あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いしますと同時に悲しいお話を。
最近タバコの吸い過ぎで口臭の気になる僕。友人と妻の前での僕の匂いに関する談義。
Y「最近俺の口、生ゴミみたいな匂いするよね」
妻「いや、生ゴミのほうがいいにおいだわ」
Y「いや、まじでそんなに? もしかして付き合ってる頃からそうだった?」
妻「付き合ってた頃はこんなんじゃなかったよ。積み重ねで最近だよ」
友人「結婚してから生ゴミになったって。こんなはずじゃなかった的な」
Y「詐欺だな……」
タバコ。マジで。辞めようと。思った。
2014年を振り返る
年の瀬です。思い出せる範囲でこの1年を振り返ってみる。間違いなく人生で一番ハードモードの一年であったがとても飛躍できた。
【1月】
新しい部署に転属になる。
【2月】
前部署がAndroid開発部隊だったためAndroidアプリ開発チームに抜擢された。ひたすらAndroidのプログラミングを行う。が、僕と一緒に転属した人大半がAndroid開発を行っていたはずにも関わらずAndroidプログラミング経験者は2人だけという鬼仕様。みんな外注まかせでプログラミングから離れていた人ばかりだった。これが開発部隊とは思えない、という感じだった。
【3月】【4月】
更に新しい人が入ってきた。が、その方達もプログラミングをやっていたわけではなく。外注管理者と言う名の下、プログラミングやったことない or 10年前にやったレベル。そんな中Androidアプリ開発リーダーに任命される。Activityって何? から説明しなければならず毎日イライラしていた。プログラミングができない人にイライラするというよりは、開発とか銘打ちながらここまで開発者がいない我が社の体制にイライラしていた。
【5月】【6月】【7月】
偉い人は、データを受け取って表示するぐらい簡単でしょ? みたいなノリで接してくるのが腹立つ。
この頃が一番情緒不安定だった。定時内に色んな人にAndroidの基礎的なことを教えつつ、残業時間に自分の機能のプログラミングをするという完全に駄目な仕事の仕方をしていた。しかし締め切りは待ってくれず、そうしないと追いつかないデスマーチ。おまけに週一で関東に出張があった。お稽古感覚で千歳から羽田へ飛びまくり、JALの落語チャンネルの「抜け雀」とニッチェの漫才を暗記した。
金魚を飼い始めたのもこの頃。楽しい金魚生活も束の間。お客様先で修羅場仕事をこなしている最中、家で飼ってる金魚が死んで営業さんの前で号泣するという失態をやらかす。いや、失態じゃない。金魚は飼い主の身代わりになるという。修羅場を迎えていた僕を守るために死んでくれたのだと思う。そう思わないとやってられない。
更にそれと並行して新婚旅行、結婚式があった。どちらもものすごく楽しかったのだがいかんせんキャパオーバー。妻には迷惑をかけた事と思う。家庭を顧みない夫に対して、妻は我慢強く接してくれたと思う。本当に感謝している。
この頃の僕は仕事が第一で、仕事を完全にこなせなければ何もしてはいけないという社畜脳だった。そのバカ思想のおかげで後々に苦労する事になる。
【8月】
ほとんど記憶に無い。お義兄さんの結婚式があったような気がする。仕事面ではHTML5の調査などをさせられたのを筆頭に、HTML5を使ったWebアプリケーションとLinuxのプログラミングを組み合わせたアーキを作る。試験環境を作り、コーディングをし、管理めいたことをし。試験フェーズでは試験プログラムが動かねーだの、環境が整ってないだの色々言われた。うるさいし知らないしアンタ達先輩だし納期はやたら厳しいし総じて自分達でなんとかして欲しかった。こんな体制で働かなければならない自分を呪ってばかりいた。
【9月】
月70時間以上の残業が5ヶ月ほど続いたところで病気が発覚。あれだよ月80時間の残業で自殺しちゃう人もいるくらいだからね。ご丁寧にも月3回ぐらいの出張も相変わらず続いてたし割と限界だったと思う。
極力定時で帰るようにし、会社でのタバコもやめ、もろもろ先輩にまかせるようにした。
【10月】
病気療養のため実家に1週間帰る。何もやらず母親のオートメーション食事、洗濯、掃除を堪能する。当たり前のことを何でもやってくれる事に感謝。妻もいつもこのぐらいやってくれてたんだと色々じーんと来た。帰宅後妻の家事を積極的に手伝うようになる。
生き方も変えた。我慢する事が美徳というアホ日本人の観点を捨て、好きな事だけやるようにした。意外と好きな事だけやってても生きて行ける。ある程度我慢しなきゃ仕事まわんないと思ってたけどそんなことない。好きな事しかやらないという判断軸が一本通ってるといろいろな行動が活発になる。そんなことないというアホ日本人は「ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。」を読むとよい。人生観が変わる。
【11月】
ゲームプログラミングや金魚飼育、小説執筆、マンガやイラスト、ブログの毎日更新を始める。Unityでインベーダーゲーム作ってやったーとなったところでパソコンがクラッシュ、ゲームが消えた事以外は至極順調だった。毎日が楽しくて皿洗いすら苦にならず、元気に色々やれるようになった。ああ、もともと僕ってこういう人間だったよなと認識する。
【12月】
仕事でデモアプリの作成を依頼され、企画やら仕様やら書いて超楽しかった。集合値プログラミングの勉強をし、ビッグデータ分析の手法などを学んだ事で企画にとても役に立った。やらされる感じではなくほとんど全ての仕事を自分がやりたいと思った事だけにしぼった結果、とてもパフォーマンスが出て会社的にも僕的にも価値があると気づいた。我慢は美徳とか思ってる人を心底哀れに思います今では。
とまあ、病気になったことで自分の生き方を見つめ直す事ができた。病気のような本人にとってはマイナスなことが、こうしてプラスに働くようになろうとは思いもしなかった。来年も自分の気が赴くままに好きな事だけやって過ごして行こうと思う。それではまた来年。
お金をくださいとブログで発信し続ける男
「お金をください!」
僕が日々ブログで発信し続けている言葉である。しかるに今のところ誰もお金をくれない。こんなに読者がいるブログなのに許せない。読者数だって僕と妻といつも記事と関係ないコメントをくれる3人もいるのに。どういうことかね! やる気があるのかね! お金くださいよ! お金!(誰もいない壁に向かって呪詛をつぶやきながら壁ドン)
お金をください言うてますけど「そんなこと言ってないじゃない?」とあなた方は言います。バカたれ。全部言わないと分からないようじゃこの察する文化、日本を生きていかれないよ。心配だよ僕は。
全部言わないと分からないローコンテキストな人向けに説明すると、アフィリエイトをやってるわけである。ここ3ヶ月ぐらい。このブログ上で。
アフィリエイト? ていうローコンテキスト野郎にさらに説明する。商品リンクを貼付け読者様がクリック、そのリンク先で商品を購入すると僕に数パーセントのマージンが入ってくる。
その素敵システムをここ三ヶ月、ブログの随所に仕込ませていただいた。急に不自然な金魚グッズのリンクやらがあったのはそのためである。ブログの読者(僕と妻)がそこから商品を買う事で不労所得をゲットですゾ、ギャポポーってなもんである。
こんなに読者(僕)がいるんだからどのぐらいの収入になるのだろうか。月収50万ぐらい? あまりに儲かりすぎたら確定申告どうしましょ。困っちゃうなー。
クリック数17、売り上げ0。
震えた。怒りで震えた。確定申告いらないじゃん。どういうこと。こんなに巧妙に金魚グッズリンクを差し込んだにも関わらず誰も買う人いないの? まじで。許せない。君たちのせいでいつも昼飯はおにぎり1個(108円)だと言うのに。可哀想だと思わないの? ちょっとは投げ銭して、せめておにぎりを2個にしてやろう。そういう親切心はないのかね。ほら、募金するのと同じ。恵まれない僕に愛の手を。2、3万。御心を。ください。くれない? くれないですか。そうですか。
とはいえ、ここで儲からなかったことで僕のブログの純潔は保たれたと言える。というのも大体の如く、アフィリエイトブログと言うのは、ゴミの典型である。どうでもいい商品でもって心にも無い紹介をし、「これ! オススメです!」とかなんとか。金の臭気にまみれたリンクを乱立させ、読者の誤クリックを誘発。もはやアダルトサイトのごとく。そこに正当派社会派ブログの処女性はなくなるのである。汚れちまうわけです。汚れっちまったブログ。このあたりで田舎に住み出したり、チャーハン画像あげるだけでブログを書いた気になったりするわけです。許せない。僕が目指したブログはそんなんじゃない。
言い換えれば。ここで売り上げをあげれなかったこと。これが当ブログの社会派性を保った訳である。ソープ行ったけど本番はしなかったテイストな。それが正解かどうかは分からない。分からないが何かの一線は保てたのである。だからこれからも当ブログのアフィリエイトを見てもクリックしないように。お願いします。
こう言いつつも「あるいは?」「google検索で流入した読者が?」などとありもしないアフィリエイト収入を期待している汚い汚い僕が存在し、もはやアフィリエイトは麻薬の如く僕の文章を浸食。僕と僕の文章はすっかり汚れちまった。
まあ社会派ブログとかそんなこと自分で言っちゃったけど、そもそも僕のブログは一体なんなんでしょうね? もういっそのこと金魚のアフィリエイトリンクばかり貼る汚れブログになってやろうかしら。毒を食らわば皿まで。0か1か。処女か売女か。場末日記ブログか場末アフィリエイトサイトか。どちらかというと前者を選びたいとは思うけど「あるいは?」「google検索で流入した読者が?」などとありもしないアフィリエイト収入を期待し、このループ地獄、助けて。助けて。助けると思ってアフィリエイトリンククリックを。うわー! この売女が!
実家帰省時のふるまい
妻とともに実家に帰省しております。
帰省中のため更新が滞るかもしれません。すみません。
誰に向けての「すみません」なのか僕は自答する。僕は誰もいない壁に向かって話しかけているというのに。年末にいちいち僕のブログに来る人なんていません。知っているんです。でもコメントくれないかなーってチラチラお前達の方を見ているぞ。ずっと見ているぞ。
それはともかく。妻と帰る実家はやはり独身時代の実家とは違う。こう、嫁とか姑とか。どこまで嫁は家事をお手伝いすればいいの? とか。気を使うシーンで満ち満ちている。
全自動で洗濯から食事まで世話してくれる実家にいると、なんやらこんなにやってもらって申し訳ない的な。そんな気持ちでいっぱいになるわけです。僕でさえそう思うのだから嫁のほうは余計にそう思うわけ。
「手伝った方がいいかな?」
しかし過度に手伝ったりするのは姑のプライドやら家事の領分があるので難しい。そうじゃなくても僕の母は皿洗い手伝おうとする嫁に向かって「皿割られても困るからいいわ」と言い放った剛の者である。余計センシティブな扱いをしなきゃいけない。
そんな空気感の中。僕はハラハラである。正直言うとめんどくさい。もっとこう、腹が減ったときには「ハラヘッタ」。飯を食えば皿も洗わずに鼻くそをほじり、「今日のご飯いまいちだったよねー」ライクな。実家にいる息子の典型を貫きたい思いもあるにはあるのだけれど、それをするには僕は大人になりすぎた。
去年帰った時はその辺を考えず、僕があまりに実家にいる奔放息子を演じ通してしまったものだから、妻の心に多大なる傷を残した。妻が「もうやだ」と僕に呪詛を吐く一方で、実家モードの僕が「なんでさ!? 僕はこんなに楽しいのに!? 気分壊れた!」とゴミの様な言葉を妻に投げかけていた。おかげですっかり妻は僕の実家に行きたくない病にかかっていた。
結婚が当人達でクローズする話だったらいかに楽か。年始の挨拶。年賀状。親戚。振興を深める飲み会。おとそ。全てぶち壊したい。実家中の皿を割り、大掃除中のワックスを階段にぶちまける。そして姑兼僕の母の顔に、北海道から送ったタラバガニを押し付けたい。タラバの刺で顔中血だらけのうちの母兼姑。
結婚してからというもののなんつーの、行事? めんどくさいんだよ! 僕は友人と徹夜でマリオカートやりたい。徹夜でボンバーマンやりたい。
しかし実家でしょんぼりしている嫁を見るとやはり助けたい。少しは成長した僕。なので嫁をあまり一人にしないようにしよう。一人にしないということは? 風呂も一緒に入るのである。実家で。いや実家だからこそ。
んで嫁と一緒に実家の広い風呂で一緒に風呂入ってたんですわ。それは新婚だからイチャイチャしてるっていうよりは、嫁を一人にさせたくないっつー親切心。いやまじで。両親寝てたし。どうせなら楽しく風呂入って嫁のストレスを緩和させてやりたい。だから風呂に入ってたのである。一緒に。
そしたら急に風呂場に弟入ってきましてん。すげえびっくりしましてんお互い。弟も焦ったのかコンタクトケースガチャンガチャン鳴らして。俺もフリチンのまんまなぜか歯磨き粉を手にしたり離したり。湯船の中で嫁は縮こまる。すごい空気。だから俺、弟に向かっていっちゃってん。
「よ、嫁と実家で風呂入るのって緊張すんな」
空虚な空笑いが弟から聴こえた。助けて。もう実家帰りたくない。今すぐ札幌帰りたい。
Galaxy note 10.1で年賀状を描く
タブレットという名を借りた漬け物石。僕のGalaxy note 10.1。
わざわざ海外から輸入して買ったタブレットだった。手書きでメモ取れるぜっていう触れ込みで売り出している。ただ、手書きでノートを取りたいってシーンってあんまないわけです。
CMだとインターネットしてるときやマップ開いてる時の画像を部分的に切り取る→タブ内のノートに貼り付ける的なカッコいい使い方されてるわけ。よく新聞などを切り抜いてノートにはっつけてるみたいなのあるじゃない? あれの電子版ができるわけ。超かっこいいわけですよ。
ブラウザでブログを閲覧しながら優良な画像を切り抜く意識の高い系男子を下図に表す。
範囲指定
ドラッグ&ドロップ
メモする
ね、かっこいいよね。うわあ、便利って思うじゃない? 一見。
でもそもそもね。僕自体が切り抜きをノートに貼るっていう層じゃない。というかタブレットでそういうことやりたいって人、たぶんいない。めんどいしね。かっこいいけどさ。かっこいいんだよ。だから残念なんだよ。
そんなこんなで漬物石と化していたGalaxy note 10.1。
でも悔しい。せめて使える場面を無理矢理探して活用したい。
ということでプリインのアプリの「S-Note」を使って年賀状を描いてみたよ。
下書き。S-Noteにはレイヤー機能なんてありません。なぜならリアルなお絵描きにレイヤーが存在しますかって話。Samsungのこだわりが光る。
若干色を塗る。ちなみにS-Noteには塗りつぶしツールがありませぬ。ぽちって選択してバッて色をつけるみたいなの。それがない。なぜなら何度も言うが手書きにこだわってるんです。紙に絵を描くってときに塗りつぶしツールなんてないっしょ。そのこだわりがかっこいいんだ。S−Noteは。
背景を描くとそれっぽくなるんじゃない?
目と口をもう少し可愛く。
背景を四角くぴしっとする。
できた!!
わーい。俺の漬物石もといGalaxy note 10.1が久しぶりにまともに機能しました。大満足です。しかし描き味がめちゃめちゃいい。スタイラスペンとタブに適度な摩擦感があるから描いてるなーって感じになるのよね。PCのペンタブには無い感覚ですわ。
ちなみにこのデザインの年賀状、嬉しくって会社の課長にも送ってしまいました。ええ、送ってしまいました。妻からは「連名で出してるのにすごい」とゴミを見る目をされましたが、満足したので良し。