そろそろ僕の服を買わなきゃならない。いつも会社に着て行っている灰色のヒートテックがあるのだが、あまりに着すぎてペラペラになっている。そろそろ乳首が透ける。妻もそのヒートテックで会社行くの? とゴミを見る目で僕を見てくるし。いっちょまえの既婚者が擦り切れたヒートテックで社会人気取るのはヤバい。(そもそもヒートテック一枚で会社行くなよ。という虚空からの声は一切聴こえない)
じゃあ何着るか。そうねえやっぱりIT企業に勤めるものとしてラフだけど一本オーラがあるみたいな恰好がいいよね。IT、ラフ、オーラ、それを統合するとスティーブ・ジョブズの格好、いいね! となるわけである。アップルだけど、いいね!
世界の成功者たちが「毎日同じ服を着る」興味深い理由
出典:calligraphy-expo.com
ここの記事でも書かれてるけど、黒のタートルネックにジーンズ、これがIT企業というかジョブズのジャスティスなのである。同じIT企業人として僕も真似したい。これ着て新規プロジェクトのプレゼンなどをしたい。このプロジェクトは成功すると確信している、とか欧米人みたいなこと言いたい。ジョブズのようにエブリデイタートルで行きたいから、1週間全てこれで着まわすと3枚ぐらいは欲しいね。
しかし問題がある。この黒のタートルネック、うちのオシャレ課長が愛用しているのである。その課長、もう40過ぎてるんだろうが、体はムキムキ、趣味はスノボとサーフィンときたものだ。整えられたオシャレな無精ひげをひっさげ、厚い胸板をパーンって張り裂かんばかりに黒のタートルネック着てんのね。さすがにそれを無視して黒のタートルネックを着たら部内で噂される。そういうハイソな課長と同じ格好してたらいかにも真似したみたいで怖い。おまけに裏で「タートルズワロタwww」とかコソコソ言われるのは目に見えている。その揶揄を聞いたハイソ課長が「お前、タートルネック着るのやめろ。これは俺のブランドだ」とか言ってきたらたぶん泣く。ペラペラの灰色ヒートテックを白くなるまで着つぶすことになるであろう。
というジレンマを妻に吐露したところ、「Y君だってヒートテック一枚で会社来たいって人を邪魔してるのかもしれないよ」と妻。「ヒートテックはY平のブランド的な」という名言も飛び出し何か盛り上がる。しかしひとしきり盛り上がった後、ふと我に帰る二人。ヒートテックを積極的に着たいってやつ見た事無いなと二人の胸中に一抹の常識がちらりと。
ひとまずタートルネック着たいのに、うちのオシャレ課長が着てるせいで着れない。これはある種ハラスメントですよ。パワハラですよ。訴えねば。では「俺はタートルネック着たいんです」って総務に相談したら? どうなる? ひとつ上の男に? セクハラです?
交互浴にすっかりはまった札幌温泉野郎
日曜は近所の温泉に行った。花ゆづきって言うところ。入泉料670円。若干高めだがお食事どころやらリラクゼーションルームやらついてて、入浴後にこうしてMac bookでもってドヤ顔日記更新出来る。晩飯作るのめんどいなーってときに、ここでネギトロ丼を食べ、温泉にゆっくりつかると完全に最高です。
温泉はどうか。ヨッピーさんもおすすめしていた炭酸泉がある。炭酸泉でゆっくりし、水風呂で副交感神経を刺激。恒例の交互浴も4回ほどかまし、頭はすっきり。最高である。
というか札幌の温泉、市内でも蔵の湯やら極楽湯やら、レベルの高い温泉が多い。関東だったら数はあるけど質はお察し感満載なのに、札幌ときたらハズレが一個も無い。やばい。俺のための都市。銭湯フリークの俺のための都市。
ちなみに関係ないけど交互浴を本ブログで勧めまくっていたところ、俺の妻が交互浴を実践してくれた。嬉しい。僕は世の中を少しだけ良い方向に変えられたわけ。
さらに関係ないけど、水風呂に若者が多かった。あれだ、もしかしてヨッピーさんが勧めまくったからインターネッターの若者が交互浴の魅力に取り付かれて? あるいは? 俺のブログを見て? そういう妄想をするのは少しだけアクセス数が増えてきたブロガーがやりがち。俺、アルファーブロガーなんじゃない? とか。世の中全て俺の影響受け始めてると思い始めるイスラム国ライクな思考。どうでもいい。温泉はいりたい。
レーザー脱毛は痛くないとか言うけどあれ嘘だから覚えとけ
ヒゲ脱毛に行っていると前書いた。レーザー脱毛。あまりの痛さになんでこんなことしなけりゃならないんだと思っていたけれども、なんやら痛いのは最初だけらしい。最初は毛が太いからレーザーが広範囲の黒に反応して痛くなる。ナースが言っていた。なので、2回目の今回はたぶん痛くないはず。ノリノリで皮膚科にIN。
いつものように診察台に寝かされレーザーバチン! あら? あまり痛くない。本当に2回目は痛くないの法則発動した。これならイケる。バチン、バチン、バチン。あ、嘘。痛い部分はすげえ痛い。っつーかほとんどの部分痛い。さっき痛くなかったのはたまたま痛くない部分やられただけだわ。
「痛かったら言ってくださいねー」
ナースの天の声が響く。あ、じゃあ痛いっす。「ですよねー。じゃあちょっとジュール下げますね」っつってちょっと出力下げてくれたよ。バチン。うん、変わらない。変わらず痛い。あまりに痛いのでもう一回言った、痛いっす。したらナース、
「あーん、ですよねー。痛いですよねー」
って言ってくれた。否、言ってくれただけ。もう出力下げてくれない。あんまり下げすぎると脱毛の威力落ちるからっつって。つまりこれが痛さの最小値。バチン。これ以上耐えられない。バチン。泣いた。
地獄の責め苦を終えると泣きっ面の僕にナースが遠慮がちに話しかけてくる。
「あのう……次の予約どうしますか?」
トーン的にはもう脱毛やめますか? と言わんばかりの感じでナースが話しかけてくる。もちろん。来月もやりますよ。ええ、やりますとも。マジで。マジで脱毛もうやめたい。助けて。
最近の御ヒゲ様。4日ぐらい剃ってない状態。まばらな脱毛跡が痛々しいが、確かに生えなくなってきた。
学校のカイダンを観たし来週も観る
学校のカイダンを観た。僕は広瀬すずが観たいから、妻は神木君が観たいから。いっぱい宣伝してるし、さぞ面白いんだろうと思い観た。
したらひどかった。1ミリも面白くなかった。普通面白くないドラマでも一人ぐらいはこいつはいいなってキャラがいたりするけど、何もなかった。キャラ全体ステレオタイプにハマった人間味のない感じ。キャラが話すセリフもシナリオの論理もひねりもなく、ただただおよそ人類が理解しがたい宇宙人のような論理で飛躍したご都合主義のシナリオ。ドラマ観ながら、「日本語でおk?」と思ったのは初めてである。
しかし来週も観るのである。なぜなら僕は広瀬すずが可愛いから。妻は神木君がかっこいいから。視聴者なんてこんなもんである。
ファイアーアルパカでデザイナー気取り
アプリを作るのにアイコンやら各種ウィジェット部品のデザイン込みでやってくれと言われたので、困った。うちはデザイン屋ではないのでPhotoShopやら高尚なイラストツールなんてないし。まさかペイントでやるわけにもいかんし。
そこで、このブログでマンガとか描くときに使ってる、ファイアーアルパカを使ってみた。職場で。職場でこの一見ふざけたアルパカのアイコンが踊る。なんだかそれだけでとても楽しい。
2時間後。ファイアーアルパカ様のおかげで、シンプルなアプリデザインみたいのができた。一応上司に見せたのだが上司も別にデザインのプロではないので、「お、おう」みたいな感じ。ファイアーアルパカ使って〜なんて自慢気に説明する僕。バックにはたぶんスネ夫が自慢する時の曲流れてた。
しかしまさかファイアーアルパカを会社で使うことになるとは。人生なんでもやっとくものだね。