頭痛 By Y平

 先日頭痛がしたので「これは脳卒中に違いない」と一人で騒いでたけど自然に直ったので恥をかいた。思えば中学のとき。部活中にあばらを強打してものすごく痛がってたら、ちょっとした騒ぎになったことがあった。顧問が真剣な顔で僕の親に話しかける。「この痛がりかたは……折れてるかもしれませんね」。それを聞いて顔面蒼白になる親。苦悶の表情で「いてえいてえ」を連呼する僕。そんな痛がる僕を車で運ぶのは僕の親です。「大丈夫? 大丈夫?」と話しかける親を尻目に、当の僕のあばらはというと、どんどん痛みが引いていく。あれ、これ別に怪我じゃないんじゃね? 分かってる。分かってた。痛がって3分ぐらいでほんとは気づいてた。気づいてたけど今更、ねえ。なので「いてえいてえ」と依然として僕は演技を続ける。続けなければならない。んで病院着いたよ。レントゲン、パシャリ。異常はない。あるはずがない。無駄に放射線浴びた僕だけが残った。まあなんつーの、僕は大げさなんだよね。うん。
 ですが今度はガチ。ガチで頭痛い。ふらふらする。それに気づいたのはコンビニのバイト中でした。動きたくない。だるい。これはいかん。働きにきてるのに動きたくない思想を持っちゃうほどの痛み。これを何と言うか僕は知っている。脳とか卒とかつくやつ。今度は本物。マジ、頭痛すぎてレジ打ちをミスしまくる。ピッ。ピッ。ピ。「三点で352円になりまーす。はーい360円のお預かりでーす」ピッピコピ。チーン。レジに写るつり銭表示は35万9648円。何これ。頭痛すぎて、360円と打つところで36万円と打ってた。何だこりゃ、ぼかあ社保庁の職員か何かか。初歩的なミスですわ。急いでお釣りを暗算しなきゃ。っつっても僕理系だよ。数学は得意っすから。ええと、360円引く352円は……ええと、えっと。あれ? 頭痛いなー。もう。これは脳卒中だなーもう。
 などとウダウダやってたら、イカツイ工事現場の兄ちゃんに「兄ちゃんアホちゃうか? 8円だろうが! 義務教育受けたんかカス!?」みたいなことを言われたのでひどく傷ついた。醜い醜い教育的敗残者は僕です。いえーい。否。言い訳させてもらうと、例えばSASUKEのワンシーンを思い出せ。暗算ゾーンで、どうしても答えが出てこないときの山田勝巳の状況。勝巳! 簡単だろうが勝巳! 脳みそ筋肉でできてんのか!? これは山田勝巳がアホなのではなく、周囲からのプレッシャー、ファーストステージはクリアーして当たり前。そんなアスリート的強迫観念が、一時的に脳を混乱させているだけに過ぎない。つまりはそういうことです。ふーんだ。僕、数検5級もってるんだぞう。うんこ。
 そんな山田勝巳的ファクターにつけて、なおかつ今の僕は絶賛脳卒中中なのである。三桁の引き算ができなくなるのは自明であり、むしろできないからこそ脳卒中であるという逆裏対偶の発想。そこんとこを分からず僕をバカバカ言うのは、アベしてるを強引に流行らそうとするお日様の新聞と同じだ。病人をいじめて楽しいか。脳卒中の人間にレジ打ちさせて楽しいか? 何、楽しい? 俺はSだから? お前Mだから罵倒されるのが好きなんだろ? うぜーよおおおお! そのポップでアッパーな発言の数々! てめえはSMを勘違いするなよ。暴力の正当のためのS、M発言はやめろ。お前はSM界すべてを馬鹿にした。
 ということはどうでもよくて、コンビニ後、頭痛のする状態で「おやすみ、現世」と辞世のおやすみを吐いて寝た。脳卒中状態で寝ることの意味をあなた方は知ってるか。安らかな顔で眠る僕の横にいるのはたっちゃんと南。綺麗な顔してるだろ。死んでるんだぜ? つまり脳卒中はそういうこった。さらば現世。意識がシャットダウンして、どれくらい経っただろうか。目を開けるとそこには家の天井があった。いい朝だ。だいたい大げさなんすよ、僕は。
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日帰り伊勢 By Y平

 いやあ、旅行行っとりました旅行。友達数人で三重県は伊勢まで。夏休みに皆で旅行だなんて、大学4年生にして始めて大学生らしいことやったような気がしますわぁな。
 んで伊勢と言えば伊勢神宮ですわ。天照大野神が祭られてるお宮ですわ。っつってもここで神道とか日本神話のお話をすると高速でページダウンし始めるのが世の常なので詳細は割愛する。とにかく景色が綺麗だった。
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 360度木々で覆われた、深々とした緑の通路。そこを進むと観光的人工物がポツンポツンと点在しているのが見える。しかし、その陰に隠れてときおり自然物がひょいっと顔を出す。ものすごい太い木が生えていたりして赴き深い。
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 また内宮では、抹茶を無料で振舞っている場所があり、素敵っす。生姜糖の辛さと甘みを口に含みつつ、抹茶をすする。これが意外なケミストリー。かなりあう。おまけに周りを見やれば、緑色をした大自然。すんすんと鼻を鳴らせば、木々の匂いがやんわりと鼻腔をつく。落ち着きますわい。
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 伊勢神宮散策の後は、おかげ横丁へと移動した。なんやら今、おかげ横丁では招き猫まつりなるものがやってるらしく、あちこちに招き猫グッズが売りに出されていた。その影で、招き猫という猫属性に便乗して、わりと関係ないただの猫グッズも売りに出されていたので猫好きとしてはテンションが上がった。寝てるデブ猫をかたどったストラップを買う。1050円。これは可愛い。
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 小腹が空いたら、適当に買い食いできるのもいい。土産屋の漬物の試食や、露天の松坂牛の串などを買って食べ歩く。地ビールも売っていたので、その場で買った。んで歩き飲みしようとしたらわりと友達に引かれたのでやめる。の、飲まないんだ。い、いいよ、お土産用のつもりだったし。ということで地ビールはお土産用にした。歩き疲れたので、茶店で赤福でも食べてゆっくりする。これはいい旅行。
 帰り際に、くじがやってるのを見つける。招き猫くじだって。おかげ横丁で2900円以上の買い物すると一回くじがひけるらしい。皆のみやげ物代あわせると、一回分くじがひけるみたいなのでやってみる。くじの引き手は僕、Y平。皆の期待を一身に背負っていざや、特等。ええい、ままよ!
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カツオ節が当たった。さすが招き猫まつり。
 2900円のカツオ節を手に、次に向かうはここ、夫婦岩。やっぱり三重と行ったらここでしょう。ほら、台風中継とかで有名なあそこ、ね。うん。深いことは知らないので後でwikiとかで調べるといいと思います。とにかく夫婦岩。
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 おおー、ここが夫婦岩。ふぅん、これが中継とかで有名な。前知識がないから、そんな感じ。テレビで見てた芸能人を実際見たときのリアクションに似てる。テレビのときより肌荒れしてるーだとかそんなノリですわ。
 夫婦岩の近くに土産屋があったので、立ち寄る。ふと見ると、看板にこんな絵が書いてあったので危険を感じた。
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しかしよく見ると目の位置が、実際のあれとは変えられている。これはおそらく天然ではなく意図だ。これで小学館が来ても大丈夫。策士な土産屋さんやで。どんどん精度を高めて、やがては中国版ミッキーのような立派なキャラクターを作っていって欲しいと思う。
 さて、ドラえもんみたいなやつを尻目に、さっさと土産物屋に入ると、早速ここでも地ビールを購入。伊勢神宮で買ったのと合わせて本日二本目ですわ。晩酌が楽しみ。
 地ビールを買うときに、やたらと店のおばちゃんに「子宝飴」とか言うのを買わされそうになったので難渋した。見ると、キノコのような飴がたくさん入っている。一緒にいた友人が「おばちゃん、このキノコみたいなの何?」と聞くと、「キノコで子供は産まれんわあ!」とか言い出す。下ネタだった。おばちゃんは友人にしつこく「買え、買え」と迫っていたが、友人は「いいっすよー。僕もう持ってるんでー」とか何とか言って切り返したらしい。この友人、なかなかやりおる。
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 たまに外へ出るのもいいものですね。
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辞世のブログ更新 その6 By Y平

 頭が脂ぎってて非常に芳しくない。こう、頭の皮膚呼吸がうまくできてない感じがする。毛根が痒く、はらりはらりと抜け墜ちて行く頭髪たち。みんなみんな、どんどん死んでいく。それを見るとひどく悲しい気持ちになる。何が? 抜け落ちていく毛たちがか? 違う、毛に見放されていく僕自身が悲しい。このままでは本当に禿げる。ような気がする。
 禿げると不特定多数の人が喜ぶので、非常に遺憾である。喜ばせたくも無いやつを喜ばせちゃうほど僕は甘くない。とりあえず、毛穴の脂取りジェル、毛穴の脂取りタワシ、サクセス育毛トニックを購入。早速風呂場に向かい、まずは脂取りじゃ。うむ良好である。毛穴がすっきりする感じがいい。一気に毛根のむず痒さが飛んだ。タワシなど、細密すぎて毛穴に刺さらんばかりの脂取りっぷりよ。脂をとったあとは、伊藤英明ばりに険しい顔で鏡を見つめ、毛根にむかってジュウっとサクセスをひと吹き! くう、サクセス! これだよこれ。この頭髪が一気に総毛立つ感じ。活力が沸いてきた。サクセス!
 とまあ10年後の頭髪環境を気にし始めたところで、僕は近いうちに脳卒中で死ぬという事実を思い出した。確か指がうまく動かなくって、これは脳卒中に違いないと判断。死ぬまでブログを更新してやろうじゃない、と息巻いて連続5更新を行ったところでイビキをかいて寝たのが昨日。奇跡的に蘇生し、コンビニのバイトへと出勤。8時間きっちり労働した。その後、おばあちゃんの勧めでファミリー総出で回転寿司を食べに行った。あぶり秋刀魚が実にうまく、最高の秋の寿司でした☆
 そんな感じが今日の僕なんすけど、ぶっちゃけ脳卒中の可能性はゼロに等しいんじゃないかなあって冷静な僕が感じ出したので焦りますわ。夜中に書いたラブレターは朝読めないとか言いますが、まさにこのシリーズも……うわ……これ、もしかして……下手こいたー! デデデンデデデンデデデンデデデン♪ 小島よしおがいかにも出てきそうなシチュですわ。アッパーな女子大生あたりが大興奮の会場のご様子ですわ。ヒューーーウ。やめろ! 出てくるな! 僕はまだ認めたわけじゃない、よ……
 整理しよう。そもそもどうすれば僕はこの「辞世のブログ更新シリーズ」を終わらせることができるか? それはその1にも書いたとおり僕が死ねばいい。死ぬまで書くというなら、死んでエンドフラグおったてりゃ終了ですわい。なんだ簡単。だって僕は死にたい。こんな人生はまっぴらである。禿げるし。リセットしたいのである。むしろ好都合だ。カモン、死。カモン、死。しかるに死は一向やってこない。嘘っぽい脳卒中様に僕を殺すだけの根性はないというわけか。ならばどう死ぬか。死にようがないじゃないか! どうするんだ! 頼む、みんな殺してくれ! 俺、を!
 とかウェブ上で叫ぶと、ほんとにラリッた人が「俺が殺してやんよー」などと名乗り出てくるのでげに恐ろしき社会なり。ヒットマンは包丁を装備すると僕の住所を割り出しにやってくる。そのヒットマンの凶刃により僕は命を落とす→晴れてこのシリーズ終了。とかいくかアホぅ。
 考えろ。うまい言い訳を考えろ僕。……んでもまーウェブってのは、世知辛いものでして、「お前死ぬまで更新するって言ったよなー!」などと、1回宣言したことは意地でも守り通せ、情報を発信する以上、無責任な情報を発信するのは最低のマナー違反だ、等のシールドで武装し、僕らを攻め立ててくる人がたんまりいるんですぁな。それが一般化された大衆の意見ってやつですぁな。
 つことでもし僕が、そのシールドに反する行為などを行った場合は、とりあえず謝っておかなければならないわけで。一体何に対して、誰に謝っているのか、どこが悪いのか。そんなことは追憶の彼方に置き去り、とりあえず、「深く謝罪します」を文中に挿入。「皆様に指摘されたことを糧に」などと、あなたの意見はまっとうです。私めはそれを糧として成長していきたい所存であります的なことを匂わせればオッケー。簡単です。ならば僕も謝りましょかねっと。「死ななくてごめんなさい」
 そんなのは可笑しい。「死ななくてごめんなさい」が罷り通る世の中だったら腐ってる。「死ななくてよかった」だ。それが社会道徳だ。まったくあなた方は社会道徳を根底から覆す発言を僕に強要した。何奴。人非人。
 そもそも、「死ぬまで更新する」っつーのは嘘じゃない。それは対偶の関係から見れば明らかである。「死ぬまで更新する」→「死んでないなら更新する」の対偶関係、「更新しないならば死んでいる」ブログ更新しなかったら死んだと思っていいよっつう意味ですわい。すごい意味になった。が、まだ違反してない。更新してるもん。全然、嘘じゃない。
 死因だって限定してないし色々ある。昨日今日の脳卒中もあれば、70年後の脳卒中もある。もしかしたらヒットマンが僕を刺し殺す明後日もあるかもしれぬ。そう思うと、僕の書いてる文章は、いつ、いかなる文章が辞世の文となってもいいわけで。そう言った気概で臨んだこのシリーズの崇高なこと。いつ死んでも可笑しくないという視線で描かれる真剣なる更新。これは、誰よりも真摯に生に向き合った人の、結晶であるのです。みなさんどう思いますか? 僕はわりとどうでもいいです。
 とゆことで明日は遊び行ってきます。いつでも辞世の気持ちを持って遊んできます。うひょー。
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辞世のブログ更新その5 By Y平

 指が動かない~、絶対脳卒中だにょり~ん、もう死ぬにょり~んっていうコンセプトでこのシリーズを書き始めたんだけども、本日の更新五回目。一向にそのときは訪れないわけで。これは一重に僕の努力不足のせい、怠惰のせいという線が濃厚ですわな。
 んで、このシリーズを終わらせるためには、とりあえず死んどかないと始まらないわけですが、試しにちょっと目をつぶってみることにします。ほら、いびきとかもかき易くなりそうじゃない? 寝てるとかじゃないよ。脳卒中によるいびき? そのいびきが誘発されそうな気がするんだよね。
 だから僕、少しだけ横になってみます。ちゃんとその1で約束した通り、死ぬまで更新するよ! 絶対だよ! 僕が書かなくなるのは死んだときだよ! それではいざ、あっち側の世界へ参らんとす。ごろり。ふわあ、眠い。聴いたか? 眠いって。僕眠いって言いましたよね? これは兆候出てますねー。期待大です。うん。
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辞世のブログ更新 その4 By Y平

 指が動かないので自分は脳卒中で死ぬってことでやってきた「辞世のブログ更新」ですが、案外死なないのかなあ~って気がしてきました。実はその1を書いてた中盤辺りから、「俺、全然動くし」だなんて言いたげに指が動いてきやがりまして、なんつーかすごい言いにくいんだけど、脳卒中じゃなかったあ~~~~かな~~あ~? みたいな気分がします。あくまで気分ですけどね。さあ、死ぬまで更新するぞ。
 というわけで指が痛かった理由を、脳卒中以外の可能性、いや、これはあくまで事実に基づかない僕の妄想だけどもね、脳卒中で死ぬんだけど、あえて考えてみたらね。最近ピアノ弾き始めたのが原因かなあーなんつって思ったりしてね。え、なんでピアノ?
 というのもさー、3年前くらいから、ウチの弟がバンドとかあっち側の方面の文化にはまってるらしく。毎晩毎晩、何時間もベースとか弾いちゃったりしてるのな。で、その一方で僕は隣の部屋で「何回春菜まいで抜けるか選手権」とかやっちゃってるんだけど、純粋にその対比を見て自分が恥ずかしくなってさ。こう、僕も何かひとつのことに集中して輝いてみたいよなーとか思ったり。いや、確かにオナニーっていうひとつのことに集中してんだけど、それはほんの少しだけ違うなと。やっぱ、楽器に没頭するってのが高ポイントかなって。
 そういえば弟は中学で童貞卒業とか意味分からない経歴をお持ちだけど、一方の僕は完全なやらはただったし。挙句に5歳からオナニーとかものすごい黒歴史持ってたしなー。それもこれも楽器をやってこなかったからってのが大きいと思うのよね。モテなかったのも浪人したのも留年したのも、全部楽器をやらなかったから。そう思ったのですよ最近。何かおかしいことあったら言ってください。
 だもんでこれは一つ、楽器でもやりましょかーと。思ったわけですな。一重に、モテるために。モテたいがために。んで何やろかなーと思いました。家にピアノがありました。これだなと思ったわけっすわ。
 つっても実は僕、以前からピアノやってましてね。昔からけっこう弾いてましたよ。そうね、三歳の頃から弾いてたね。だから基本的技術とかは問題ないと思ったわけよ。つか3歳とか英才教育レベルだよなー。3歳からピアノを始め5歳からオナニーを始める。まこと性でも芸術でも早熟した子、才能の塊っ子てわけ。ひゃあ自分の才能が怖い。ちなみにピアノは5歳でやめた。
 つことで、早速ピアノの練習開始ですわ。指がバキバキですわ。カッチンコッチンに固まって動かない指、ヘ音記号の意味が分かってない頭。っかしーなー、三歳からやってたんだけどなーと自分の才能を疑いつつやる。ちなみに今、ここのサイトのピアノソロを弾こうとしてる。いや、だいじょぶっしょーみたいなノリでやった。したら死んだ。
 楽譜を見たら、音符がものすごい数あった。首をかしげる僕。バイエルにはこんなに音符なかったけどなー。と不思議がる僕。正直無理なんじゃねと諦める僕。しかしモテたい僕。中学で童貞卒業できるような人材になるためには、どうしても楽器が必要だ。これは絶対条件だ。顔とか服とかどうでもいい。とにかく結婚にはピアノが必要だ。
 四苦八苦してるところで気づいた。ピアノも音ゲーと一緒じゃね? だって要求されたキーを要求されたリズムで押し込む。これはまさにあれだ、DJMAXじゃないか。DJMAXで二徹とかしてた二年前を思い出す。そうか! ピアノをピアノと思うから弾けない。音ゲーとして捉えるんだ。DJMAXとして! 他人同士3人くらいで11時間ぶっ通しプレイをしてたときのことを思い出せ。思えばその当時落とした単位のせいで留年した。
 てなわけで一日2時間くらいずつ、ピアノを弾いてたわけですが、もしかしたらそのせいかもしんない。指動かないのそのせいかも。だってピアノ弾いてたら指とかバキバキいってたし。いや、もちろん脳卒中で死ぬっていう前提は変わらないけれどもさ。あーピアノ楽しいなー。でもこれやって何になるんだろう? ピアノが弾けたからって何が? そんなこと考えるなよ、全ての行為が無駄になるぞ。全ての行為がオナニーに定義づけされてしまうぞ。弟のベースも、俺のピアノも、あんたのブログとか、ファッションとか、恋愛観とか、全部だ!
 ……しかしよく考えたら人生は壮絶なオナニーかもしれんなあ。君はどう思う。例えばこの記事を見てどう思う。ふふふ。脳卒中嘘ついたなーこりゃ。
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