コーディングテストある面接ってマジで怖くない?

 発注が切れるまであと4日。僕がキレるのはいつ? いや、キレない。キレたら終わり。いくら今後関わりのないお客様といえどお客様はお客様。発注が今月で切れるからこそよりいっそう丁寧に。切ったのちょっと勿体無かったなぐらい思ってもらえるぐらい丁寧に。丁寧に慎重にやってたら、ドコドコ依頼くる。4日前に依頼をするな。いい加減にしろ。2ヶ月前に作業内容fixしたんでしょ? 発注が切れる4日前に新しい作業をやらせるってもうなんなの? 7月から無給で働かせるおつもり? そっちがその気なら伝家の宝刀外部監査の陣を敷くこともやぶさかでない。
 どうでもいい。あと4日深夜残業が続こうが、あと4日で終わるならいいです。清々するわ!
 んで。本業で腐っている時ほど衝動的に沸き起こる転職心ですけれども、業界を変えずにちょっとグレードの高い転職をしようと思っていろいろ動いた。したらスカウトメールが来たのですが、ゴリゴリのセキュリティソフトの大手で、なんか必要経験とかスキルとか英語で書いてあるの。3年のC言語経験/Linux経験、Java、Perl。しかもコーディングテストとかもあるって。でも年収倍ぐらいになるよ。もうこれ記念受験的に受けてもいいんじゃない? あとコーディングテストとかって気になるじゃん。自分がプログラマー的にどういうレベルにあるか気になるじゃん。まあ僕ググらないとswitch case文間違えるあれだけど。あとPerlできないけど。見える。面接官を前に、sayHello()みたいな関数を作りコンソールにI don’t know everything so this test and my change of job is over!! Can I go home now?と出力だけさせて帰る俺が見える。

コンプライアンスお客様

 仕事。仕事の話ばかりでつまらないというが平日仕事しかしないのにそれ以外の話することなんてあるかい。だけれどもウェイト。待て。平日は仕事の話しかできないってちょっと終わってるのじゃない? そういう仕事ってどうなの? 死んだ顔で朝早くに出勤し、夜遅く帰る。くたくたに疲れた後はストロングゼロなどの安酒でベロベロに酔い1日が終わっていく。一度の人生。こんなことでいいのか。やはり自分の好きなことをして生きていかなければ。
 みたいなことを定期的に考えるのだが、だいたい仕事がしんどい時に考えることだ。俺の人生ってこうでいいの? みたいな。こう言う発作みたいなものは仕事が暇になったら「まあ、こんな人生も素敵じゃない。普通に生活するってそれだけですごいことだよ」みたいな結論を出してお茶を濁すのが普通で俺の常だがお前らの常でもあると思う。みんなそうでしょ。ちょっとストレスかかると人生に文句言うでしょ? 言わない?
 どうでもいい。仕事が鬼の忙しさなので俺も例外なく文句を言いながら仕事をしておりました。偉そうな論調を保ちながら。他者を攻撃しながら。自分を正当化しながら。
 お客様から発注を受けて仕事をしているわけだが、地味にこの形態は社会人6年目にして初めてだったりする。いつもは発注する側だった。殿様側だった。今回はいわゆるソフトハウスみたいな作業になる。しかしこの形態。お客様がこだわりを持ってやってらっしゃるのか、基地外なのか知らないが、次から次へと発注にない、いや、ないと言い切るとゴリゴリの違法になるので、あるけどぼやかした発注内容に基づいたグレーな依頼をドコドコしてくるので参った。やってもやっても新規依頼でてくる。そんなことやっていると他の作業がなおざりになるのだが、おそらく他の作業も完璧にやらないと後で瑕疵責任だとか騒ぐタイプのお客様。お客様だからね。やるけどね。それで製品が良くなるんだったら本望だよね。ってこの製品、結局開発中止になったんやないかーい! 何のためにやってるんかーい! 死ね!

残業したいって言ったけれどもさ


 調子こいてすまなかった。ここ二日、性能測定が佳境を迎え、どんどん溢れる発注にない新規依頼、やってもやっても満足しないお客様、諸々の事情で2日ほど深夜残業をしたわけだが死んだ。何がどういう境地に至るのか確かめてみたいだ。もう境地きたわ。すぐにギリギリきたわ。ほんと定時退社できる状態って素晴らしい。
 んで、佳境中の佳境の性能測定だが、なんか思った通り、性能測定の結果ざっくり遅いところがわかったら次はどこが遅いのかはっきりさせろと依頼。そんなの発注にないでしょ? 測定して終わりという話では? まあ、計画書を鑑みれば、すげえぼやかして書いてあるけど、広義ではボトルネック分析もやれとも読み取れる。発注時に曖昧に言って状況によって依頼をどんどんアップデートしていくシステム。要するに当初の依頼にはなかったものでもお金の足りる限り限界ギリギリまで依頼をこなせという依頼。ソフトウェアあるある。やりますよ。
 そんで厄介なことに性能測定してた対象がゴリゴリのオープンソースだったため死んだ。オープンソースといえば昔AndroidのFramework担当だったけれどもあの時もソース読んでもろくに分からないまま終わった。あの時できなかったことが今になって? 成長したからできる? と思いきやまったくできなかった。3年前できなかったことが今できるとは限らない。APIの初めのあたりで処理がどこに行ったかわからなくなった。テンプレートやらtypedefやら無名関数やら訳の分からない仮想関数やらもう分かりやすくしようとして逆に分かりにくくなってるあれで死んだ。無理。これ1年あっても全貌分からない自信ある。オープンソースだから当然ドキュメントなし。みなまで言うな。
 ソースコード解析を早々に断念しツールに頼ることにした。ubuntuではメジャーなプロファイルツールのperfを使った。したらあれよ。特定の関数呼び出しの後、TCPスタックに出て行くまでのスタックトレース取れた。信じらんないから。dlopenのダイナミックロード先も当然のようにスタック取れてるし、30kstepあるソースの全関数にprintf入れようと思ってたのがバカみたい。平たく言うと、自分のプログラムからOSのよくわからない関数までの道筋が明確に見えた。しかもどこが処理速度重いかパーセンテージで出るんだよ。神か。
 ということでperfを使うとよくわからないオープンソースもスタックが取れるから、プロファイルだけじゃなくてトレースツールとしても役に立つよという話。仕事のお話ばかりでつまんない。

ダイエット、始まる

 「え? それって筋肉で厚くなってんの?」
 今日昼飯の時に同期に言われたんだけどそれなー! 週一でジムに行ってもう数ヶ月。プロテインもちゃんと飲んでるので筋肉もついたけれども違う。確実にデブです。デブになった。
 あれだ。確かにベンチプレスは60キロあげれるようになったし、昨年の秋は50キロあげられなかったことを考えれば確実に筋肉は付いているのだけれどいかんせんそれ以上に太った。妻にも「下から見たらすげえ顔大きくなった」って言われたし、やばい。
 運動はいい。野球もやっているし、ジムは欠かしていない。毎日バットも振っている。問題なのが食生活である。日中なんかストレスたまるってんでリゲインを3本ぐらい飲んでるし、昼飯はいっつも一平ちゃん夜店の焼きそば。どのぐらいの頻度で食っているかというと、飲み会の席で先輩に「Y平くん、焼きそば食べなくていいの?」と言われるぐらい一平ちゃんを食べてる。いや、好きなんだよ。いっぺん食べたらやめられねーんだよ。あとそれに加えておにぎり2個と、サンクスの旨辛フライドチキン。おやつにミルクココアを2本挟んで帰宅。その後妻の晩飯を食べつつご飯2膳。そして締めにポテチかインスタントラーメン卵のせ。締めの締めにアイスのMOWのトリプルベリーを食べるという。もちろんのごとく並行して酒を1リットルぐらい飲む(しかもストロングゼロとか氷結ストロングとかアル中のやつ)。
 あれだ。この前テレビで渡辺直美の特集やってて、渡辺直美は日中に8食ぐらい食べてて、食うか仕事するかのどちらかで、妻と「あれだけ太るのは太るだけのことをやってるんだね。もはや努力の域だ。マッスル北村が消化剤飲みながら無理して暴食するのと同じだ」とかうんちく垂れてたけれども完全にバカ。俺もプチ渡辺直美みたいになってるじゃん。太るに決まっている。この量食べてたらいつも中学の部活ぐらいカロリー消費しなきゃだめだけどお前プログラマーだからな。完全に食生活が崩壊している。
 昔から食べることが好きだった。大学時代もバイト代をセコセコためては月に1回は蓬莱軒のひつまぶし食いに行ってたし、元カノの家に遊びに行っては四天王ラーメンやら三河開花亭ばっか行ってた(しかも元カノの金で)。もっと遡れば、お小遣い500円だった小学生時代、たった500円しかないお小遣いを月に一度のご褒美とか言って学校帰りのたこ焼き屋、8個350円に費やしてたし、ミニ四駆走らせにおもちゃ屋に行ったと思ったらミニ四駆走らせずにずっとうまい棒買って食ってた。そんで家系なのか全く太らなかったもので、デブな人を見ては「俺は好きなものを好きなだけ食べれて幸せだなあ」とか思ってた。
 しかしですよ。齢30を超えて代謝も悪くなってきた中、ついに自分の摂取カロリーが痩せ体質に買った。2ヶ月前は58キロだったのだけれど今63キロだからな。ついでに言えば体脂肪率も21%とかになってたからな。25%からデブだからな。ガリガリの戦争孤児みたいな小学生時代からするとありえない。これは対策をしなければならない。
 なので明日から自転車通勤したいと思う。ちょうどボコボコに壊れてたクロスバイクを修理したので。あと関係ないけど修理に2万かかったので。通勤費浮かすためにも今時のスポーティーサラリーマンのごとくチャリンカス気取りたいと思います。車道走って車にあおられる奴やりたいと思います。ただうちから会社まで車で20分ぐらいかかるんですけど、一体自転車で行ったら何分かかるでしょう。きっといつもの30分前ぐらいに家でないといけないと思います。まああれだ。小久保ジャパンの小久保裕紀は高校時代は2時間ぐらい走って高校行ってたって言うし? それに比べれば? クロスバイク使ってる時点でだいぶゆとりですし? そもそも僕デブですし? 頑張ります。

憂鬱性能測定

 仕事。性能測定も終盤。CPUに負荷を与えた状態で特定の処理を行った際のレイテンシを測る。CPU負荷ソフトは自作。スレッド数とusleepの引数をコマンドライン引数で入力できるようなプログラム。./cpustress 50 2 とやると、2μsのスリープでひたすらループし続けるスレッドを50個作るみたいな。これで適当に負荷をかける。あと、Linuxだとこれで十分だが、μITRONだとプロセスの優先度みたいなのがあって、優先度が低いといくら負荷かけようとしても処理が回ってこなくて負荷がかけらんないみたいなのがあるらしいが、負荷はかかっていたので華麗に無視した。というかLinuxとμITRON両方に負荷をかけるよう言われたのだが、μITRON側はデフォルトの状態でCPU使用率が90%ぐらいだったので、そもそも負荷をかける必要がなかった。ていうかデフォルト90ってダメだろ。
 午後は創立記念日のため、大半の人が14時に帰って飲み会に行った。俺はというと当然のように仕事していた。まあそもそも飲み会欠席だったけど。でもなんとなく。みんながヒャッハーとなっているところに陰鬱とした顔で延々と性能測定やっているのはくるものがある。薬が切れているためなんとなく憂鬱である。