【札幌観光】自宅から30分でわかさぎ釣りしてきたった

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札幌に住み始めて5年経つが、実は冬の北海道観光をあまりしていない。
夏は富良野、利尻礼文島など色々足を伸ばしたものだが、
冬はせいぜい行ってスノボぐらい。
完全に地元の観光地は逆によく分からない状態になっており、
とてももったいないのである。
せっかく北海道にいるのだから極寒の地で
極寒の地らしい観光をしてみたい。
ということで、家から30分で行けるワカサギ釣りツアーに
妻と参加してきた。
札幌駅から30分!札幌近郊氷上ワカサギ釣り in 茨戸川<長靴・ズボン付き>


朝8時50分集合と言う事で、妻に早朝から
叩き起こされつつ札幌駅へ。
札駅でガイドさんと合流し、バス1台40名ほどで
いざワカサギ釣りツアー開始である。
バスと言っても目的地はかなり近く
石狩の近くの茨戸川が目的地。
所要時間30分とびびるほど近い。
あまりに近すぎてガイドのおばちゃんの
諸注意を聞いていたら目的地に着いたぐらい。
茨戸川近くの焼き肉屋におろされ、
焼き肉屋さんの2階で
レンタルの防寒ズボンと長靴に履き替える。
焼き肉屋とこのツアーの謎コラボに感心しつつ
茨戸川へざくざく皆で歩いて行く。
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川なのにテントが立っている。
厚さ30センチの氷が張っているらしく
テントの中で氷に穴を空けて釣るらしい。
川で氷30センチとか、え、だってこれ流れてるんでしょ?
などと妻と騒ぎつつ
今更ながらここ、北海道なんだなと感心する。
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まずは現地ガイドさんによる簡単な釣り講座。
穴に糸をたらし、ちょいちょい誘うとすぐにヒット。
なんやら簡単にワカサギとの初対面が実現する。騒ぐ女子大生。
女子大生っぽい子がきゃいのきゃいのしながら
「餌はなんなんですかー?」
とピンクい幼虫みたいなのを指しながら質問していた。
が、ガイドさん、どうしても口を割ろうとしない。
バスのおばさんガイドに聞いても、
ピンクくて可愛いでしょうとなんだかよく分からない答え。
まあ確かにちんまりしていて可愛くはあるので
そのまま無視する。
次に各自、4人ぐらいずつテントに割り当てられる。
テントの中は若干氷が溶けていてびしょびしょである。
長靴の中にカイロをしこんでおかないと足が死ぬ。
氷が割れたら妻をこうやって助けようとか、
完全にもし中学に強盗が入り込んだらこうする的
中2妄想にとらわれながらおもむろに釣りをスタートした。
まず餌であるピンク幼虫を針につける。
たださすがに北海道という零度地帯。
幼虫も凍り付いていて完全に活動停止していた。
が、寒いのといかんせん針がちっちゃいので
なかなか幼虫が刺さってくれない。
そうこうしてるうちにテント内に
「ぎゃー! 蘇生したー!」
と妻の声が響く。あんまり握っていたため
体温で幼虫が蘇生したらしい。
妻はどこでも声が大きくてよいね、
とニヤニヤ余裕こいてたら
僕の指先でもウネウネ蘇生しはじめたのでひそかにびくつく。
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そんなこんなで釣り開始である。
ガイドさんに指示された水域までリールを逆回転させ、針を沈めて行く。
しばらく止めて、その後竿を5、6回上下にゆすってまた止める。
すると5秒ぐらいで、クン、クン、とわずかに竿がしなる。
そのタイミングでぐっと竿を上に上げると針が魚に引っかかるしくみ。
が、このタイミングがなかなか難しい。
それにワカサギ自体の力が弱いので、
ヒットしたかヒットしてないかをつかむのになかなかコツがいる。
釣れた? のかなとあげてみると、
活動停止した幼虫だけ上がってくるという塩梅。
これはなかなか……と悪戦苦闘していると歓声が上がる。
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妻、2匹釣り。
幼虫にびびるくせにいっちょまえに2匹釣りである。
その後、一緒のテントで釣っていたOLさんも爆釣。
入れたらすぐ釣れるぐらいの感覚で釣りよる。
「アタシ広島から長期休暇を取って旅行中なんですよー、電車で」
とか言いながらワカサギをガンガンあげていたが、
ワカサギよりもOLさんの事情の方が気になるところである。
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その後僕も釣れ始める。
釣れ始めると中々おもしろいもので、
竿の動きに常に気を払って周りの声が聞こえないみたいな状態になっていた。
なのでガイドおばさんがときどき見回りにきては
「Y平さん、釣れてますかー?」
とか話しかけてくるんだけれども、まったく上の空で
「あぁ」とか「はぃ」とかぐらいしか
喋れなかった。
漫画だと
「あいつ……なんて集中力だ」
とかライバルが言うとこなんだろうけど、
かなり気持ち悪い客に見えたと思う。
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いやあ、それにしてもワカサギ可愛い。泳いでる姿が愛くるしくって
ボウルの中で跳ねてるワカサギを見ては、
これ、飼いたいねなどと話していた。
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そうはいかないのがワカサギ釣り。
釣ったワカサギちゃんはその場で天ぷらです。
エゴやで。エゴ。ちょっと藤子・F・不二雄の「絶滅の島」を思い出した。
えびせんみたいでめちゃめちゃ美味い。日本酒持ってこれば良かった。
結局妻と2人で30匹近く釣り、大漁だった。
常に何かしら釣れている状態で、
マジでこんな楽しい釣りは産まれて初めてだったかもしれん。
いやー、楽しかったよねー。
また来たいねーとか言う声が響くバスの中で
そういえば結局ワカサギの餌ってなんだったのかな? と
ふと調べてみた。
「わかさぎ 餌」
「ぎえー!」
妻と僕の声がバスでひびいた。

餌はともかく、かなり楽しいので札幌近郊の方は
おすすめですので、ぜひ一度行ってみてください。
大漁のカイロとコートを着込んで行けば身一つで
行けてお手軽です。
札幌駅から30分!札幌近郊氷上ワカサギ釣り in 茨戸川<長靴・ズボン付き>
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