【日記】三日坊主とか神様とか

 三日坊主だ。毎日日記を書こうとして3日連続で日記を書いたのだけれどその後に死んだ。3日連続で書いた後の突然の更新停滞。更新しなくてすみません(> <)だとか言う必要はないけれど、この責任感のなさは死ぬ。責任? なんで責任なんていったのだろうか? この日記を書くという行為に責任があるのだろうか? 日記を書かなきゃいけない責任ってなんだろうか。僕の責任はただの日記を書くという行為までにも生まれなきゃならないのだろうか。どこの大作家様でありましょう。  されど日記を書かなければ。三日坊主はよろしくない。100歩ゆずって日記を書く責任というものが生まれるとするならば、次のようなシーン。ちびまる子ちゃんで8月31日にまる子が「夏休みの宿題、絵日記書いてないよー」などと家族に泣きつく場面を想起する。まる子の絵日記を見ると、夏休み一日目にはやる気のある大作が書いてあるが、二日目では時系列と起きた事柄が羅列してあるだけの簡素な文に様変わり。3日目では「今日はとくに何もありませんでした」と明らかにやる気のない文でお茶を濁し、4日目以降は見事なまでの白紙→「まる子ー!」となり日曜のお茶の間に失笑が起きる。よくあるお話。まる子の責任感のなさに聡明なる諸兄は彼女を卑下し、悦にひたるのである。すなわち今の僕はとってもまる子しているので? 皆々様に下に見られている?  バカたれが。棚上げもいいところ。世間様が3日坊主の無責任のまる子に対して侮蔑のまなざしを向ける一方で「一日3分 やせれるダイエット」だとか、そういうの流行っているじゃない。流行ってそして、みんな1日3分ができずに太ってたりするじゃない? 糞が。大人は子供に日々の継続と責任感を強制しながら、一方で1日3分の腹筋すらできないんだぜ。1日3分とか、ウケるんですけどー(CV:TARAKO)。なんという無責任、大人。  しかし責任責任と声高に叫び始めるととたんに意見を翻すは大人の特権。ここで一発最終兵器「がんばらなくていいんだよ」が発動。責任感も大事だけれど? それだけがすべてじゃないとか? 抜かす。鬱病になっちゃいますからねー寝食忘れて仕事とかがんばってたらねー、とか。カス野郎。どっちだ。責任感持てとかがんばらなくていいとか。どっちか。子供が混乱するでしょう。ここで思わぬ子供の反撃にまごついた大人は必殺の二の太刀発動。「バランスが大事よね」の太刀が発動です。頑張り過ぎもよくないのよ。要はバランスですよバランス、だなんてしたり顔で言うのはてめーか? ある程度はがんばって適度に力を抜けばいいんだよー、とかできる方は言いますけれどもね。どうすりゃいいのよ。頑張るか頑張らないのかどっちかにしてよ。全力で死ぬか全力で生きるかしかできませぬよ不器用な人たちはね。  かようにしてバランスとか言う言葉がでてくるとめんどくさいわ。んでもここが宗教だと一発解決するから楽しいです。神様がこういうからこれは正しい。とか自信を持って言えますからな。神様が頑張らなくていいと言ったからと言わば子供も納得する。いわば公理ですよ公理。神様の教えという定規があるから、これが正しい、これは正しくないなんて判断つけれる人もいらっしゃいますわ。して、僕の神様は……? いたっけ神様? 特に何を信ずるわけでもないっすからねー。これでは死んだらいいのか生きたらいいのか判断つきませぬぞ。これは困った。  一万歩譲って神様を探すとすれば、それは日頃お世話になっているお客様です! 仕事をくださり、僕たちを成長させてくれるお客様にどれほどの感謝をしてもしきれません! もう一度言います、お客様は神様です! とまあ、ブラック食品関係のみん就掲示板に書かれてそうなことも書きますけど、まあお客様は神様です。僕は神様から与えられた仕様書をもとに、設計だのプログラミングだのするのですが、考えてみればこの仕様書ってやつは教典のようなものよね。聖書ですよ。だので聖書に書かれていることに反するのは神様に反するも同義。仕様に応じられない、納期を守れないなどと言うのはメッカに向かって祈りながらBBQするようなもんですよ。これはいけない。神様の御心にそわなければ! がんばれがんばれ! 責任感を持て! 働け、俺! んでも? 別の神様であるイエス様などは許したまえと説いているし? 許されるんじゃねえかなあ休んでも。あ、許されない? そうですか。宗教戦争でもいたしますかお客様。 【ニコ動、実況してます。】
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【日記】梅茶漬けがうまい

 今日が終わりましたけど特に何もなかった。しいて言えば仕事があった。仕事しかなかった。もはや僕が見るこの世を端的に表すならば、会社があって僕がいる。という感じ。聞こえはいいね。3流コピーライターなどがいかにもどや顔でリクルートなどに載せてそうなフレーズではあるまいか。くそが。先に見えるは地獄道。会社があって僕がいる? 会社と僕しかいないのかい? もし世界が会社と僕しかいなかったら? 世界の人口が100人ならの亜種かなんか? 会社の床にキスして寝てろ。
 何かなかったかと再び鑑みれば、朝食べたお茶漬けがとてもおいしかった。梅茶漬け。乾燥した梅の果肉がお湯をかけてじっくりととけていく感じ。パリっとしたきざみ海苔が湯気でふやけてふにゃふにゃになっていくと同時にたちこめる塩味のきいた梅の香り。急いでそのまま口にかっこめば、やわらかい米たちがもぎゅもぎゅと舌の上で踊り、ときどきスッと鼻を通る梅の酸味が朝のねぼけた脳みそに心地いい打撃を与えてきた。至高の味。仕事に打ち込むと、たかが梅茶漬けにこんなに幸せにさせられるんデスネ!
 などと、あんたらはリクルートやみん就などに広告を載せたらよいんじゃなかろうか。OB訪問してきた「とりあえずSE」とかアホ面かましてる就活生に、「いやあ、梅茶漬けがおいしくてね」とトクトクと語ればいいんではないだろうか。いいね。夢と希望にあふれたふりをしている「とりあえず」の就活生たちに梅茶漬けのおいしさを伝えたい。「仕事のやりがいはなんですか?」と問われれば、梅茶漬けが美味しく食べられることと答え、「仕事をやっていて一番うれしかったことは何ですか?」と問われればお茶漬けの中で一番うまいのは梅茶漬けだということが分かったことと答える。だってさー、その質問って自分を安心させたいだけの質問じゃない? 意図がわかんねーよ意図が。そんなことよりみんな梅茶漬け食えよ。と叫びたい。企業展とかで会社の説明員になってそう叫びたい。みんな梅茶漬け食えよーうらー! パイプいすを振り回し、他社のチラシをびりびりにする俺。固まる就活生。ガードマンに取り押さえられる俺。目が点になっている就活生。口を手で抑えて震える女子学生。梅茶漬け梅茶漬け気狂いのように叫ぶ俺。こうして「とりあえず」就職しようとしている学生たちのために人柱になるのだ。とりあえずで就職したらこうなるぞ。梅茶漬けしか考えられなくなるぞ。それでもこっちの世界に来たいかい? 仕方ないねえ。コッチヘオイデ。
 ホラーである。会社とはある種、日常的にホラーの世界に迷い込んでいるようなものだ。いつメールボックスから貞子という名の仕事がでてくるかわからないし、電話をとれば呪怨の子供がクレームとなって化けて出る。俺はそれらの非日常的な化け物に対して、さながら着信アリの柴咲コウのごとく「やめてー!」とオフィスの真ん中で座り込み叫ぶことしかできない。そう、ホラー映画にはそうそうハッピーエンドは訪れない。
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【日記】アルパカ可愛い日記

アルパカぬいぐるみ
 朝。目を覚ますと彼女はすでに起きていて、忙しそうに化粧などをパタパタとしとても活動的でびびる。僕はと言うと、昨夜日記を書くために夜更かしをしていたため中々起きられず、ベットの中でウダウダしていた。……そわそわ。眠い。眠いがそわそわする。タバコです。タバコ吸いたい。眠いが朝一番の煙草を吸いたい衝動に襲われた僕はぐにゃりとベットから抜け出し、ベランダでウンコ座りしながら煙草を吸う。まずい。朝一番でたばこなんて吸ってうまいわけがない。でも吸う。あー。
 一通りタバコ臭いにおいをパジャマに付けた後、再び部屋に戻ってベットにイン。五分間隔でアラームを鳴らして浅い眠りを維持し惰眠をむさぼる。ぴぴぴぴ。もう五分。ぴぴぴぴ。もう五分。ぴぴぴぴ。もう五分。ぴぴぴムギュウ。彼女にアルパカのぬいぐるみを顔に押しつけられる。アルパカ可愛い。
 やむなく起きると、再びぬるりとした動作でベットから這い出る。お茶漬けが食いたい。昨日の夜から今日の朝はお茶漬けを食べると決めていた。あまりの眠さに「お茶漬けぇ。お茶ぁ漬け」とゾンビのようにうわごとをつぶやきながらウダウダしていると彼女がお湯とお茶漬けのもとを持ってきた。やべえ、これじゃ全然家事しない夫みたいなアレじゃないすか。なんかやらねばと思った僕は、ひとまず炊飯器から米をよそう。よそよそ。簡単なお仕事。これで「俺、家事とか全然やっちゃうタチなんだぜ」顔でズーンとしているんだから、彼女はさぞ鬱陶しかったことだろう。
 彼女と寮の前で別れ会社へ出社。朝からしこたま走ってこの世の終わりのような顔でタイムカードを切る。仕事か……適当にタスクを確認しつつ作業にとりかかる。全然眠くない。朝からお茶漬けを食べたことと、可愛いアルパカを押しつけられたのとで非常に気分がいい。快調に仕事をこなす。教育係の先輩に軽口をたたけるぐらいの調子の良さ。人見知りの僕が先輩とこんなに喋れるのはめずらしいことである。つっても大分先輩とは仲良くなってきたからねえ。会社にうまくなじめてきてる気がするわ。まあまだ一回も先輩と飲みに行ったことないけど。飲みに行く約束をした日は確実に原因不明の胃痛とかで有休をとる先輩だけど。仲良くなったわーほんと。うれしわー(白目)。
 夜10時に仕事を終え、同期のR君と退社。今日は燃えている。自炊とかもギャンギャンやっちゃえるテンション。R君と「今日の勝利条件は自炊して勉強することな」「一緒にパスタゆでようぜ」「やべー、今日完全勝利の予感だわー」などと寮の廊下をうるさくしつつ帰宅。パスタをゆでながら明日の朝ごはんの米を研ぐ。皿も洗う。あれ? 今日どうしちゃったんだろ? ついでにトイレ掃除も? あれれー、今日はなんかすごいんじゃなかろうか。すごくしっかりした人なんじゃなかろうか。悦に入りつつネコネコーと意味不明な歌を歌いながらパスタをゆでる。パスタできた。
 パスタと、R君が喜ぶかもしれんと思いザーサイを持ってR君の部屋に行く。R君、喜ぶかナ? あの人、中華系の料理ホントすきなんだよねー。などとルンルンでR君の部屋へ。ちなみにR君の彼女は僕とR君ができているんじゃないかと心配してるらしい。この前R君と僕がゲイだったという夢を見たとか言ってらした。何を言ってるんだか。まったく、もう。イヤな人。アノオンナサエイナケレバ。
 まあどうでもいいとして、R君チで飯を食った後は二人でひたすら基本情報の勉強にいそしんだ。お互いまったく違う部分を勉強しているのだが、いちいち二人とも独り言がうるさい。「へえー、こうやるんだ」「あーっときちゃったきちゃった全問正解」「稼働率がこれだからMTBFは~、あっとコレ正解しちゃったんじゃなかろうか」「あーーーっす、レコードのブロック化が~あーーーっす、すんごい」等など、とても真面目に勉強した。その勉強模様たるや進研ゼミのマンガとかでも十分流用可能な感じの雰囲気。進研ゼミ社会人講座がもしあれば、僕らをモデルにマンガを描くとよい。
 1時間きっちり勉強して帰宅。アルパカぬいぐるみがお出迎え。可愛い。いやあ、今日は良すぎた。これがリアの充ですよ。さんざん黒い感情を内に込めていた僕が、こんなに穏やかに日々を過ごせるなんてなんて幸せなんだろう。
 バカたれが。自分で自分を殴りたい。こんなんじゃなかったはずだ。何をのうのうと社会に飼われ牙を抜かれているのか。何を勤勉にがんばっているか。いやはや黒い感情はいつも持っておかねばならない。反社会的な精神はいつだっていいモノを生み出す。太宰治が「今日は銀座のカフェーでとってももてちゃってねえ」なんて馬鹿口開けて言っちゃうようなやつだったら人間失格は産まれなかった。麻薬。麻薬。女。と狂ったように不幸に向かっていったからこその失格だった。僕も失格しなければ。狂気をもっと。手始めにこのアルパカを殴るか。ぼっこぼこにするか。気持ち悪い顔しやがって。いいかげんにしろよ。僕は失格なんだぞ。よし。おら。死ね。つぶらな瞳。可愛い。あ。牙はとうになくなった。
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選挙など【日記】

 起床してみると10時半ぐらいになっていたので、遅刻をかましたと思いガバリと起き、あーうーやっちまったよー死ぬよー課長に怒られるよーなどと熊のように30秒ぐらいグルグル部屋を回ってたら今日が日曜であることに気づきホッと一息。しかし、ドラゴンボールを見逃していたことに気づきウギャーと一瞬叫ぶが、先々週にセル編で最終回だったことを思い出しホッと二息。なんでセル編でおわるんだよーとため息。平和な日曜である。
 昼から彼女が家に来て遊ぶことになっていたのだが、選挙に行ったり掃除をしたりしなければならなかったため昼からすぐに遊ぶのは無理と判断する。「寝坊したー」とメールを送信した。するとすぐに彼女から「寝坊したー二号」と返ってきたのでよっしゃゴロゴロできるぞと思う。向こうもたぶん思ってた。
 適当にひげをそり、飯も食わずに外へ出る。選挙だ。北海道の雪もようやく溶け春めいた風が心地いい。やべー野球したいと腕をぶんと振ってみるとビリリと肩に激痛が走る。昨日同期、後輩でノックをした後遺症がでている。歳が確実に体に来ている。いってえ。これ、歩くのもきついよ。歳をとるにつれて、人は健康の話しかしなくなるとどこかの本で読んだがまさにその通り。運動した次の日は必ず誰かに自分の筋肉痛がいかにひどいかというアピールをするようになった。もちろん、こうした日記でもアピールする。恐ろしい。老いた。
 足を引きずりながら選挙会場の小学校に到着。なんか若いカップルとかがやたら多い。ご高齢の方などは若者が選挙にぜんぜんいかないなんつって怒ってたりするけど、全然捨てたもんじゃないすね。若者も真剣である。そのうちCanCamとかで、彼氏と行きたいデートスポットとして選挙会場とか出るんじゃないですかね。「なんか日本の未来を彼氏と一緒に考えてるぞって雰囲気がいいんですよね☆ 23歳 事務職」とかそういうインタビューとかね。あるんじゃないかなあって思うほど若者がいたよ。まあそんなCanCam出たら僕は破りに回るけどね。
 まあ若者に対して理不尽な偏見を抱いて偉そうな態度をとっている昨日の野球の筋肉痛で歩行困難な高齢であるところの僕は、投票用紙を受け取ったものの全然誰に投票したらいいか分からない。札幌の候補者など全然知らない。すると実家の愛知県の候補者なら知っているかと言われれば知らない。なんかこう、自粛ムードとか、ほら、あったから。街頭演説もほとんどなければ、震災の影響でマスコミから情報がでてこないじゃないっすかー。とか心の中で周りの若者に言い訳しつつ、候補者の名前をじっと睨みつける。
 ……いい名前だなこの人。キャバクラで指名する時のノリでこの子にしよっかなーなどと鉛筆を走らせようとしてハッとする。いやいや無責任な。大学時代、「地元の人だから」という極めて微妙な理由で投票するご高齢の方などを馬鹿にしていたじゃないか。「名前がいいから」で投票などしたら、若者に馬鹿にされる。たぶんご高齢の方にも馬鹿にされる。いかんいかん、真剣に選ばねば。iPhoneを取り出し、ネットにイン。候補者の情報をー……とやろうとしたが、いいのかこの行為? 携帯とか出していいんすかね選挙会場って。分からない。なんかこういう公的な場で携帯出すのってかなりダメな気がする。ほら、誰が誰に投票したとかをカメラにとって云々とかいろいろ問題ありそうじゃない? うるさく言う人いそうじゃない。じゃあ詰んだわ。
 僕はすべての投票用紙を白紙にし、ばばんと投票。若者に、「白紙投票が何割かに達したら、その選挙無効になるんだぜ」と背中で言い訳し選挙会場を出る。つぎこそはちゃんと調べていく。つぎはがんばる。何に対してがんばる? 誰と戦っているの僕は? 分からないねえ。偉い先生方になんとかしてもらうしかないねえ。
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年末の実家日記

このブログは実況報告ブログではなく、日記や小説を綴るブログだということを思い出したので久しぶりに日記を書いてみます。
2010/12/30 名古屋 晴れときどき雪
 実家に帰ってきたというのに、まったくもってやることがない。ので、昨日の夜は、夢野久作の「少女地獄」ばかりを読んでいた。その後、携帯で2chまとめサイトなどをチェックしつつうとうとしたら、深夜3時になったので寝た。んで起きてみたら昼の2時になっていてふるえる。せっかくの年末休みに何をやってんだ俺。と自己嫌悪の後、失われた午前中を取り戻すべくガタンと扉を開け、意気揚々インターネットでもしようと廊下に足をつけたら、なんだかヌルリ。おわ、ワックス塗ってある。「ちょっと! ワックス塗ってるんだから部屋から出んとって!」という母親の怒声@居間。ははあ、大掃除ってやつですかな。居間にも台所にも行けない。
 しかし煙草を吸いたかったので、廊下に出た。廊下両端のヘリの5ミリぐらいの段差に足をかけながら、さながらSASUKEのステージ2、スパイダーウォークのように足をガバっと開いて居間へ向かう。廊下に足をつけたらサメに食われる。そんな小学生の帰り道的心境で、ずんずん居間へ向かう。腕が痛い。乳酸地獄にさらされる二の腕と太もも。気分はミスターサスケ。がんばれ勝巳、がんばれY平と自分を励ましながら進む。しかし、あっと言う目に乳酸値がマックスに達した僕は廊下に落下。べちゃり。も、ええわ。普通にベチャベチャ歩いた。だめだ。やっぱミスターサスケじゃダメだ。池谷弟とかにすればよかった。平然とワックス床を歩いていると、床をワックスでフキフキしてる母に出くわし、あんた何をやっとんの! と言われる。大掃除の日は何かと怒られてきた。25、社会人になっても怒られる。この調子でずっと怒られていきたい。
 母が働いている横で、父ととんねるずの野球版の再放送を観る。さすがに、久しぶりに実家に帰ってきた長男にまでも大掃除を強要する気はないらしい。なんかビールまで出てきた。ビールとせんべいをノドに流し込みながら、「こんなど真ん中なら誰でも打てる」なんつってあれこれ垂れつつ野球版を見る。母への多少の罪悪感から、たまに重い机とか、マッサージチェアを横に動かしたりして俺はやってますアピールを見せたおかげで、怒られることなくビールを飲み干せた。うまい。
 そんなこんなで、いつの間にか大掃除も終わり、夕飯の時間。夜から同級生とのみに行く約束があったのだが、いまだ連絡がないので普通に飯を食す。大吟醸が出てきた。黒毛和牛が出てきた。なんか小チャライテリーヌが出てきた。そして母親がつくったキンピラ。なんかこう、家庭の味と高級食材を散りばめた死角のない料理。故郷をなつかしむ長男の気持ちを配慮した待遇。この好待遇はたまらない。思わず会社を辞めて実家に帰りたくなったが、会社を辞めた俺には黒毛和牛はきっと出てこない。
 ゴチの佐々木希が異常に可愛かったので、久しぶりに元バイト先の新垣にメールしてみたくなった。新垣似新垣似と2年前の日記で騒いできた新垣だったが、こいつは新垣というより佐々木希に似ている気がした。なんとかノゾミソと飲むべくメールの文面を考える夜。いい年末だ。
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