カリスマブロガーAの手記
~昇り竜~ ~栄光~
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8月20日
メールが馬鹿みたいに来る! 「いつも見てます」やら、「笑えます」やら似たようなメールがボコスコ。
しかも女の子からけっこう来るもんでテンション上がるw
ブログがきっかけに彼女とかできたりすんのかな??
へへ、実生活にも影響が出てきたねw
そういやあ、最近テレビ見てねえなあ……たまにはロンハーでも見るか。
ネタでも浮かぶかも。
解説: 応援メールは異性からが圧倒的に多いようです。
カリスマともなればその数たるや尋常ではなく、
「あれ? 俺はもててるのかもしれないぞ」と思いがちです。それは幻想です。
プロフィール欄にある、自分の顔写真(至高の一枚)の効果か、文章でイケメンぶってるためか……
僕も彼女の友達にブログが露見したとき。
「なんか文章ではイケメンぽかった」などと言われました。
あれは半泣きでした。
8月26日
なんつーか……つまらん。1位ってなってみるとつまんないっつーか、
案外何も起きないっつーか……書籍化の話とかもないし。
まあ、ランキング1位になったくらいでボコボコ書籍化するわけないけどさ。
でも毎日更新しても何もおきねーし、実際……くだらないかも。
解説: 「ブログがくだらないかも」そんな考えが頭にふとよぎります。
そして「やってても何もない」という帰結。
でも今までも何も起きてなかったはずですが、そこんところどうでしょうか?
あと書籍化を夢見てブログを書き始める人はボコボコいます。
しかしそういう人の中にも根本的なことに気づいてない人が多いようです。
ネタブロガーのA君は、口には出しませんが心ではこう思っています。
改行、フォント弄りばっかしてたら
書籍化できねええええ!!
文章自体がよくないと書籍化は容易ではありません。書籍化を目指す人は注意してください。
9月5日
まだまだ1位の勢いは衰えない。でもちょくちょく荒らしみたいのが来るようになってきた。
あいつら2Chばっかしてりゃあいいんだよハゲどもが。
人をコケにすることしか生きがいがない能無しめ。
まあ別にそんなやつは無視だけど。
俺はひたすらネタをやっていきゃあいんだよね。なんか悟った。
解説: プチ悟り期です。悟りには色々ありますが、その多くに
「周りにながされないよう頑張る」的類のものが見受けられます。
こういう場合、たいてい吹っ切れていません。
悟り後も、相変わらず読者の反響やランキングの上下で一喜一憂しているのは間違いない。
「うわ、小せえなあ、こいつ」と思いますか? うん、小さいっすね。
でもA君の気持ちになってみると実は切ない。
ブログ書くのに数時間かけてるA君を見れば、気持ちが分からないでもない。
あと2chの悪口はかなりよろしくありません。ほんとに潰されたりします。
ですが2chはキチンと見たら実は、めちゃくちゃ面白いことがあるので注意です。
何も気持ち悪い話ばっかしてるとこではないのです。
そして健康的、健全な一部の偏向ブロガーが2chをバカにしてるのと同時に、
2ちゃんねらーもそのような人たちを馬鹿にしてるのをお忘れなく。
んで、双方が
「うちわで盛り上がって馬鹿みたい」
と言っているのです。た、たまらんwwwwww
10月2日
1回ブログをやめようと思う。ランキングも1位とったし、
他のブロガーはみんなつまんねえしで張り合いがない。
何よりぶっちゃけ……見返りがないのがきつい。
ここでブログを辞めといて、もっとリアル(現実世界)を充実させよう。
リア充。みんな名残惜しいけど、さようなら。
解説: 人気ブログの閉鎖。なんかどっかで聞いたことある単語ですね。
見返りがないのがきつい、いやこの理由、もっともだと思います。
「素人が何言ってんだ?」と思いますか。
そういう方は、一度、時給0円でバイトをしてみるといいです。
A君に言わせれば、読者のために寝る間も惜しんで、大学の授業さえつぶして記事書いてんのに、
こんなに報われないのは何事かと。そういう感じでしょうか。
A君は自分を追い込むことが得意なようです。
そして、突然の「ブログ辞めます」宣言。A君のファンはみな悲しみ、
口々にコメント欄で「辞めないで」と叫びます。想いのつまったコメントの数々。
あ、ここで唐突に思い出しました。ここへきて急にジャイアンが
てんとう虫コミックス40巻「ふつうの男の子にもどらない」で、
こんなことを言っていたのを思い出しました。
「おれのコンサートはどうも人気が盛り上がらない。
やっててはりあいがない。このへんでもうやめたと言ったらどうだろう。
みんな大慌てするに違いない。今更のように俺の歌のよさを思い出して、
「おしい」「やめないで」とみんな口々に叫ぶ。
そこで俺はしぶしぶカムバック宣言をする」
ほんと、まっこと偶然にこのセリフを思い出しました。他意はありません。
10月3日
たくさんの励ましの言葉が寄せられ、いまだに涙が止まらない。
俺にはこんなに読者がいる。俺の文章を待ってる人がいる。
俺……なに一人でかっこつけてたんだろう。変なプレッシャーを自分で作って、
一人で悲観的になって……
まだやれる。俺、まだやれるよ。
解説: カムバック宣言です。
スネ夫の「こんなことだと思った!!」っていう突っ込みが思い出されます。
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元カリスマブロガーAの手記
4月5日
つかブログやるとか時間のむだだし
解説: カムバック宣言後、相変わらずのランキング固執、いい記事が書けない葛藤。
そして読者におびえるあまりの疑心暗鬼な自分。
ブログの酸いも甘いも知り尽くした元カリスマA君の心の叫びです。
ですがその言葉を聞き取れる人は、いまや誰もいません。
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たいていの元カリスマブロガーなんてのはこんなんじゃないでしょうか?
彼らは悲壮感たっぷりに何度も悩み、煩悶し、そして閉鎖復活を繰り返し、
2chで叩かれることもあり、実生活に支障をきたし、単位を落としてみたり、居眠りしてみたり……
でもこんなん心がけ次第ですよね。そしてそんなに悩む原因になるのは、
結局のところランキング上位という見栄だったり、人気者たる自分に酔いたいだけだったり。
んで、そんな人を一歩引いた目で、俺はわかってるぞ風の顔しながら「ひくわ」などと言ってる人がいたり。
見栄とかプライドとか、誰しももってて、そしてそれを皆必死に隠して現実世界では生きているのに……
ウェブ上だとこうも醜く露呈し、皆がそれを叩く。自分が唯一無二の正義と信じて。
バカにしてるんじゃなくて、そういうのって興味深いなって思います。
ちなみに僕がブログやっててよかったことなんてのは、結構あって。
人のつながりだったり、文章力アップだったり。
でも悪かったこともいっぱいあって、
まあそれは自分が未熟だったからって理由なんだけど(謙遜とかなしで)、
それも糧となるので別にいいかなと。現実世界で役に立てばいいじゃない、ねえ。
だもんでブログとか心底どーでもいい。(ただし、プラスの意味で)
嫉妬きわまる、そもそも矛盾を多分にはらんだ、受験生ブログランキングを見ながら、
「偏差値きそえよ」とボジョレーを傾け冷静なツッコミをいたすネット弁慶Y平の雑記でした。
受験生ブログが最近僕の中で熱いです。
(受験生ブロガーの方、ごめんよ。でも……抑えきれない!! ビクビクッ!)
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病人日記 By Y平
やべえ、大分ブログ書いてないっすよ! 相当順位も下がってるしさ!
でもでも、こんなに更新してないってえのに、読者さんは今日もたくさんいらっしゃってる……!
ああ、なんて……なんて俺は馬鹿な管理人なんだ……! 馬鹿で、アホで……
そして何より……恵まれてる管理人なんだ。
書く。書くよ俺。ここで書かなければ、永久に俺は読者さんに恩を返せない。
俺……読者さんの期待に報いるために今一度……頑張るよ!!
よし、そうと決まれば今日起こった出来事を、面白おかしく捏造しまくり。
挙句の果てには彼女と別れたとかそういう釣り的要素を用いてヒートアップさせる!?
ネタよネタ。人生ネタとか言ってる、浅はかな輩を俺が目を覚まさせてやんよー!
お涙頂戴話に、爆笑話、なんでもでっちあげてやんぜーーーグヒュヒュヒュヒュ!!
そんなこたあ、まったく思わぬ。なんだよ期待に応えるためって。
素人がどんなポジション?
まあ、わりと本音を垣間見せつつ弁解。
ただいま39度の熱が出始めて、4日目。
昼間に熱が下がり、夜になるとまた39度になるという奇病に悩まされておりまして、
今僕に青い顔をしながら、「ははっ……すぐ……すぐ治ると思うよ? はは……」なんていう、
胸に一物つまらせた物言いで話しかけようもんなら、浅はかな僕は
「僕は難病なんだ。もうじき死ぬんだ」なんて悲劇ぶる。悲劇ぶった僕は、
「お前らは元気でいいよな……僕なんて……自転車にすら乗れない……!」
「な、何言ってんだよ! ば……馬鹿だなあ! すぐ治る……よ!」
「慰めはよせよ!」 ガシャン!! パリーン!!
そこからY平家を襲うのは病床に伏せる長男によるDV。
もっとも力によるviolenceではない、言葉によるviolenceである。
「もうやめて! Y平!」「うるせー! 殺せー!」
悲観。
ちょっと病気が長引くと俺は難病なんじゃないかと思うのは、子供です。
まあそんなこんなで、なんか体調がよくなってきたのでブログ更新です。
体調がいいのでエロサイト見ようか迷ってます。見たらおしまい。そんなことは分かってる……けど、
その背徳感がたまらなく……そそるのよ!! (ビクビクッ)
こんなこと書いてるうちは大丈夫。
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逃げ的雑記 テーマ「車」 By Y平
さてさて、長期にわたって連載してきた「シャイアンの就活小説シリーズ」。
投げやりに書きはじめたこのシリーズもなんだかコメント欄を見る限りでは
割と好評を頂いているようで、「文才あるね」「クオリティ高い」「童貞ください」
などと、拍手賞賛の雨あられ。
なるほど、僕ってけっこう文才あるのかな? いやあ、文才あるんだろうな!
皆があんだけ言うんだし。つーことはだ……俺っていわゆる……
才能の持ち腐れやってんじゃないっすかね?wwwwww
その……もっと天狗になってもいい時期なんじゃないっすか?wwwwwwww
何こんなとこで文書いてんのよ、俺さあ?wwww
作家になるしかないっしょー?wwwwwww
とかあらぬ夢を描きはじめる段階ですよ。学生ブロガーってホント馬鹿wwww
血気盛ん、自信満々意気揚々の俺は自分の才能を武器に(したつもりで)大学を中退。
ブログに小説を書き綴り、コメント欄に「つかつまんなくね?」の文字を見つけ2日後に挫折。
履歴書に躍るは「大学中退」の四文字。
もう戻れない日々を、暗い部屋で悶々と思い起こし、家庭のDV製造機の名の下、
彼女婆ちゃん親兄弟にバッタバッタ殴りかかる構図です。
そして精神に異常をきたした俺は、世の中のすべてに向かって恨み言をつぶやきながら静かに生涯の幕を降ろす。
どぶしゅーう(頚動脈を掻き切る音)→BAD END。
ってなるところでした。あ、あぶねえ……危うく読者に殺されるとこだったぜ……
まあ、そんなノイズはおいといて、いいかげん毎日シャイアンシャイアン言うのも
飽きてきたので今日は箸休め。超くだらない日記などをご覧下さい。
(シャイアンのぶん殴っても内定でないよブログはお休みです。
つってもちゃんと書いてるからね。ひ、ひええ! 殴らないで!)
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●超日記●
先日、自動車学校の路上検定があったんですよ。
いや、この路上検定というのは、いわば免許取るための最終段階みたいなやつ。
これに受かれば「あんた運転超うまい」という社会的承認が得られ、
あとは二択の学科試験を合格すれば晴れて免許取得→140キロで首都高OK、
ただし命と引き換えに……ということになるわけですね。
つーことで僕も、免許欲しさに路上検定にチャレンジしてきたんす。
いやあ、これが中々緊張する試験でありまして、交通法規を少しでも
無視しようもんなら例外なく失格。停止線を一ミリでもはみ出せば失格、
制限速度を1キロでもオーバーしたら失格ってなもんで、
僕みたいな引きニート(握力12キロ)にはいささか難題すぎるワークですよ。
自信がなかった僕は、他の受験者の様子を見て心を落ち着かそうと努力します。
自分より下を見つけようとする心。
いやあ……今にも死にそうなお爺ちゃんとか受けてないかなあ、なんつってね。
したらダメ。みんな強そうだものな。不良不良、ヤリマンヤリマン。
どこもかしこも「運転上等」みたいな顔した強面ばっかり。
やべーよあいつら、半クラとか超うまそう。傲慢なマスクの裏に、
エンジンブレーキをたくみに使いこなすインテリジェンスを持ってそう。
……だめや。こいつらにはマリカーぐらいしか勝てへん……
そうやって周りの猛者どもに気圧されながらビクビクしてると、
隅っこのほうでいかにもダメそうなメガネ「神田君」を見つけた僕は、
思わずぺろりと舌なめずり。「あいつには人生的にも勝てそうwwwwww」とか
最低なことを思いながら心は湖面のようにおだやかに凪ぐ。人間って醜い。
さて、そんな周りのカスどもはほっといて、検定開始。受験者が二人ずつ車に乗せられます。
僕はどうやら二番手のようで、まずは見学。
一番手は、ステアリングというよりはシックスセンスでカーブを曲がってそうなパープリン、服部君の検定です。
僕は「どれどれ……お手並み拝見といきますかな」みたいな超余裕な態度で、
ライバル校の試合を観戦する魚住みたいな余裕っぷりで、ズブリと後部座席に身を投げます。
はらたいらさんにさんまんてーん
……
ぶふぉっwwwwww ヘタスwwwwwwwww
いやはや、教習で何学んで来たんすか先輩?
何サイドブレーキぎゃりぎゃり効かせながら発進してんすか?
監督官「サイドブレーキ!」
おわ、思わず監督官も言っちゃったじゃない! け、検定の意味ねええ!wwww
てか……ガクン! おま、ガックン……! ぶははwww ガクン!
……クラッチ勢いよく上げすぎだから! ガクガクなりすぎっすよ先輩www
皇室の車だったら、穏やかな雅子様も、さすがにぶち切れの状態っすよ。
……あ! 聞こえる……聞こえるよ服部君? ……愛子様がゲロ吐く音がさあ。
「ママあいつくびにちてー! オロロロロロロ」
ぎゃはははは。
こうして失意のまま服部君の検定は終わりました。ひゃー、こいつが受かるなら俺なんか神だわ。
技術的には拓海とうちのばあちゃん(無免許)ぐらいの開き。余裕。超余裕。
うなだれる服部君を後部座席に押しのけ、次こそ真打!
名古屋の藤原拓海ことY平さんの運転(と書いて伝説)の始まります。
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検定の模様は音声のみでお送りいたします。
「はい、じゃあよかったら発進してね~」
「えっと、いいっすか?」
「はい! よかったら発進してね~! (イライラ」
●●●
「次、二番目の交差点右折しまーす」
「はい~」
「ちょ! ちが! ちがうよ! ここじゃないから!」
「え?」
「戻って戻って! 早く!」
「うわわわわわわ」
ギャルーンギュロロロロ!
カッチカッチ ジャキン カッチカッチカッチ ジャキン(ウインカーの音の連打)
●●●
「はい、じゃあそこらへんの安全なところで車止めてね~」
「はい~」
カッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチカッチ
(なり続ける左の方向指示器)
「安全なところで車止めてね~。止めてねえ~!
ちょ、止めてね~! 止まって! 止まれ! 止まれ!」
●●●
「速度が遅い……」
「え?」
「……」
「すいません、もう一度言ってもらえますか?」
「遅い……」
「あ、はーい。 ここ50キロっすもんね~はははwwww」
「……」
●●●
ぎゃりぎゃりぎゃりぎゃりぎゃり(サイドブレーキをかけたまま発進する音)
「あ!」
「……」
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かくして、教習所内にがっくりとうなだれる服部君とY平君の構図が完成されたわけです。
つか検定終わって、服部君抜きで反省会みたいのがあったんだけど、
平素はすごい優しかった教官に
「あんたの運転は、安全確認とか別にいいし、違法とかそういうわけじゃないんだけどさー。
自己中なんだよねマジで。周りが見えてないっつーかさ、そりゃ緊張もあるんだけどさ、
マジこれで路上出すの心配。っつーか他の車の迷惑。
40キロのとこで20キロで走る期間が多すぎるわ。
停車もウインカー出したらはよ路肩によらなかんしさあ。
俺が後ろのドライバーだったら「死ね!」って思うかもってか、思う。
はっきりしなかんてえ。いつか事故るにこんなんじゃ?」
わりと原文このまんまのことをズドンと言われて、軽く泣きそうになりました。
誰だよ藤原拓海って。死ねよ。
「ぜってえ落ちた……」「もっかい受けようぜ……」なんて話しながら
いつの間にか服部君と仲良くなった僕は、どん底に沈みながら発表を待ちます。
こんなときに友人からいきなり「検定おちただろー?ww」などと、
不謹慎なメールが届くのが憎い。マジあいつひき殺したい。
30メートルぐらい引きずって轢き殺したい。免許ないけど。
そのときです、俺をケチョンケチョンに評価した普段はものすごい優しい教官がやってきました。
ドックンドックン……
受験者に緊張が走ります。服部君と俺、そして交差点で止まっちゃったヤンキー鈴木君も、
一生懸命祈ります。メガネの神田は余裕しゃくしゃくです。あとでメガネ割ろう。
緊張の一瞬……!!
「はい、みんな合格でーす」
ひゅっ……みんなの肩の荷が降りた。ぴんとした空気が一気にゆるみ、
安堵の笑顔があちこちで浮かぶ。僕も途端に元気を取り戻し、
「つかこれで落ちるやつってどんなんよ?」みたいに調子こきだします。
マジ運転簡単だわwwwwwww
そのあとは感動も何もない、すげえ事務的な卒業式が執り行われ、
晴れて僕は自動車学校卒業ということになりました。
印象的だったのは、他の受験者たちは82期生とかだったのに対し、
僕は20期生だったことですかね。さぼりすぎだから、僕。網野か。
。
そうそう、なんか知らないけど「学科賞」なんてこ洒落た賞も頂きました。
正直身に覚えがないのですが、なんか真面目にがんばったから賞です
みたいなノリで受賞しちゃったようです。
真面目に行く人が卒業に7ヶ月もかかるかってな話ですけど、
そこらへん学長は何考えてんすかねえ?
ちなみに神田も貰ってました。さすがメガネ。
しかしまあ賞、賞ですよ! いやあ、賞というくらいだから、
なんかイイもん入ってないといかんですよ。
金一封、悪くてもビール券5000円分くらいは入ってないと、潰します。
大型特殊自動車で車校ぶっ潰しますよ。免許ないけど。
銭湯無料券て
ということで、二度と僕は自動車学校に行きたくないです。
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リンクに「田舎の公立高校から独学で東大合格!!」を追加しました。
うcら君、ご確認ください。
ブルジョアバースデー By Y平
「シャイアンのぶん殴っても内定でないよブログ」ただいま絶賛執筆中!
期待しないで待っててくれよな! 途中で投げたりしないよ! たぶん
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恋愛系ブログ書くヤツはとんでもない馬鹿。
そういった思想が僕の内面に溢れている。
それも根強く、北朝鮮の反米教育並みのねちっこさで僕の自我に深く根付いている。
だから僕は叫びます! 誰もが思ってることなのに誰も言わない、
しかし勇気を持って叫びます。恋愛ブログ死ね、と。
「ここは私達二人のラブラブブログ☆☆ ずっとなかよちです~~~www(^ε^)」
死ねよ。お前らのノロケなんざ聞いてられんわ。
だいたいお前ら、そんな幸せアピールしてどんなレスポンス求めとんねん。
「ラブラブでつねーwww」とでも言われてえのかカス野郎。
いい、いいわ。仮にノロケいいとするわ。でもな、お前ら絶対ブログ作ったこと後悔するからな。
「ずっとなかよち」なんて状況がいつまでも続くと思うな。
相手の嫌なとこが見えはじめて、色々考えなきゃならんとき、ブログが必ず足かせになる。
弱いお前らは、ブログ上に彼氏(彼女)に対する愚痴をアップ。
書かなくていいことまで書いて、相手に対して
「私の叫びに気づいて!」
だなんて悲愴感たっぷりに訴える。それも相手の気持ちを考えることなく主観的に、だ。
笑えるな。それで関係が改善されると思うなよ。
そうやって独りよがりの悦ブログ書いてる段ではもうだめよ。
ノロケもうぜーし、関係も壊れるしでやってられんぜ?
何? 俺は相手に対して愚痴なんて言わねえ? はっ。嘘だな。
そういう正義感ぶったやつほど、別れる直前になって
「今の気持ちを整理したい」とか
「みんなに聞いてもらいたかった」とかいう理由で
ブログに書いちまうのさ。
彼氏(彼女)の気に食わない所をオブラートにつつんでみんなに提供するのさ。
そこで読者はそれを肴に熱い恋愛トーク。
「女の子は○○なものだよ」とか、
「それは彼氏が悪い。私も元彼が……」だとか、
自分の意見を一般論にすりかえる、すばらしい恋愛講座の始まりです。
コメント欄はギャスギャス潤う。潤う一方で乾いていく自分の心と相手の心。
チャンチャラおかしいや。お前は別れたいのか別れたくないのかどっちだ?
だから恋愛ブログとか書く人はほんと馬鹿なんだなーとか思うわけですね。
ということでほんとにつまらない今日の日記です。
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今日は彼女(Yちゃん)の誕生日でした。
ぼかあ普段他人の誕生日なんてどうでもいいっていう冷徹人間でして、
社交辞令的に「おめでつ」なんて言うのが反吐が出るほど嫌い。
だから仮に誰かが誕生日を迎えても、男なら例外なくオナホール(ゲイ用)。
女なら廃棄の肉まんとかそういうのでプレゼントを済ますクールボーイであります。
しかしやはり。自分の彼女となると別ですねーこれが。
もうそれはそれは趣向を凝らして祝ってやろうと考えるわけ。
そこで今日は彼女と最高の誕生日を過ごすべく、右往左往しておりました。
さて、誕生日といえばケーキ。何をおいてもケーキであります。
ここでコンビニに売ってる安いショートケーキ、安ワインで
慎ましやかに彼女がおばさんの秘部から出てきた日を祝う。
「こんな安いケーキでごめんな」
「ううん、タケシがいればそれでいいよ」
「茜……」
なんて一芝居うつのも、それはそれで風情のある誕生日ですが、んなこたあ綺麗ごとです。
やっぱ世の中金よ金。高えケーキじゃねえとマックスなバースデーは送れないってもんすよ。
高島屋の地下の洋菓子ブース。
ここでワンピース300円くらいのかっこいいケーキでも買おうかなと思ってたが甘かった。
イチジクタルト580円、フルーツチーズケーキ460円。甘かった。
ケーキだけに甘かった。高島屋ってそういうとこなのな。どんなインフレーションやねん。
近所のケーキ屋の3倍の値段でした。どうもすいませんでした。
そんなインフレケーキを目の前にして、半ば卒倒しかけていた僕ですが、
彼女の手前なんとか気力を持ち直しがんばります。気を取り直して僕の家に行きました。
自分の家に女性をあげると、男はどうするか?
1.乳をもむ
2.目薬をシャンパンの中にインし、乳をもむ
3.布団を敷いて乳をもむ
4.自分はイスに座り、彼女はベットに座らせ乳をもむ
5.パスタを作り、乳をもむ
僕は迷わず5を選びました。そう、彼女のためにうまいパスタを作ってやるのです。
僕は燃えてました。
「料理ができる俺、マジかっこいい……彼女も惚れ直すに違いない」
恋愛は人を狂わせる。こういった勘違いを起こすのも、やんぬるかなであります。
今日僕が作るのは「カルボナーラ」。生クリームと粉チーズ。
卵黄とベーコンさえあれば誰でもできるお手軽料理ですが、
そんな簡単に済ませていいものか。否。彼女のバースデーですぞ?
もっとブルジョアにいきましょうよ。
さて、僕は早速カルボナーラのレシピを再確認すると、
先日向かったのは名駅の「スーパーマーケット成城」。
ここは高級食材がゴロゴロ売ってるちっちゃいスーパーであります。
こじゃれたデザインの店内では、名古屋の金持ちや料理人どもがウロウロ。
なんかジャズとかかかってて笑えました。
まあ一番笑えるのは店名ですが……スーパー成城ってwww 下品なwwww
そこで買いましたるは、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノロマーノに生クリーム。
スモークベーコンに、地鶏卵。それにパスタ。
さすが成城だけあって無駄に高い。
パルミジャーノ・レッジャーノとペコリーノ・ロマーノはいずれもチーズなんですが、
タバコ大の大きさのものがなんと500円ぐらいしました。
地鶏卵は一個50円、パスタなんて完全輸入品な上に、日本語の注釈を見ると
「ローマ法王庁御用達」
とかブルジョアなことが書かれてます。なんだこれすごい。無駄にすごい。
俺もう普通のパスタ食べれないよマ・マー。
そんな手に余る高級食材を持って庶民的なキッチンに立つ僕と彼女。
明らかに食材に自分達の腕が追いついてませんがそこは気力で乗り切ります。
僕は生クリーム(100ml 158円)でソースを作る。
彼女はチーズを削っていきます。
(彼女撮影)
彼女にブログがばれてるとこういうとこ楽です。このタイミングで
「写真とって」
とか言っても別段怪しまれません。普通だったら気持ち悪いからね。
完成です。
高級食材でふんだんに彩られた、今まで作った中で最高級のカルボナーラ。
梅酒などで乾杯し、早速彼女と貪り食います。うん、まずい。
正確に言えば、不味くはないけど、チーズを入れすぎてほぼチーズパスタになってしまった。
カルボナーラ要素はかなり低い。チーズそのものが美味いから、
別に悪くないけどパスタとしては~? みたいな感じです。
泣いてる、食材が泣いてやがる。
パスタが不味かったことで逆に盛り上がった彼女。
「せっかく高いので作ったのに~~! 悔しいけど笑える~~!」
みたいなノリで過ごせる空気がほんとに居心地いい。こんな人いない。
高級パスタで盛り上がった後は、プレゼントです。
ここでいかにサプライズを起こせるかがポイント。
ちょっと凝った演出で、派手にプレゼントを渡すのが気の利く男ってやつでしょう。
1Rでダウン、防戦一方で判定勝ち。
そんぐらいの俺流のサプライズ? ってやつを見せてやろうじゃない。
「あ、そういえば、○○(友人)が旅行行ってさ。
お土産買ってきたんだよ。これ。Yちゃんに渡してくれって」
なんだ友達がお土産買ってきたって。馬鹿か。
速攻で「Y平くんのだら?」と看破され、撃沈。つーか俺、何したかったんだろう?
リング送ったんだけど、それが予想以上に喜んでくれて嬉しかった。
そりゃね、一生懸命大須歩いたからね。むしろそれ、僕がほしいくらいだから。畜生。
ケーキでお祝いです。
夜には初めて会った居酒屋に行ったりなんかして、ほんとに幸せでした。(閉まってたけど。結局他の居酒屋行ったけど)
あの日からもうすぐ一年になります。
色々あったけど、この人で本当によかったと思った一年でした。
「ずっと一緒だよ☆☆」
とか、夢見がちなことは絶対言わない僕ですが。揺らぎましたね。ははは。
いいじゃない、たまにはミクシィ的クソ日記書いたっていいじゃない。
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読者「ラブラブでつねー。ワロスワロス。」
うどんに負ける男 By DAI
一昨日ホストマザー
またの名をジャッキーバトラーにいきなり
「人参好き?」
と聞かれたので別に好きではない、
むしろ嫌いな部類に入るけど
反射的にイエスと答えてしまってた。
そしたら今日生の人参を与えられました。
新鮮で生で食べても甘くておいしいやつで、
その人参食べたら他の人参なんて
もう食べられないくらいうまい人参
かと思いましたが普通の人参でした。
どうも普通の人参を生でまるごと食べた僕です。こんばんピョン。
さてさて昨日の夜遅くまで(遅くから)課題をしていた
優等生俺は昼過ぎから街に繰り出しました。
今日は(も)特に何をするわけでもなく繰り出したので
もちろん彼女と会って五分後にはケンカ。
ケンカというか精神的傷害を被ったというか。
まぁあれです。
たいしたことないです。
ただ「話が合わない」って言われただけっすから。
えへへ。
自分平気っす。
あれっすよ。こんなの取るに足りないっす。
ただ話を合わせるように頑張ればいいだけっすから。
自分余裕っす。
それでも話合わなかったら車が来る直前に
道路の中央に飛び出ればいいだけっすから。
うぃっす。
そのあとコスタコーヒーでカフェモカ頼んだら
クリーミーさが足りないと半分以上残してました。
我が彼女はグルメです。
ちなみに俺のおごりっす。
おごりなのにクリーミーさが足りないと半分以上残される僕…
これからはクリーム持参します。
マイクリーム常備。
携帯電話を忘れようがクリームだけは常備。
クリーミーさが足りないと
すかさずマイクリームでクリーミーに。
これで解決。俺天才。
なんならクリーム作ります。
ハンドメイドっすよ。
ここぞとばかりに愛のこもった
ハンドメイドクリームで彼女もイチコロ。
もちろん自動の泡立て機なんて使わずに
手動でシャカシャカ。
ホストファミリーの家のキッチンで
夜な夜なクリームを作る日本男児22歳。
ルーク(14歳男)とジェイク(12歳男)の兄弟のあの愛くるしい笑顔を
一瞬にして奪うほどの高速泡立てでクリームを作る。
すべてはコスタコーヒーのカフェモカをおいしく飲むため!
そして彼女の笑顔のため!
なんたる純愛!
純粋すぎて気持ち悪いことに気付かない!
そんなときは右手にカッターを持ちリストカット!
なんて軽率な行動は慎み、イギリスらしく紳士に頸動脈をスパり。
ファッキンコスタ!
そんなことを考えてる間にいつのまにかベンチに座り
川辺でいちゃつく日本人二人。
「欧米だもんね!」
「そうよここイギリスやし!」
と都合のよい解釈を確認しあう痛いカッポー。
かと思いきや帰りには中国人の服のセンスが無いという共通認識から
センスのある人と付き合いたいという話に発展し、
すかさず俺の入れた
「別にもうどんな人がいいとか考える必要ないやん。俺がおるし。」
というなんともウンコ臭いツッコミに、
「そんな話をしてるんじゃない!マジ一緒いて楽しくないし。」
と全力で俺の心を切り刻む無邪気な彼女ここにあり。
ここぞとばかりにブチギレる俺は
「じゃあ一緒におらんでいいわ!」
と捨て台詞を吐くが二三歩離れるだけで
背を向けて帰る勇気は持ち合わせておりませぬ。
少しびびる彼女は
「ジョーダンやし!」
とキレながら弁解。
その反省色の無さに
「ジョーダンなら言うな!」
と正論をぶつけるキレ切れないヘタレ彼氏。
結局彼女を送り始め一分もしないうちに
極限までひっつきながらイギリスの街を闊歩するバカップル一組。
家に帰りつくとなぜケンカしたのか自分でもわけがわからないほどで。
彼女と会ったあとに残るのはいつも
無駄な精神的疲労とやっぱ好きだという確信と、
でもこの先やってけるのかという過大な不安と
それを掻き消すまでの幸福への期待。
でもそれをわかってて踏み出した一歩。
これを乗り越えて最後の恋愛にしたいものです。
と打ってたら彼女からメールの返信。
「メールってやっぱめんどいね☆」
……。
≒メールめんどいからもう送って来ないで☆
………。
もうあれです。
明日ホストマザーにガスの元栓の開け方聞いておきます。
やっぱあれが一番楽に死ねそうだしね。
くそう、彼女俺と会えた時より
友達に「ごんぶと(インスタントうどん)」もらったときのが
すげぇ嬉しそうやったし。
くそう。
まさかイギリスでうどんに嫉妬するとは。
炭水化物のくせに。
いや俺のは確かにごんぶとまではいきませんがね。(下
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