャソは、僕もやってみるよう勧めてきた。ウズウズ。Eチャソの人外プレイを観ていたらとてもプレイしたくなっていた僕は、まずはルールも知らずになんとなくイージモードでプレイ。Eチャソにコツを教えてもらいながら、キャハハウッフとのんびりプレイ。そう、この感じだった。僕の想像では小学生女子はこんな感じにプレイしていた。ファンシーなパネルでポンの世界観を一切崩さず、平和な空気が流れる。これだよこれ。彼氏彼女のパネルでポンはこういう空間じゃなきゃね。イージモードをクリアし、ノーマルモードを何ステージかクリアした折に、ちょっと今Eチャソと対戦したい衝動に駆られた。イージモードで妖精世界をまがりなりにも救った僕は(そういうストーリー)、ハンデとか設定すれば何とか勝負になるんじゃないかと思ってしまった。Eチャソやってみようよー。と声をかけるとノリノリで快諾。ハンデをこれ以上ないぐらいつけたうえでいざ対戦開始。
 いや、ボッコボコだった。どのくらいボコボコかと言うと、ヤムチャとフリーザが戦ったらこんな感じになるぐらいボコボコだった。僕の4倍ぐらいのスピードでパネルを大量に消していくEチャソの攻撃がボンボコ僕の画面に降ってきて、ひどいときは10秒ぐらいで勝負がつくときがあった。僕が考えてパネルを消しているのに対し、Eチャソは脊髄反射のレベル。熱い鍋を触って「あつっ」って手を引っ込める感触で、オートマチックにパネルを消していく。全然手加減はなく、ごめんねーとか言いながら情け容赦ない攻撃が続けられ、思考停止したまま勝負が終わる。曰くパネポンは手加減が難しいゲームらしく、手加減しようと思ってもつい7個消し3連鎖等を自動的に手がやってしまうらしい。20ゲームぐらいやって、一度もEチャソに攻撃らしい攻撃をしかけられないまま、全敗した。なんだこれ。
 悔しい。ふざけんな。僕とて5歳からファミコンをやる ゲームキチであった。この仕打ちはひどい。せめてうまく手加減をして彼氏を楽しませるべきなのではないか。僕のちっぽけなプライドはズタボロで、泣きたくなってくる。これが僕の彼女。なんて冷血な。もうだめだよ別れよう。
 とはまったく思わず、むしろ人間を超えた操作でガシガシ冷血に攻撃してくる感じが、なんかこう人外の娘に有無を言わさず蹂躙されている感触を受け、攻撃がくるたんびに「ああ! らめぇ!」とビクンビクン心の中が爆発し、性奴隷ならぬパネルでポン奴隷と化してしまっていたので、本当に本当にEチャソの虜になった。とかなんとか言っているうちに、ああ! またパネルが降ってくる! ああああああ。僕の画面がパンパンになっちゃう!! もう入らないよおオオ!! ぴぎいいい!
 ここにおそらく世界初であろう、パネルでポンプレイが発明されたのである。ああ、パネルでポンやりたい。
【ニコ動、実況してます。】
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