今日で発注切れ!!

 作業終わりませんでした。ちょうどTCPスループット測定の1日分足りてません。ここまでぴったり作業が入ったということは逆にすごい見積もりよかったんじゃないかと思う。でもTCPスループット。これだけは余計だった。そんなもの簡単なんだからそちらでも測れるでしょう。大学生でもできるでしょう。
 あまりに疲れすぎてくさくさし、帰った後ストロングゼロ的なものを3缶開けて、何をトチ狂ったのか素振りをして走ってコンビニに行ってジャンプを立ち読みしたりなんかしたものだから、ぐでんぐでんです。ぐでんぐでん。酔った勢いは恐ろしいもので、やっぱり俺は小説に生きる! っつってんで書きかけだった小説を書き始めたのだけれど、クソ面白くない。作者が面白くないものを読者が喜ぶものか。本業でも鬱、趣味でも鬱。これはどうにもならん。それもこれもクソ優しいお客様のせい。発注がキレようが、僕と離れたくないって。わーい(白目)。

あと1日で発注が切れます

 あと1日。あと1日の我慢でお客様とさよならです。いやほんと寂しい。寂しすぎて思わず飲みに行く。カンパーイ! 
 嬉しそうなのは気のせいです。嬉しそうどころか困ったことになっている。あと1日で発注切れであるが未だ性能測定の手順書ができていない。この2ヶ月いろいろパターンを変えて10数種類の測定をやってきたがそれを一つ一つゼロからやる手順を明示せなばならない。やってる最中に作っとけよって言うが、どこにそんな時間があったのか? 常にできない不安に苛まれトライアンドエラーを繰り返し、綱渡りでなんとか測定データは出した。それについで好き勝手測定条件が増えるので常にコーディングしてた。そんな暇なかった。
 暇はなかったが手順書は作らねばならない。当初の予定では明日中に終わる予定だったのだが、昨日TCPスループットの測定をお客様にぶち込まれ、「手順書が間に合わないんですが」という俺の声なき声はお客様に握りつぶされ、明日中に終わるか怪しくなってきた。と言っているのに残業はさせないという部の方針と残業はさせないにもかかわらず6月中に終わらせろという相矛盾した上からの主張を受け、「間に合わなくなっても知らんぞ〜〜〜!」とベジータみたいなことを思いながら今日は定時で帰宅した。明日は地獄。かといって手順書の手を抜くと7月中にまたお客様とこんにちはしなければならないので絶対に手を抜けない。7月。セミがミンミンなく屋外と呼応してリンリンなる電話。「ココ、テジュンドオリ、ヤッテモ、ウゴカナイ」みたいなことを機械のように繰り返すお客様。死にそうな顔で謝りながら電話口で向こうの画面も見えないまま手順を教える俺。その姿、クレーマーに捕まったサポートセンターのお姉さんのごとく。これはお客様と完全に別れたいがゆえの頑張り。失注といえど完全なる撤退をしなければならない。ぐうの音も言わせない、完全なる手順書を、俺は作る。どんなアホな、いや、頭の個人差が大きいお客様だろうとできる、完璧な、手順を。
 ということで明日は死んでも手順書を作り上げる。いやむしろ、死んで手順書を納品しなくてもいいようになればこれ幸い? お客様の法令に反した相次ぐ依頼と期限はきついのに残業をさせない上の失態? みたいな感じで暇な週刊誌が取り上げる。みんな不幸。ザマアミロ。

コードは時間がなかろうが常に丁寧に書くべし

 発注が切れるまであと3日。ここへ来て新しい依頼が当たり前のように来る。先方は「〇〇の作業とバーターで」とかドヤ顔で言ってくるけど、〇〇の作業は僕の作業ではないので全然バーターになっていない。結局残業をしてやるしかない。
 今回の依頼はOS間でTCPソケットのスループットを測るというもの。iperfとか使えばいいが、片方のOSにiperfが入っていないため自分でTPを作らねばならない。socketプログラミングの初歩。sendとかrecvとか、大きなデータを送信/受信すると、一度のAPIコールではデータ送受信が終わらないのが罠。APIの返り値で送受信バイトサイズが返ってくるのでそれを見ながらデータの送受信が終わったか見る必要がある。大学の課題レベル。だがこれに気づくまでちょっと時間がかかった。おまけにソースコードを先輩に見てもらった時に「なんでエラールート作ってないんだ」と怒られる。いや、時間がないからって思ったけど、ソフト開発において時間があるときなんて絶対にないので、明日が締め切りだろうが親が死のうが丁寧にソースコードは組まねばならない。じゃないと、常に適当なソースコードしか書けなくなる。反省。
 先週からずっと定時で帰れてない。正直疲れた。もっとやってる人はいるけれども、半年近く休職して初めての残業ラッシュなので体が慣れていない。1年目は嬉々として残業していた。残業している俺、社会人やってる♩ぐらい思っていた。馬鹿野郎。残業しなくても社会人やれるのでできればやりたくないです。

コーディングテストある面接ってマジで怖くない?

 発注が切れるまであと4日。僕がキレるのはいつ? いや、キレない。キレたら終わり。いくら今後関わりのないお客様といえどお客様はお客様。発注が今月で切れるからこそよりいっそう丁寧に。切ったのちょっと勿体無かったなぐらい思ってもらえるぐらい丁寧に。丁寧に慎重にやってたら、ドコドコ依頼くる。4日前に依頼をするな。いい加減にしろ。2ヶ月前に作業内容fixしたんでしょ? 発注が切れる4日前に新しい作業をやらせるってもうなんなの? 7月から無給で働かせるおつもり? そっちがその気なら伝家の宝刀外部監査の陣を敷くこともやぶさかでない。
 どうでもいい。あと4日深夜残業が続こうが、あと4日で終わるならいいです。清々するわ!
 んで。本業で腐っている時ほど衝動的に沸き起こる転職心ですけれども、業界を変えずにちょっとグレードの高い転職をしようと思っていろいろ動いた。したらスカウトメールが来たのですが、ゴリゴリのセキュリティソフトの大手で、なんか必要経験とかスキルとか英語で書いてあるの。3年のC言語経験/Linux経験、Java、Perl。しかもコーディングテストとかもあるって。でも年収倍ぐらいになるよ。もうこれ記念受験的に受けてもいいんじゃない? あとコーディングテストとかって気になるじゃん。自分がプログラマー的にどういうレベルにあるか気になるじゃん。まあ僕ググらないとswitch case文間違えるあれだけど。あとPerlできないけど。見える。面接官を前に、sayHello()みたいな関数を作りコンソールにI don’t know everything so this test and my change of job is over!! Can I go home now?と出力だけさせて帰る俺が見える。

コンプライアンスお客様

 仕事。仕事の話ばかりでつまらないというが平日仕事しかしないのにそれ以外の話することなんてあるかい。だけれどもウェイト。待て。平日は仕事の話しかできないってちょっと終わってるのじゃない? そういう仕事ってどうなの? 死んだ顔で朝早くに出勤し、夜遅く帰る。くたくたに疲れた後はストロングゼロなどの安酒でベロベロに酔い1日が終わっていく。一度の人生。こんなことでいいのか。やはり自分の好きなことをして生きていかなければ。
 みたいなことを定期的に考えるのだが、だいたい仕事がしんどい時に考えることだ。俺の人生ってこうでいいの? みたいな。こう言う発作みたいなものは仕事が暇になったら「まあ、こんな人生も素敵じゃない。普通に生活するってそれだけですごいことだよ」みたいな結論を出してお茶を濁すのが普通で俺の常だがお前らの常でもあると思う。みんなそうでしょ。ちょっとストレスかかると人生に文句言うでしょ? 言わない?
 どうでもいい。仕事が鬼の忙しさなので俺も例外なく文句を言いながら仕事をしておりました。偉そうな論調を保ちながら。他者を攻撃しながら。自分を正当化しながら。
 お客様から発注を受けて仕事をしているわけだが、地味にこの形態は社会人6年目にして初めてだったりする。いつもは発注する側だった。殿様側だった。今回はいわゆるソフトハウスみたいな作業になる。しかしこの形態。お客様がこだわりを持ってやってらっしゃるのか、基地外なのか知らないが、次から次へと発注にない、いや、ないと言い切るとゴリゴリの違法になるので、あるけどぼやかした発注内容に基づいたグレーな依頼をドコドコしてくるので参った。やってもやっても新規依頼でてくる。そんなことやっていると他の作業がなおざりになるのだが、おそらく他の作業も完璧にやらないと後で瑕疵責任だとか騒ぐタイプのお客様。お客様だからね。やるけどね。それで製品が良くなるんだったら本望だよね。ってこの製品、結局開発中止になったんやないかーい! 何のためにやってるんかーい! 死ね!