教育出張でまさかの白石康次郎さんの講演を聴く

 教育出張を嬉々として行ける人の気が知れない。いや、そんな人はいないとさえ思っている。それほど会社が用意する教育と、社員が受けたいと思っている教育のギャップは激しい。毒にも薬にもならない清廉すぎてゴミみたいなマインドを叩き込まれるだけの教育なんて受けても無駄。なので今回の教育出張もすげえ気が乗らなかった。札幌くんだりからいちいち関東まで来てやるほどの教育じゃない。金の無駄と思っていた。
 しかるに今回の教育。なんと高名な海洋冒険家の白石康次郎さんの講演があった。26歳で世界最年少無寄港ヨットで世界一周かましたソウルフルな人である。ゴミ真面目なうちの会社が呼ぶとは思えないナイス人選。
 金もない時代からヨットを自作し、世界一周までした。現在は有名なヨットレースに出場したり講演をしたりして生活してるみたい。メディアでは黄金伝説の芸能人無人島サバイバルなんちゃらとかなんとかのときに、審査員として出てたりする。
 かっこよかったね。夢を叶えるためにはっていうテーマで講演してた。好きを仕事にしてる感じが良い。「好きでやってる人は強い、夢中でやってる人はもっと強い」みたいなことを言ってた。やらされ仕事が大半の一会社員には刺さる言葉である。
 「夢を叶えるために会社やめます」って言う人が出るんじゃないかとヒヤヒヤした。そんぐらい良かった。しかしやらされ仕事を量産するうちの会社的にはどうなんだろうと思った。みんな夢に向かって会社辞めたら受けるのにプププゲラ。
 まあこんな斜に構えた事言ってるけど元気は出たね。

出張&武蔵新城の銭湯

 教育出張で川崎にいる。定時後札幌から4時間かけての強行軍。いつもながら超めんどい。
 ただめんどいながらも今回は目的がある。ためになる教育? そんなもの入社して一度もなかったわ。決まってるだろ。銭湯だよ銭湯。
 銭湯神ヨッピーが語る!見ると銭湯に行きたくなる最高の入浴法
 銭湯神ヨッピーさんによる銭湯の楽しみ方を読んでからと言うものの、銭湯やら温泉やらが大好きで仕方ないのである。特に交互浴。あれがいい。サウナや湯船に入った後、すぐさま水風呂にIN。これを3セット繰り返す。血行促進&交感神経と副交感神経の刺激により体すっきり睡眠ばっちりってなもんである。これを読んでる人は僕の日記なんて忘れて交互浴だけでも試してほしい。
 ということで、神奈川県は武蔵新城へ。武蔵新城駅からすぐ近くのバーデンプレイスにやってきました。
 場末の銭湯っぽい。周辺住民が足しげく通っている風情。こじんまりしたジェットバス&バブル風呂&ぬるめの露天で非常によかった。ただサウナが有料のせいで人がほとんど入っておらず、サウナ入ったらすげえ乾燥してて萎えた。やっぱサウナは人の湿気でむせ返るぐらいがちょうどいい。
 地味によかったのが風呂から出た後のまったり空間。受付の前のソファで怒り新党見ながらアクエリアス飲むのが完全に最高だった。交互浴の効果で頭もすっきり体もぽかぽか。はす向かいのソファでは近所の親父がスポーツ新聞読みながらまったりしている。時間がゆっくり流れる昔懐かしい良い雰囲気だった。
 というわけで銭湯最高! 最高なんだけど今ホテル取れなくてネカフェにいる。この記事もネカフェから。ただ物事はポジティブに考える。浮いたホテル代で明日の早朝も銭湯に行くのである。カチカチ。営業してる銭湯を探すなう。あれれ早朝からやってるところなんてないよ。これは銭湯いくから遅れますのパターンで明日の教育に臨まねばなるまい。基本に立ち返れ。今回の出張は、銭湯>教育なのである。そこのところ人事は勘違いしないでほしいねまったく。

俺が妻に怪訝な顔をされながらも金魚に話しかける3つの理由

 最近金魚に「おはよう」「元気?」「ごはんあげるよー」等々色々話しかけるようにしている。それを観て俺の妻は怪訝な顔をするのであるが、何を隠そうこの話しかけ症候群は金魚本の成果である。そう症状ではなく結果をともなう成果。
 
 ↑の書籍にも書いてあることだが、金魚に話しかけると良い理由が3つある。
・金魚の体調を気にする習慣ができる
・金魚がなつく
・金魚に愛着がわき、世話の障壁が低くなる
 実際、こうして金魚に話しかけることで金魚の微妙な体調の変化に目がいくようになった。糞の状態から金魚の状態を見たり、動きから水質が悪化してないかなどの手がかりを得られる。週一と機械的に決めて行っていた水換えも、金魚がちょっと元気無いなと思ったらすぐにやるようになった。おかげで最近の金魚は元気そのもの。
 ただ一番重要なのが3つめの愛着がわくことだと思う。気色悪い話しかけなど行わずに、最初からそういう風に世話をしておけばいいじゃないと小意地悪なあなたは言うけれど、そうじゃない。話しかけ→体調チェック→世話をするという流れなのである。人間なにもせずに体調チェックからできるわけじゃない。いきなり世話やけるのは菩薩か何かだ。愛着が沸いてない金魚だったら世話をするのは苦痛でしょそりゃ。まずは話しかけで愛着をつけるのが世話をするための最初のジャスティス。なので金魚でも何でもペット飼ってる人はまずはペットにしゃべりかけるところから始めるといい。川島なおみみたいに。「金魚ちゃーん、ママだよー」なんつって。別にバカにしてないよ。
Y「まだらちゃーん、ごはんあげるよー。取りにきてー。ほらほらー」
妻「……(川島なおみみたいだな)」

何でも横文字にする風潮

 世の中なぞの横文字に浸食を受けていると感じる。
 というのもある日。札幌のロフトを歩いていると腕時計に下記のようなポップが。
「リストウォッチ ○○円!」
 また、最近はニット帽のことを「ニットワッチ」と呼んでいるらしい。
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↑ニットワッチ様のご尊顔 ©HUMAN and THINGS
 そして極めつけ。妻と一緒にテレビを見てたら、お昼のバラエティ番組(バイキング的なやつ)でまたまた謎の横文字。パンをソースにつけて食べるレポートシーンで下記のアナウンス。
「このブレッドをソースにディップして食べると絶品!」
 ゴミくずめ。なんでもかんでも。世の中謎の横文字にあふれてて、なんかむかつくのです。おそらく電通方面から出ているこの文言を考える人々の頭からブレインを引っこ抜いてブラッドの池にディップしたいと思うのは俺だけか。

歌詞が思い出せない結果

 最近妖怪ウォッチのアニメにハマっている僕と妻。
Y「ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデルようかい出るけん出られんけん」
妻「ローイレローイレ仲間にローイレ」
……中略
Y「今日は朝かーら寝坊したー……」
妻「えーっと……」
Y「おひるまえーには起きたのにー」
妻「普通だ」