茶太郎のケージ掃除、パワプロなど

 朝、珍しく早く起きてパンとコーヒーなど。優雅である。ゴールデンウィーク初日から幸先良い。そして今日は中島公園のフリマに行くぞうと息巻いていたところあいにくの雨。なんか北海道雪降ったみたいよ。外に出たら5度だった。5月で5度。気が滅入る。
 妻がいろいろ尻を叩いてくれて茶太郎のケージ掃除に取り掛かる。茶太郎をサークルの中に押し込めケージを分解して風呂場でぬるま湯で磨く。がごめ昆布みたいな毛だまりがあってやはり掃除は正解だった。汚いわ。入念にスポンジで磨いておいた。
 茶太郎にケージを返すもすげえ不満そう。自分の匂いがなくなったためイラついているんだと思う。ウサギは自分の匂いのしないところは怖くて仕方ないのです。なので狭いケージの中だけで飼ってるとかわいそうなどという声はお門違い。いくら広くしたって匂いが付いてないとウサギさんにとってはストレスになるだけ。
 夕方からはパワプロパワプロパワプロ。パワフェスという今までのサクセスキャラが大集結する大会がすげえ面白い。とともに2014とは微妙に打撃の感覚が違っていることに気づく。ちょっと上から叩くとよくボールが飛ぶ。下を叩くとポップフライになってアウトになる。ほう。
 ダラダラしていたらこんな時間。やはり雨が出鼻をくじいてきた。フリマで体重計とか子供服とか買おうと思ったのに。残念。明日は病院と映画の予定。早起きするべ。

パワプロ2016は野球経験者歓喜の名作か? なりきりモードが完全に素人を置いていく最高のモードになっている件

 パワプロ2016を買いました。前作パワプロ2014から間が空くこと2年。2015は出ないのかー! とある筋では非常に盛り上がってたところようやく新作2016が出ました。最高です。待ってたほい!
 で、今回もサクセスを始め、栄冠ナインやオンライン対戦、新球種開発など様々なモードがあるんですが、今回僕が一番注目していたのが「なりきりプレイ」というモード。
narikiri.jpg
 これはマイライフでなりきりプレイ中の画像。はい、セカンドを守っています。守備機会が回ってきそうな場面だけ守備視点からプレイできるというもの。これがなかなかにマニアックで、ただ球を取るだけならまだなんとかなるのですが、ベースカバーもしなきゃならないという完全に素人お断りの一品。例えばバッターがピッチャーとファーストの間にバントしようものなら、空いた1塁に向かって全力でベースカバーをしに行かなければならないという。いや、本物の野球ですやん。それ。ってなもんでかなり面白いです。
 ただまあこれをずっとやってると少しテンポが悪い上に何より疲れるので、大一番の試合やら、ここは見所だぞうという試合の時だけなりきりプレイにするのがいいと思います。ちなみにピッチャーが燃えに燃えるとすごくやるせない気分になります。1野手の力じゃどうにもならない時というのがあって、それがリアル野球のように伝わってきて切ないです。
 動画も撮ってみました。


 常にアウトカウントとランナーを見て、ボールが来たら次にどこに投げるか、ベースカバーをどうするか考えながらプレイしなければならないので、ほぼほぼリアル野球の守備と同じ気持ちになります。ちなみに当方中学からずっと外野なのでセカンドの守備とかパワプロでも地獄でした。これ、中学野球とかで教材として機能するのでは? と思いましたね。パワプロファンだけでなく野球関係者必見です。
 こんなリアルに近づけてくるなんて本当にコナミはキチガイです。最高の野球キチガイです。

日ハム戦の岩本さんの解説が面白すぎる件

 最近日ハムの試合を見るのが楽しみだ。野球の試合がというより解説の岩本勉の話が面白すぎる。
 というのもとにかくはしゃぐ。選手が打てば雄叫びをあげ、ピッチャーがまずいことをやれば本気になって怒る。まだ野球に対して言及している時はいい方で、すごい時は全く野球と関係ない話をする。そういうのが嫌いな人も一定数いると思うのだけれど、僕は大好きである。なんか安酒を飲みながら岩ちゃんの解説を聴いていると、場末の居酒屋でうるさい野球親父と共にナイターを見ている気持ちになる。ヤジを飛ばし、あってんだか間違ってんだか分からない野球論を大声で語る。これって昭和の古き良き時代の野球ファンそのもので、なんかこう岩ちゃんのとんでも解説を聴いているととても和むのである。ああ、野球っていいなあと思うのである。
 先日もこんな解説があった。日ハムの松本が内野安打で一塁に出た後、執拗な偽装盗塁(盗塁するフリ)を行った際、楽天のピッチャー塩見がそれをとても嫌がり、集中力を欠いたのか牽制で悪送球を行い、ランナーの松本を3塁まで進めてしまった。ちょうど岩ちゃんと一緒にW解説をやっていた岩村さんがそれについて
岩村「松本の偽装盗塁が効きましたね。僕も現役時代、一回わざと牽制に引っかかるフリをしましたね。一回牽制死すれすれのリードをしておくと、あ、こいつ盗塁するなってピッチャーの集中力を削ぐことができるんですよ。松本も先ほど牽制で危ない場面がありましたよね。あれきっとわざとですよ。それによって塩見の集中がバッターからランナーに移りましたよね。いいプレーですよ松本」
実況「はあー、そんなことも考えているんですね」
そこでバッターの田中賢介を応援する女子高生がテレビに映る。
岩ちゃん「JKですよJK。いやあー賢介愛されてるなあー!」
実況「JKですか(笑)」
岩ちゃん「最近覚えたんですよ、JK! JK!」
 岩村との解説の着眼点の違いときたらない。こういうのがかなり好きで最近岩ちゃんの日ハム戦が楽しみで仕方ないのだが、そんな折、ネットサーフィンしてたらこんなYahoo知恵袋の質問があった。
岩本勉の非常にうるさい解説に本当に困ってます

北海道ローカルの野球中継での岩本勉のうるささから逃げる為に、今は毎月、チャンネル使用料は掛かるけど、CS(スカパー)を契約して、それで自分の好きな球団(オリックス)の試合を毎日見ていますが、オリックスが札幌に遠征して、日本ハムの主催試合になると、必ずCSの中継でも、うるさい岩本勉が出てくるので、個人的には長年に亘って、岩本勉のうるささに耐えて来ただけに、精神的にかなり追い込まれてます。

岩ちゃんの解説が嫌だからスカパー契約したって。この嫌われようも俺にとってはツボなのです。日ハム戦を見るときはこのようにうるさい岩ちゃんの解説にも注目してみてください。
(とはいえ、結構いいことも言うので解説者としてはかなり優秀だと僕は思いますがね)

小説&シナリオ公開中、あとシナリオについて

 地味に下記から小説&シナリオ公開中です。ぜひ見て、そして良かったら☆つけてつかーさい。
マリモの人形劇』(シナリオ形式)
『上からカラス』(小説)
『右手が恋人』(小説)
 こんなかではやはり上からカラスが狂気じみていて好き。逆にマリモの人形劇は爽やか過ぎて我ながららしくない。ひねりもないしね。右手が恋人はタイトル通り冗談みたいなもん。
 さてシナリオ形式というと馴染みがないと思うけど、僕も数年前までは全然馴染みがなかった。ひょんなことからシナリオの専門学校に通った時期があってそこで教えてもらったのがシナリオ形式の書き方。まあ平たく言うと脚本ですな。アニメとかドラマとか小説に比べ結構出せる先が広がるので良い。
 シナリオの難しくも楽しいところは心情は直接的にセリフで表現できないところ。例えば主人公が悔しい思いをする場面があったとすると、小説であれば「その時〇〇は地獄の業火もたるやというほど悔しい思いをした」とかダメなラノベみたいなペラい修飾をつけつつ書けばいいわけだがシナリオだとそうは行かない。モノローグで「悔しい!」とか叫ばせれば簡単だがそれは下策の下策で。例えば唇をかませて口から血を流させたり、拳を握らせてみたり。心情を述べるのではなく行動で心情を表現する。天気で表現するなんていう手法もある。「悔しい!」と直接喋らせられないが故に表現を考えるのがとても面白くて、なんか映画的でカッコ良い。なのでシナリオ書くのも結構好きです。

家入さんの「我が逃走」を読む、そして半徹

 昨夜寝る前にひょんなところからペパボ創業者の家入さんの著書「我が逃走」を読んだ。

いろんなものを手に入れて、そして失った。
数十億の残高はゼロになった。
友人だったはずの人たちは口々にこう言い始めた。
「家入はもう終わった」

 社長として大事なことは〜、みたいなことがユニークな感じで書いてあると思いきや、もはやドラマだった。壮絶な成功と転落劇で、出てくる人たちのキャラが皆素敵で立っててまるで小説のような面白さがあった。いわゆるハウツー本では全然なく、あくまでマインドを磨く本だと思うけどなかなかにオススメ。家入さんはマグロのような男だ。止まると死ぬんだ。IT業界で挑戦し続けることはこういうことかと同じIT業界に働く者としてハッとした。俺はぬるま湯に浸かってる。もっと飛び込まねば。
 面白すぎて半徹夜で月曜日。アホか。家入さんの生活は不摂生だったけど、そういうところは学ばなくていいのにこの体たらく。眠い目こすりながら今日も今日とてRTOS。何も進まなかった。プログラミングは何も進まない日があると絶望する。昔はもっと絶望していた。うわーできねー、死ぬ。これは死ぬ。ぐらい思ってた。だから精神的に病んでたんだと思う。プログラムがうまく動かないぐらいで死なない。適当に誰かに頼ることも肝要だと最近では思うようになってきた。まあ死ぬと思ってた時は頼る人すらいなかった人員構成だったが。まあ今は違う。
 プログラミングがうまくいかないので、隙間で某メディアの人とチャットで打ち合わせ(?)。なんかあっさりまとまった。これであとは書くだけだ。やんぬるかなここでもAndroidプログラミングをやる必要があるのだが、RTOSよりはマシ。ググりゃ出てくるもん。ググっても出てこない時代の家入さんはどうやってサーバー構築してたんだ? やっぱり家入さんはすごいですよ。