DAIリスニング法

「動物園代浮きます。」
 
 などとインターンのキャッチコピー課題を適当に考えてみたり
 SPI、英語、プレゼン準備が一気に俺をたたみかけ、
 さらには月末に期末試験&期末レポートの山が、、、
 極めつけはウイイレ
 現実逃避力だけは
 負けねっぞ!

 と、どう考えても頭おかすぃ俺。
 さて今言ったように俺は中学レベル(本気で)の英語から
 脱却するべく英語を他のゼミ生プラスαで勉強している
 わけだが、その過程で最近
 重大なミスを犯している
 ことに気付いた。
 っていうか
 気付いてたけど現実から
 目を背けていた。

 (さすが現実逃避力高!)
 
 英語というのは今までの学校のテストのための勉強のように
 
 問題が解ければよいわけではないのは全国の大学生
 も充分承知のことだ。
 つまりリスニング力や実際にネイティブな能力が必要である。
 
 俺はそのリスニング対策として常に英語と触れ合ってやろうと
 
 ウォークマンを買おうとしたことがある。
 これはつい最近このブログを一緒にやってくれている
 
 Y平君も試みたことだ。
 (詳しくはY平のアクティブ日記参照)
 Y平君の場合購入したウォークマンが半端なく安く
 おかげで早送りはあるのに
 巻き戻しがない
という
 非常にギャグな、
 というか本人的にはギャグでは困るミスを
 犯してしまったようだ。
 俺はおそらくY平君以前にリスニングのウォークマンを
 探していたが俺にそんなミスはない。
 なぜなら
 
 高校時代にプライドの高い友人がCDウォークマンを購入し
 「いやぁ安かったよこれ。
 マジお得やった。」

 と俺に自慢げに見せてきた後に
 コードの途中のリモコンが付いてなく
 (当時でもほぼ全てにリモコンがついていた。)
 いちいちポケットやバッグから本体を出し操作しなければ
 ならないというダサい体験を目の当たりに
 したことがあったからだ。
 ちなみにCDウォークマンなので本体がでかく
 ほとんどCDラジカセを持ち歩くのと
 変わらない状態である。
 
 「リモコン付いてないとか
 意味なくねぇ?」

 とは約1万円出して購入したプライドの高い彼には
 とても言う気になれなかった。
 実際心の中では爆笑だったが俺は
 (俺が買うときはちゃんと確かめよう。)
 と自分への教訓にすることにとどめた。
 さてその教訓をもとウォークマンを購入しに
 
 電気屋に土足で踏み入った。(みんな土足か)
 
 普段の学生生活でも学校帰り無駄に電気屋に行く俺は
  
 常連パワー全開でポータブルプレイヤーが置いてある
 コーナーに真っ直ぐに突き進む。
 さすが競争の激しい家電量販店。
 品揃えが違う。
 怪しいメーカーの超低価格なウォークマンもあれば
 CDプレイヤー、MDプレイヤー、
 今をときめくMP3プレイヤー、
 アイポッド!!(ちと高い。)
 アイポッドミニ!!
 (今は持ち合わせがないし俺の目的はCDウォークマン)
 さらには
 
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 アイポッドシャッフル!!
 ほぼ1万円!!
 予算を1万以内と考えていた俺にとってこれは少し
 雑費を我慢すれば買える額。
 CDウォークマンという時代から遅れたものを持ち歩く
 よりは今をときめきまくるアイポッドシャッフルを
 スタイリッシュに持ちあるく方がもし教室などに忘れても
 「いやぁ、どこかに
 俺のアイポッドシャッホウを
忘れちゃったよ。」

 と無駄に自慢できる。
 しかもシャッフルではなくシャッホウと言うことで
 長いこと使いこなしてる感を出せる。
 こんなことを店頭で想像しニヤついていた俺は
 もう何の迷いもなくその白く輝く物体を手にしていた。
 
 店員さんを呼び
 「シャッホウって他の色ありますか?」
 
 などと1色しかないのを知らないド素人さをさらけ出す
 という恥はかいたものの無事に流行についていけたと
 
 心はもうネイティブ。
 ネイティブアメリカン!!
 
 ウキウキで在庫を出してもらい
 
 約1万円でシャッホウを手にする。
 
 持ち帰ったあとマニュアルを見ながら
 アイチューンをインストールし自分の持っている音楽
 英語教材をシャッホウに入れていく。
 
 さすがにシャッホウ。勝手に入れてくれる。
 で、全ての転送が終わり次の日の使用を楽しみに就寝。
 次の日、俺は充電マックスのシャッホウをバッグに入れ
 登校する。
 駐車場から教室まで3分ほど歩く。
 (今だ!今こそ流行アイテムを使う時だ!)
 使い慣れた感じで耳にイヤホンをはめ、
 本体のスイッチを入れる。
 そして流れてくるのは
 「トゥットゥルルル♪トゥルトゥル♪」
 英語CDの最初のイントロトラックが流れてくる。
 こんなの聞いていたらそれだけで教室についてしまうので
 とばす。
 
 飛ばすと次は
 「君は~く~る~だろうか~♪」
 とサスケの青いベンチが流れる。
 おっと音楽方面に行ってしまった。
 逆方向に進めてしまったようだ。
 気を取り直してさっきとはに進めてみる。
 「ナンバーゥワン!ニュゥーワーズ!」
 
 きたぁぁぁ!!
 これぞ俺の求めていたアメリカンへの道スタイル!
 俺は意気揚々と教室へ向かう。
 一つ目のトラックが終わり次にうつる。
 
 シャッホウはディスプレイがないから
 次に何がくるか分からないのが魅力だよねぇ。
 でも英語の勉強するときは順番にしないと
 レベル別だからなぁ。
 
 さて次の英語は何かなぁ♪ワクワク♪
 「トゥットゥルルル♪トゥルトゥル♪」
 
 ん?、、
 これさっきのイントロじゃん。
 あ、
 これ1つ目から逆方向に進めれば英語が聞けるんだ。
 じゃぁ再生方向を逆にと、、、
 ん?、、
 んぁ?、、、、
 リバース機能
 なーーーーーーーい!!

 これは困った。
 リバース機能がない。
 これでは一回一回リモコンで逆に進めなければならない
 実にめんどい。
 そんなことしてたらスタイリッシュどころではなくなる。
 これは完全にミス!!
 しかもディスプレイがないので
 今どのレベルの何番目のトラックを
聞いているのかわからない。

 これはすごく困る。
 苦手なところを重点的に聞くための頭だしに時間がかかる。
 っていうか
全曲聴いて探さなければならない。
 ありえない。
 巻き戻しとかリモコンが付いてないとかじゃなく
 この本体自体が
 リスニングに向いていない。

 リスニングのために購入し
 音楽なんて付加価値に過ぎないのに
 
 これでは完全に見た目だけ。
 しかし買ってしまったものは仕方ない。
 どうにかいい利用法を見出さなくては。
 シャッホウはシャッフルできることが強み。
 次に何がくるか分からないのが魅力。
 もうレベル別なんか無視し、
 そこを活かして流れてきたものの意味を把握できるように
 すればすごくレベルの高いリスニング効果が得られるのでは
 ないかと考えた。
 我ながら素晴らしくポジティブ&ナイスアイディア☆
 
 再びDAIリスニング法で勉強をするため
 シャッホウをシャッフルモードに変え再生。
 まずは一つ目のリスニングを聞き流す。
 最初はやはり難しく感じる。
 ネイティブはやはり早い。
 次に少し長めの英語が流れてくる。
 ここまで聞き取れればいいよなぁと将来の自分を創造し
 気持ちを高める。
 (よおし、次は絶対聞き取ってやるぜ!)
 「トゥルルル♪トゥルルル♪」
 ん?、、
「かみ~のけ~をそよ風に~
 なび~かせ~てさわやかに~♪」

 こ、、
 こ、、、
 コレは!!!
 「だけど~
 青のり前歯につい~てる~よ♪
 さっき食べたおこのみや~きの…
 とってくれよ~♪」

 青のりだぁぁぁぁ!!!!
 ブリーフ&トランクスの永遠の名歌
 「青のり」が英語のリスニングの間に流れてきたぁぁ!!
 もう俺この時点でこの日のリスニングあきらめました。
 確かに早くてネイティブ並になめらかにしゃべらないと
 「青のり」の歌詞も聞き取りにくいが
 勉強にならーん!!!
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 森崎君だからダメなように
 シャッフルだから
 次何が来るかわからーん!!

 その日の授業時間ずっと俺の頭に
 「青のり」が流れ続けていたことは言うまでもない。
 哀れな俺に慈悲深い1票をいただくと
 DAI&ぶんぶん&Y平の3人はリスニングを頑張れます。



 
 ブリーフ&トランクスの「青のり」という曲を
 聴いたことがない方、、、非常に勇気のいることかと
 思いますがレンタルで聞いていただけたら俺の悲劇が
 わかっていただけると思いやす!
 ただ、店員に退かれる可能性がありますが、、

先行上映編。

えー、Y平さんの「バカマラソン」三編作が公開されて
完結した。
この後の僕の投稿はかなりプレッシャーだ。
でも、頑張ってみようと思う。
金曜、土曜と僕は六時前からバイトだった。
分からない人のために一応説明。
僕はとある映画館のフードコート(食べ物売り場)で
せっせと汗をかきながら働いているのである。
(揚げ物のときとかマジで暑い。)
金曜日は7月1日。
映画館で1日という日は日ごろの感謝の気持ちを込めて
全作品がなんと1000円で鑑賞できるという
映画を観る側にとっては貴重な日だ。
しかもこの日は金曜日。
つまり、平日の1日とかならみんな仕事やら学校やらで
観に来ても夕方とか夜に客足が傾くが、
なんせ金曜。
めちゃくちゃ人が多い。
もうある意味 「13日の金曜日」 だ。
あー、やだな~。しかも学校から帰ってから
まだ30分くらいしかたってないのにバイトなんて。
「あぁ。」
でも仕事放棄なんてできやしない。
やるしかない。
ないない。
水曜日に上映開始された「宇宙戦争」も
もちろん1000円で鑑賞できるとあって
かなりの人がこれ目当てで来ていた。
準備をいつもよりもガンガンして、
いざ、上映開始!!
「ごはあっ!!超忙しい。」
もう客なんてみんな同じに見えてきた。
しかも家族連れの客なんか一人一人が食べたいもの
買うもんだから4000円とか合計がなってるのもいた。
僕はこんな客にいつも思うが、
「映画代より高いやん。」
そう思えて仕方がない。
まあ、僕らの収入に変わると考えれば
ありがたいのだが。
こんなことを忙しいときに考えていたときのこと。
なにやら以前のようにチケット売り場のあたりが
騒がしい。
この話については「先々行上映編」を見てください。
「また、奴が来たのか??」
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と、他のバイトの人と話していた。
すると今回は何やら白っぽい格好のやつがいた。
彼は手にライフルのようなデカめの銃を装備してウロウロ
と付き人(なんかの担当者かな)とお客にちょっかい
をかけていた。
たしか、
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↑こんなやつ。
僕はSWに詳しくないので名前がわかんなかったが
検索してようやく分かった。
「ストーム・トローパー」というようだ。
(こんなベタなキャラの名前も分からんのかと、
SW好きな人からは言われそうだが仕方ない。
だってほんと知らないんだもん。)
トローパーと付き人はなにやらうちの事務所の人と
知り合いらしくなにやら話をしていた。
もちろん僕らは忙しい。
すると話が終わったようで、事務所の人が
トローパーと一緒にこっちに来るではないか!
注文で並んでいるお客のストレスを和らげるために
彼を起用したのだ。
こちらとしても機嫌の悪い客相手よりも
少し映画の世界に来たような気分に
浸っている客を相手にするほうがいい。
この企画には賛成だった。
しかし、その後のこと。
なんとトローパー君が僕らの聖域(レジ側)にまで
入ってきちゃったのだ。
「君、状況は読めてるのかい?メッチャ忙しいんだよ。
しかも全身変装だから僕らも移動しにくいんだよね。」
なんか作ったドリンクなどを一度トローパー君に
渡してそれをお客に渡すということがしたいらしい。
これも並んで待っていた客のメンタル面を考慮しての
パフォーマンスなんだろうけどさ、
「はっきりいって効率悪すぎ。」
もう軽い苛立ちさえ僕にはあったよ。
(ちなみに他のバイトの人も同じ気持ちだったらしい。)
しばらくすると、「ここはもういいや!」的な
感じでほかのところへと行って
来客たちのカメラフラッシュ
を浴びていた。
そうしてようやくひと段落着いたときのこと。
さっきのトローパー君がなにやらこっちに向かってきた。
しかも何かを伝えたいらしくジェスチャーをしていた。
どうやら設定上口でしゃべらないらしい。
唯一口を開くのは付き人だけな感じ。
そして、そのジェスチャーは
「何か書くものありませんか?」と、
僕らには伝わった。
(初対面の人と伝言ゲーム成立。)
ペンと紙を渡すと何やら英語でスラスラと書き出した。
当時の実際書いたメッセージがこれだ。
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Can I have water please!」
かなり水分補給したいようだ。
ぼくは急いでwaterを用意してその人にパス。
彼はマスクをほんの少しずらしてそのwaterを
グビリ、グビリとあっという間に飲み干した。
(確かに全身衣装に包まれてるから汗とかで
水分減っちゃうもんね。)
ココで気づいたが、トローパーのなかの人は
外国人のようだ。
さっきの流暢なペンさばきでのメッセージ、
そして、ハリウッド級の肝っ玉の持ち主であることから
そう理解できた。
彼はその後も記念撮影やらうろちょろして知らない間に
家路へと帰ってしまった。
僕らも彼には少しながら忙しいときの疲れを
忘れていたと思う。
「ありがとう、ジョンソン。
 
       いやいや、トローパー君。」
そして、土曜日。
この日こそSWにはもってこいの日だ。
なぜなら、SWEⅢの先行上映の日だったからだ。
と考えると、トローパー君一日登場するの早まったか?
と思いつつ彼はこの日も登場した。
さすがに昨日の疲れがまだあるのだろうか
あまりお客と絡もうとしていない様子。
僕らのフードコートの近辺なんか近寄らなくなっていた。
「昨日の僕らの忙しさで申し訳なくなったのかな。」
と、解釈できた。
僕は、二編作品に仕上げてみました。
感想お願いします!
ココをポチリーノしてくれると
少しだけSWが好きになるかも・・・


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みんなの夢を壊すなー!