俺が妻に怪訝な顔をされながらも金魚に話しかける3つの理由

 最近金魚に「おはよう」「元気?」「ごはんあげるよー」等々色々話しかけるようにしている。それを観て俺の妻は怪訝な顔をするのであるが、何を隠そうこの話しかけ症候群は金魚本の成果である。そう症状ではなく結果をともなう成果。
 
 ↑の書籍にも書いてあることだが、金魚に話しかけると良い理由が3つある。
・金魚の体調を気にする習慣ができる
・金魚がなつく
・金魚に愛着がわき、世話の障壁が低くなる
 実際、こうして金魚に話しかけることで金魚の微妙な体調の変化に目がいくようになった。糞の状態から金魚の状態を見たり、動きから水質が悪化してないかなどの手がかりを得られる。週一と機械的に決めて行っていた水換えも、金魚がちょっと元気無いなと思ったらすぐにやるようになった。おかげで最近の金魚は元気そのもの。
 ただ一番重要なのが3つめの愛着がわくことだと思う。気色悪い話しかけなど行わずに、最初からそういう風に世話をしておけばいいじゃないと小意地悪なあなたは言うけれど、そうじゃない。話しかけ→体調チェック→世話をするという流れなのである。人間なにもせずに体調チェックからできるわけじゃない。いきなり世話やけるのは菩薩か何かだ。愛着が沸いてない金魚だったら世話をするのは苦痛でしょそりゃ。まずは話しかけで愛着をつけるのが世話をするための最初のジャスティス。なので金魚でも何でもペット飼ってる人はまずはペットにしゃべりかけるところから始めるといい。川島なおみみたいに。「金魚ちゃーん、ママだよー」なんつって。別にバカにしてないよ。
Y「まだらちゃーん、ごはんあげるよー。取りにきてー。ほらほらー」
妻「……(川島なおみみたいだな)」

何でも横文字にする風潮

 世の中なぞの横文字に浸食を受けていると感じる。
 というのもある日。札幌のロフトを歩いていると腕時計に下記のようなポップが。
「リストウォッチ ○○円!」
 また、最近はニット帽のことを「ニットワッチ」と呼んでいるらしい。
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↑ニットワッチ様のご尊顔 ©HUMAN and THINGS
 そして極めつけ。妻と一緒にテレビを見てたら、お昼のバラエティ番組(バイキング的なやつ)でまたまた謎の横文字。パンをソースにつけて食べるレポートシーンで下記のアナウンス。
「このブレッドをソースにディップして食べると絶品!」
 ゴミくずめ。なんでもかんでも。世の中謎の横文字にあふれてて、なんかむかつくのです。おそらく電通方面から出ているこの文言を考える人々の頭からブレインを引っこ抜いてブラッドの池にディップしたいと思うのは俺だけか。

歌詞が思い出せない結果

 最近妖怪ウォッチのアニメにハマっている僕と妻。
Y「ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデルようかい出るけん出られんけん」
妻「ローイレローイレ仲間にローイレ」
……中略
Y「今日は朝かーら寝坊したー……」
妻「えーっと……」
Y「おひるまえーには起きたのにー」
妻「普通だ」

介護のためブログ休みます。

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 去年の9月からできるだけ毎日更新しようとしてた。誰にも言ってないけどほぼ毎日更新しようと心の中では思ってた。やる気はあった。
 しかるに。現状ブログを2日間更新しておらぬ。しかし「こんなにブログを休んでしまい申し訳」云々みたいなのは聞きたくない。君たちの耳を塞ぐ音が俺には聴こえます。そんなことより本題に行きなさいと。
 まあ聞け。我が愛しの金魚が病気にかかったといった。今は毎日塩水につけこんですっかり元気です。元気なのはいいこと。しかしだ。塩水って毎日交換しなけりゃならないのです。汚くなるのが早いから。へえ、毎日交換するんだと口にするのは簡単。しかし毎日交換する辛さ。もはや介護レベル。
 手順としては複雑を極める。まずは塩水からポンプとヒーターを出して水洗い。その次に半量の塩水を別水槽に移す。ついでに金魚を捕まえて別水槽に移す。塩水の入ってた水槽を水洗いする。その後新しい水を水槽に入れる。ヒーターを入れて加温し、塩を濃度0.5%になるように測りではかって入れてその後、バカ。
 手順多すぎるでしょ。ちょっとしたバイト。この間にブログ書けるわ。ちなみにこれで半分くらい。この後水温が24℃になるまで待ったりする。それが超めんどい。あと金魚が逃げる。別水槽に移すためにビーカーですくおうとすると「何するの!?」って感じで逃げる。悲愴的に逃げる。あまりに怖がるのですげえ悪い事してる気分になる。
 うんとこうんとこ。仕事から帰ってきたら風呂場で水槽を洗う日々。金魚にはすっかりビーカーで自分をさらって行く人として認知され近づくと怖がられてしまう。ズキリ。心が痛む。でも塩水かえなきゃ死んじゃうからね。嫌がる筋合いないからね、金魚くんマジで。しかし金魚はあまりストレスを与えると弱るとか言うじゃない? だからすっごい優しく、優しくあつかってんの。金魚にまで気を使うの俺。何してる。金魚はストレスで弱るし体調を崩すかもしれないけれど、俺だってメンヘラってるからな今。病院行ってんぞ。お薬飲んでるぞ。金魚が死ぬのが先か、俺が発狂してネグレクトするのが先か。どちらが先か。必見です!
 ということで金魚の介護に忙しくてあまりブログを更新する時間がないって話です。申し訳ありません。でも今更新してるからね。たぶん嘘だよ。言い訳だよ。

ジム de AV男優

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 2ヶ月ぐらいジムに通ってる。昨日も西区体育館に行ってきた。
 区営だけあって一回390円、回数券だと6回1950円という破格の安さである。以前も僕は私営のジムに通ってた事があるが、そのときは1ヶ月8400円。しかもジムに行くのは3ヶ月に1回ほどで、もはや通ってたとは言えないし、完全にお金をドブに捨てていた。
 でもでも、390円なら変なプレッシャーもなくのびのび出来る。その安さ故、おじいちゃんやら学生やらが来てノンビリ汗を流す。いい空間である。
 今日ものんびりバンプアップ。ジム効果のせいか、最近にわかに体がでかくなってきた。腹筋も割れてるし。腹筋割れてるプログラマーってかっこよくない? 自己陶酔。今日もムキムキ腹筋やって妻に腹筋自慢するんだ。っつって、マシンでガションガションやる。ふう。いい汗かいてるわ。
 「あーっす、あー……すあーーーっす!」
 僕やおじいちゃんがのんびり筋トレをしていると、突如響き渡るAV男優みたいな声。なんぞと思って見回すといかにもなガチンコおじさんが筋トレをしている。
 「すーあーーーっす! あああぁーー……っす!」
 いつもならよぼよぼのじいちゃんばあちゃんが、平和に筋トレしているのがこのジムの日常である。が、今日はガチ勢が来ている模様。ガチ勢は汗をダラダラ、僕の2倍くらいのウェイトで必死に筋トレにはげんでいる。
 悪くない。別に悪くないのよガチ勢は。でもその大声やめてもらいたい。なんで区営のこんなショボイジムに来ているのか。コナミスポーツとか行きなさいよアンタ。
 「あああああああああああーーーん! んーああーーーっんっっすっす!」
 逝ったんじゃないかと思うほどの絶叫をひびかせるガチ勢。その傍らでは綺麗なねーちゃんが冷ややかな目線をあびせている。どうやらガチ勢の彼女らしい。レッグプレスを終えた後、ガチは彼女の元に戻り、手取り足取り、正しい腹筋の仕方などを教えていた。そのときのねーちゃんの目。テンションの高い中山キンニクンにドン引きする客みたいな目をしていた。
 まあガチは放っておいて、僕は僕のペースで筋トレするのみである。ベンチプレスをもくもくと続けていると、横に誰かの気配。誰? と思って見上げるとさきほどのガチおじさんだった。
 「君、ベンチの高さは大丈夫?」
 どうやらベンチプレスのグリップの高さを気にしているらしい。あ、いや、全然大丈夫っす。僕はガチおじさんに愛想笑いを返すと再びベンチプレスを開始する。
 「いよーーっし、いい力強さだ!」
 ガチおじさん、僕の筋トレを見ながら満面の笑み。いや、え? 何この人?
 「高さ、大丈夫だった? ちょっと高めだったんじゃない?」
 ベンチプレスを終えた僕に話しかけてくるガチ。はあ、そういえば気持ち高かったかもしれない。僕はマシンに近づきガチに向かって「これどうやって高さ変えるんですか?」と愛想質問をしてみる。するとガチ、マシンに近づく僕を静止し
 「あー、駄目駄目! ちょっとインターバルおきなさい! いっぺんにやっちゃ駄目!」
 と注意してくる。いや、えっと、グリップの高さの変え方を……はい。
 その後、筋トレ中、度々ガチおじさんは僕に話しかけてきた。「スポーツはやっているのか?」とか「いつもウェイトはどのくらいか?」とか「呼吸がだいじなんだ。すーっはーっつって」とか。ガチはものすごい笑顔で腰に手を当てながら僕に話しかけてくる。いや、いいんだよ。でも僕は誰にも干渉されずに筋トレしたい。黙って筋トレして黙って帰りたい。
 ガチに話しかけられながら一通り筋トレを終えた僕はジムを後にする。背後に
 「あーーっす!!!! んなーあーあああっす!!」
 というチョコボール向井みたいな声が響く。いやだ。来週もこの人に会ったらどうしようと思うと2ヶ月続いているジム通いが途絶える危機感がわいてきた。