今週の土曜日は草野球の試合だった。成績は下記のような感じ。
3−9で負け
9番 レフト
2打数 1安打 1盗塁
右前打
投ゴ
今シーズン成績
5打数 1安打 0打点 1盗塁 0四死球 0犠飛 打率.200 出塁率.200
明らかに初心者的なライトがいたので狙い撃ち。右打ちでイヤらしくヒットを出すも、2打席目の2アウト1、3塁でがっかりピーゴロが残念。1点差で負けていてここで決めれば押せ押せの展開だっただけにショックがでかく、その後の守備でも落ち込んでしまった。守ってはレフト。めちゃくちゃ長打打たれて頭を越されること数回。ただ1つだけ取れたかもっていう長打があって残念。外野守備では頭を抜かれそうな打球を打たれた時、絶対にボールを見ながら走ってはいけない。ボールから目を離し、落下点まで一目散に走って捕球するのがいいのだが、走り出しに滑ってしまったので滑った分足りなかった。足腰が弱くなっているためやはりランニングを導入すべき。
これで2連敗。ピッチャーが仕上がっていないのと、守備のエラーがぽこぽこ出るのでそろそろ全体練習をすべき。でも練習だと人集まらないから。先週なんぞ頑張って練習グラウンド予約したものの人数少なくて中止にしたから。ツーン。守備だけはどうしても一人では練習できないからねえ。ツーン。
ソフト開発のリーダーはかくあるべき
最近変わったリーダーがやり手である。もともと技術畑の人で、管理者にもかかわらずなんちゃってプログラマーの僕よりコーディングはできるし、アーキテクチャに関する造詣も深い。知らない領域でも長年培ったコンピュータの知識量と開発者的勘所でお客さんと対等以上に話す。当然、ソフトハウスからの信頼も厚く、技術的な折衝などはほとんど一人でこなしてしまう。僕ら末端の底辺プログラマーに作業が及ばないように、いい感じに外部とのやり取りをフィルターしてくれる。
経験則だが、ソフト開発の世界には20%ぐらいのリーダーという名のアホがいると思っている。細かいことは分からん、基本は仕事ぶん投げ、そして進捗確認だけは無駄に細かく進捗のミーティングに1時間かけるようなやつ。主な仕事は他社やお客様から来たメールを転送するボットのお仕事。ソフト開発のリーダーと銘打っているのに、Redmineの方がよっぽど人を管理してくれるわみたいな奴。
こういう奴と、今回のリーダーが違うのは、実際に物を作れるか否かだと思う。誤解を恐れずに言えば、ソフトの大部分は時間をかければできるということが大前提だ。そしてリーダーたるもの時間をかければ自分でも作れるということが重要だと思う。スタートアップの役員なんかはコーディングもできる技術屋であることが多い。なぜなら作れるから人が付いてくるのであって、技術抜きで「なんかさ、こう盛り上がることやりたいんだよね!」では誰もついてこない。んでさらに反発を恐れずに言えばソフト開発者と名乗る20%ぐらいの奴はhelloworldも書けずに生きている(死ね!)。helloworld書けないような奴がリーダーとしてソフトハウス、および末端の僕みたいな内製プログラマーに偉そうな口を聞くのである。まあ別にhelloworldを書けるか否かが重要ではないのだが、大切なのはソフト開発の勘所があるか否かである。そういうやつは勘所が全くないので、自分がやったらどれだけかかるかの想像力がない。だいたいこれぐらいかかりそうだなという予測がつかないので、進捗のエクセルはどんどんバージョンを上げていかざるおえない(20160610_進捗_new_backup.xls)。そして厄介なことに他社やお客様から技術的な折衝や問い合わせが来た際にことごとく末端の開発者を呼び出して貴重な時間と集中力を奪う。そして技術資料などが作れないため、末端のコーダーにそれをやらせ、わからないくせにレビュー指摘だけは異常に多く(どれもクソほどどうでもいい体裁指摘)、そのために進捗が遅れると「なぜだ!?」とキレる。
今回、技術畑のリーダーに変わったことでそういう精神的ストレスがなくなった。リーダーはほとんどの作業をその気になれば自分でできる人なので、話がツーカーでめちゃくちゃ意思疎通が早い。無論自分で作れるのだから、お客さんや他社からの折衝ごとにいちいち末端のコーダーが出て行く必要はなく、外部からの仕事をほぼフィルターしてくれる。これがリーダーだろ。なあ。進捗のエクセル作るだけがリーダーじゃないだろ。なあ。ただ僕が同じことできるかと言われるとできませんと言うしかない。それを鑑みるに、管理しかできないからリーダーやりますというあるある人事は本末転倒で、作れるから管理をやるべきであると思うのである。反論は受け付ける。
単純作業と残業と
今日も処理時間の測定でございます。作った測定用テストアプリ中級編をぶいぶい動かし測定地獄。1トライ5分の作業を35トライ実施。単純作業です。昨日プログラミングより刺身にたんぽぽを置くような単純作業の方が向いていると言ったが舐めんな。マジで精神すり減った。こう、固定の甘い動線が外れないように細心の注意しながら、手順を一個でも誤るとおじゃんになる測定を延々と。死んだわ。全然単純作業楽じゃない。後半は「死ぬ」と小声で連呼しながら測定してた。単純作業バカにしてすみません。
夕方。ひとまず単純作業パートは終わったが、お次はテストアプリ上級編を作成する必要ある。やったー。久々のクリエイティブ作業。ノリノリでコーディングしたら動かなかった。あっれー? これスレッド分けたり色々しなきゃなんねーのか? これは結構重いけど楽しそう。そしたらキンコンカンコン終業のベル鳴った。かまわず作業を続ける俺。残業です。2時間ぐらいやって今日はこれをキリつけるぞって。したら上司が残業NGとのこと。うちの部、お金もないしメンヘラ多いしで残業規制厳しいのです。せっかくいいところだったのに。まあでも残業ばっかしても効率悪いしね。でも、なんかこう、プログラマーがノリノリで残業したいって思う時はきっと生産性上がると思うんだ。変なところで切られたら集中力が切れるしねえ。納期ギリギリに8時間残業するより、平素から1時間残業してた方が精神的にも肉体的にも生産性的にも楽だと思うんですが。でもNG。まあ残業してまたメンがヘラったらあれですし。でもあれです。きっと納期ギリギリになって「なんで間に合わなかったんだ!」 って言われつつ徹夜する未来が見えます。せ、せちがれえ。
単純作業をやりたい件と、ドラゴンクエストビルダーズ
仕事。先週は測定用テストコードの基礎編ができたため測定ばかりをしておりました。一度コードができてしまえば機械的に手順をこなすだけなので楽です。俺、やっぱり昔から単純作業が好きなんだわ。刺身にたんぽぽを乗せるようなこと。なぜにクリエイティブ職なのか。
んで今日は測定用テストコードの中級編。オシロスコープで波形を図りながらGPIOを制御しーのバイトデータを送りリーの。んで512バイトデータを送ったつもりがUDP上では1024バイトデータが送信されててハマった。string型のデータは一文字一文字charの2バイト配列になってて、文字の他にヌル文字(\0)が入る模様。そのため1文字送ったつもりで2バイトUDP上には現れてくる。知らなかった。何年やってもこういう知らないことって出てくるんだろうな。ああ、刺身にたんぽぽ乗せて手取り14万ぐらい欲しい。ソフト嫌だ。
まあイヤイヤやりつつとりあえずコードはできた。何回もデータを取るのだがとりあえず一発データを取ってみる。PF間通信のレイテンシ測定。なんだこれムッチャ早い。commonapi/vsomeip自体は早いんだね。基礎編ではめちゃめちゃ遅かったけど、他の要因が絡んでいるのだろう。明日はこの作業を1日中繰り返すことになる。ああ、考えなくていいって心おどる。
帰りにゲオに寄って以前から買いたいと思っていたドラゴンクエストビルダーズを買う。ダウンロードじゃなくてわざわざ中古買ったよ。これ、ニコ動でプレイ動画を見ていたのだけれど、面白すぎてこれは絶対自分でやらねばならないと感じて買った。久しぶりのワクワクするゲーム。あ、パワプロも面白いんだけど、ドラクエの新作買うのってドラクエ7以来なもので。テンションがやっぱ違うというか。ああ、ブログ書いてないで早くシャワー浴びてビルダーズやります。ブログ書いてる場合じゃない。
桐島と便通
良いインプットからアウトプットが生まれる。との信条の元良い作品に極力触れるようにしている。ということで今日は本棚に埋まっていた月刊シナリオ(シナリオライターや映画関係の人が読む月刊誌。有名な脚本やら演出家の対談やらが載っているどマイナー誌)を引っ張り出してくる。この号には「桐島部活辞めるってよ」が脚本でまるまる載っているため、今日はこれを読むことにする。
午前の仕事を終えて昼。少し桐島を読んだ後寝ようと思ったけれどもあまりに面白すぎて昼休み中読んでしまった。その後、眠くて仕方なかったのだが仕事中も桐島の続きが気になって仕方がなかった。映画の方はすでに観ていたのだが脚本で見ても面白い。キャラクターがこんなにいっぱい出ているのに、なんとなく個々人の個性が立っているのはやはり賞を総なめしただけはある作品だった。あと主人公役の神木キュンがいちいち頭の中でちらついて、心がざわつく。神木キュンはやはり大物。
仕事を終えて、これはどうしても読み切りたいということでその日の晩飯を申し訳ないが辞してそのままモスバーガーへ。話題のアボカドチリバーガーをもしゃりつつ、食い入るように脚本を読む。クライマックスの屋上のシーンは鳥肌を立てながら読んだ。宏樹の悲哀、前田の屈託ない情熱。泣けた。アボカドはこんなにしょっぱいものだったか。
腹も頭も満足しつつ家路へ。途中地下鉄の中で腹痛を催し、前田演じる神木キュンばりに挙動不審な振る舞いで尻をしめつつ走る。リュックがボコンボコン尻にあたりそれで漏れそうになる。リュックを前に抱え、泣きそうな顔のまま、清楚なOLを追い抜き、サラリーマンにぶつかりながら走る、走る。モリ。モリ。ちょっと出たんじゃない? 道端でうずくまり「ミルナー! ミルナー!」と叫び声をあげながら菊門をアスファルトに向けイキむ俺を想像し、戦慄する。桐島部活やめてる場合じゃない。モリ。また尻に違和感。大丈夫。こういうとき、出たと思っても後で出てないパターンは人生で多く経験してきた。そういえば俺の父さん。50過ぎてからウンコを漏らすことが多くなった。「漏れてまったわ!」とかあっけらかんと笑いながら宣ううちの親父。その血を受け継ぐ俺。モリ。やばいやばい。マジで漏れる。走れ。走れ。桐島を探すバカ達のごとく全力で走る。鍵を左手に持ちつつドアに体当たりしそのまま鍵穴をグリリと回し。まるで池田屋の新撰組のごとくドカンとドアをぶち開け、ビビる妻に向かって一言「ウンコ!!!!」