出張&武蔵新城の銭湯

 教育出張で川崎にいる。定時後札幌から4時間かけての強行軍。いつもながら超めんどい。
 ただめんどいながらも今回は目的がある。ためになる教育? そんなもの入社して一度もなかったわ。決まってるだろ。銭湯だよ銭湯。
 銭湯神ヨッピーが語る!見ると銭湯に行きたくなる最高の入浴法
 銭湯神ヨッピーさんによる銭湯の楽しみ方を読んでからと言うものの、銭湯やら温泉やらが大好きで仕方ないのである。特に交互浴。あれがいい。サウナや湯船に入った後、すぐさま水風呂にIN。これを3セット繰り返す。血行促進&交感神経と副交感神経の刺激により体すっきり睡眠ばっちりってなもんである。これを読んでる人は僕の日記なんて忘れて交互浴だけでも試してほしい。
 ということで、神奈川県は武蔵新城へ。武蔵新城駅からすぐ近くのバーデンプレイスにやってきました。
 場末の銭湯っぽい。周辺住民が足しげく通っている風情。こじんまりしたジェットバス&バブル風呂&ぬるめの露天で非常によかった。ただサウナが有料のせいで人がほとんど入っておらず、サウナ入ったらすげえ乾燥してて萎えた。やっぱサウナは人の湿気でむせ返るぐらいがちょうどいい。
 地味によかったのが風呂から出た後のまったり空間。受付の前のソファで怒り新党見ながらアクエリアス飲むのが完全に最高だった。交互浴の効果で頭もすっきり体もぽかぽか。はす向かいのソファでは近所の親父がスポーツ新聞読みながらまったりしている。時間がゆっくり流れる昔懐かしい良い雰囲気だった。
 というわけで銭湯最高! 最高なんだけど今ホテル取れなくてネカフェにいる。この記事もネカフェから。ただ物事はポジティブに考える。浮いたホテル代で明日の早朝も銭湯に行くのである。カチカチ。営業してる銭湯を探すなう。あれれ早朝からやってるところなんてないよ。これは銭湯いくから遅れますのパターンで明日の教育に臨まねばなるまい。基本に立ち返れ。今回の出張は、銭湯>教育なのである。そこのところ人事は勘違いしないでほしいねまったく。

何でも横文字にする風潮

 世の中なぞの横文字に浸食を受けていると感じる。
 というのもある日。札幌のロフトを歩いていると腕時計に下記のようなポップが。
「リストウォッチ ○○円!」
 また、最近はニット帽のことを「ニットワッチ」と呼んでいるらしい。
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↑ニットワッチ様のご尊顔 ©HUMAN and THINGS
 そして極めつけ。妻と一緒にテレビを見てたら、お昼のバラエティ番組(バイキング的なやつ)でまたまた謎の横文字。パンをソースにつけて食べるレポートシーンで下記のアナウンス。
「このブレッドをソースにディップして食べると絶品!」
 ゴミくずめ。なんでもかんでも。世の中謎の横文字にあふれてて、なんかむかつくのです。おそらく電通方面から出ているこの文言を考える人々の頭からブレインを引っこ抜いてブラッドの池にディップしたいと思うのは俺だけか。

歌詞が思い出せない結果

 最近妖怪ウォッチのアニメにハマっている僕と妻。
Y「ヨーデルヨーデルヨーデルヨーデルようかい出るけん出られんけん」
妻「ローイレローイレ仲間にローイレ」
……中略
Y「今日は朝かーら寝坊したー……」
妻「えーっと……」
Y「おひるまえーには起きたのにー」
妻「普通だ」

ジム de AV男優

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 2ヶ月ぐらいジムに通ってる。昨日も西区体育館に行ってきた。
 区営だけあって一回390円、回数券だと6回1950円という破格の安さである。以前も僕は私営のジムに通ってた事があるが、そのときは1ヶ月8400円。しかもジムに行くのは3ヶ月に1回ほどで、もはや通ってたとは言えないし、完全にお金をドブに捨てていた。
 でもでも、390円なら変なプレッシャーもなくのびのび出来る。その安さ故、おじいちゃんやら学生やらが来てノンビリ汗を流す。いい空間である。
 今日ものんびりバンプアップ。ジム効果のせいか、最近にわかに体がでかくなってきた。腹筋も割れてるし。腹筋割れてるプログラマーってかっこよくない? 自己陶酔。今日もムキムキ腹筋やって妻に腹筋自慢するんだ。っつって、マシンでガションガションやる。ふう。いい汗かいてるわ。
 「あーっす、あー……すあーーーっす!」
 僕やおじいちゃんがのんびり筋トレをしていると、突如響き渡るAV男優みたいな声。なんぞと思って見回すといかにもなガチンコおじさんが筋トレをしている。
 「すーあーーーっす! あああぁーー……っす!」
 いつもならよぼよぼのじいちゃんばあちゃんが、平和に筋トレしているのがこのジムの日常である。が、今日はガチ勢が来ている模様。ガチ勢は汗をダラダラ、僕の2倍くらいのウェイトで必死に筋トレにはげんでいる。
 悪くない。別に悪くないのよガチ勢は。でもその大声やめてもらいたい。なんで区営のこんなショボイジムに来ているのか。コナミスポーツとか行きなさいよアンタ。
 「あああああああああああーーーん! んーああーーーっんっっすっす!」
 逝ったんじゃないかと思うほどの絶叫をひびかせるガチ勢。その傍らでは綺麗なねーちゃんが冷ややかな目線をあびせている。どうやらガチ勢の彼女らしい。レッグプレスを終えた後、ガチは彼女の元に戻り、手取り足取り、正しい腹筋の仕方などを教えていた。そのときのねーちゃんの目。テンションの高い中山キンニクンにドン引きする客みたいな目をしていた。
 まあガチは放っておいて、僕は僕のペースで筋トレするのみである。ベンチプレスをもくもくと続けていると、横に誰かの気配。誰? と思って見上げるとさきほどのガチおじさんだった。
 「君、ベンチの高さは大丈夫?」
 どうやらベンチプレスのグリップの高さを気にしているらしい。あ、いや、全然大丈夫っす。僕はガチおじさんに愛想笑いを返すと再びベンチプレスを開始する。
 「いよーーっし、いい力強さだ!」
 ガチおじさん、僕の筋トレを見ながら満面の笑み。いや、え? 何この人?
 「高さ、大丈夫だった? ちょっと高めだったんじゃない?」
 ベンチプレスを終えた僕に話しかけてくるガチ。はあ、そういえば気持ち高かったかもしれない。僕はマシンに近づきガチに向かって「これどうやって高さ変えるんですか?」と愛想質問をしてみる。するとガチ、マシンに近づく僕を静止し
 「あー、駄目駄目! ちょっとインターバルおきなさい! いっぺんにやっちゃ駄目!」
 と注意してくる。いや、えっと、グリップの高さの変え方を……はい。
 その後、筋トレ中、度々ガチおじさんは僕に話しかけてきた。「スポーツはやっているのか?」とか「いつもウェイトはどのくらいか?」とか「呼吸がだいじなんだ。すーっはーっつって」とか。ガチはものすごい笑顔で腰に手を当てながら僕に話しかけてくる。いや、いいんだよ。でも僕は誰にも干渉されずに筋トレしたい。黙って筋トレして黙って帰りたい。
 ガチに話しかけられながら一通り筋トレを終えた僕はジムを後にする。背後に
 「あーーっす!!!! んなーあーあああっす!!」
 というチョコボール向井みたいな声が響く。いやだ。来週もこの人に会ったらどうしようと思うと2ヶ月続いているジム通いが途絶える危機感がわいてきた。

叫ぶ夫

 黒歴史をよく思い出す。最近の黒歴史ラインナップで一番強いやつは、中学の頃好きだった鈴木さんに告白したが振られ、あろうことか鈴木さんの彼氏が仲の良かった友達だったとき、俺はもうぐれてやるって言って、シャツをだらしなく出すという、当時の僕からしたら精一杯のヤンキーの風袋をしていたところを、件の鈴木さんに見られ、「それはやめた方がいいと思うよ」と指摘され、うあーっ!
Y「うあー!!!」
 晩飯のチャーハンを作っていたところその鈴木さんの黒歴史がリフレインし、じゅうじゅう焼かれるチャーハンの前で叫ぶ僕。
妻「どうしたどうした」
Y「あ、いや。イヤな事思い出してたの」
 一人で作業してるとときどきこうなる。