例えば合コンがある。女子大生メインの3vs3の合コンがあるとする。
そこでハナの自己紹介で
「Y平です! 好きなものはガンダムです!」
っつったら、光の速さで女性陣はひく。
「いや……ガンダム好きなのはいいけど、
しょっぱなからガンダム言うのはないでしょ」
と今日の合コン失敗だわみたいな空気出しながらひく。
仲間の男性陣たちも突然の僕の暴走に、驚きを隠しきれない。
めっちゃ蹴る、掘りごたつの下で僕の足をボコボコにする。いたい、堪忍して。
これを偏見、英語で言うとprejudiceという。
さてもガンダムというワードには偏見がつきまとう。
これはSFを受け入れられない戦後からの風潮といいますか、
なんかロボットってダサクね? オタクじゃね?
なんつう凝り固まった思想がまだまだ日本にはびこっているからだと認識しております。
や、この状況、どうなの? 微妙じゃね?
作品を批判する場合、実際に作品を見ずにして、
偏見のみで批判するのは愚者のなせる業である。
批判するからには、マニアックなぐらいに対象を知り、内容を吟味し、
ときにはレポートなどを書いたりして、自分なりの意見を持つよう努力する。
そしてその上で「ガンダムとかキモい!」と声高に叫ぶのが、
賢人の賢人であるが所以よ。
ということで僕も、「ガンダム……ナンボのもんじゃい!!」っつーことで、
昨今、大学近くのゲオで週に2本というペースでガンダムを
レンタルしまくっているのだけれど、なかなかどうして。これが面白い。
---------------------------------------------------------------------------
アムロが逃げる。フラウボが追う。
アムロ「ブライトさん……もうやだー!!」
うは、アムロ逃げおった! 死ぬぞ!? ジオンの手にかかってだって?
ちげーよ、敵前逃亡の罪でさwww
情けないアムロは置いてけぼりで話は進む。
幾多の戦火を乗り越え、段々と疲弊するホワイトベース。
苦戦をしいるアムロを尻目に、歴戦の士リュウがハモンに突っ込み爆死したのだった。
慟哭。
リュウが……リュウが……死んだ……? アムロのよき理解者、リュウが……死んだ。
若き艦長ブライトは、燃え盛るコアファイターに向かって泣きながら叫ぶ。
「勘弁してくれえ、勘弁してくれえ」
----------------------------------------------------------------------—-
ぞくり……これは、なかなか……いいネ!!
まあガンダムの話はどうでもよろしい。そんなことよりレンタルビデオっすよ。
僕って最近になって初めてレンタルなんてしたもんだから、
レンタルビデオ界の常識なんてついぞ知らぬ。いわばレンタル童貞ですな。
そのレンタル童貞のY平君。なんか休み明けに変なものを見つけたんですねー。変な黒いもの。
ラベルが貼ってあって、見たら「ガンダム」って書いてあんの。
あ、これビデオじゃん。先週……だっけ? いつかレンタルしたやつ。
確かこれ一週間レンタルだったから、確実に延滞してるよな。しまったしまった。
ということで大学帰りにプラリとゲオに立ち寄るY平さん。
もう何度も借りてるし、俺もそろそろレンタル童貞卒業だよな。
なんて思いながら、慣れた足取りで返却コーナーへ赴く。
店員「はい、二点延滞で、1680円になりますー」
Y平「そんな馬鹿な」
2本200円で借りたものの延滞料が1680円ってどう見ても悪徳。
レンタル童貞だと思ってなめてんのかカス野郎!
やおら俺は先日、不当請求対策を書き込んだはあちゅう手帳を開くと、
そこにあそばしましたる文字を見る。
「消費者契約法で延滞金は年利率14.6%まで」
ビンゴ。ほら見ろ。延滞した期間は三日。
三日で八倍の延滞料を要求されたんじゃあ黙ってられない。経済産業省が黙っちゃいない。
うら! この悪徳ゲオが! 消費者なめんなよ!
ウェイト、落ち着け俺。こんな高尚なる理論をバイターに説いたところで、
こいつが何か取り計らってくれるというのか? 否。絶対ない。
「私はバイトですので……」なんて言って言い逃れるに決まってやがる。
そうして俺は泣き寝入り。腐ってる。世の中腐ってるよ。
悪徳業者の魔の手はついにこんなところまでやってきた……
まあ冷静に考えたら、レンタルビデオ屋が不当利率使ってたら、
とうの昔に問題になってるよな。
どうせ消費者契約法の適用範囲だとか、
特例とかそういうのでOKってことになってんだよ、常識的に考えて。
という結論に達したきり、僕は考えるのを止めた。
財布に手を伸ばす。札はない。小銭入れを開く。900円しかない。
慟哭。
思わず店員に向かって「勘弁してくれえ、勘弁してくれえ」と泣いた。
泣き叫んだ。今となっては忌まわしきガンダムのビデオと店員さんに向かって泣き叫んだ。
知らなかったんです、俺童貞だし、留年だし、
あと東山線が込んでてどうしようもなかったんです。
僕の思いとは裏腹に、店員は「え、こいつ1680円も延滞した上に、金ねえの?」
みたいな露骨な顔して僕を馬鹿にします。
許さない。僕を馬鹿にする人、みな許さない。
店員「えっと……じゃあ一応返却しときますんで、今度お金持ってきてくださいね」
ツケ。俺はツケたのだ。酒屋でも何でもない、レンタルビデオ屋でツケ。
俺が悪いのではない、延滞料を強く説明しなかったビデオ屋が悪い。
もしくはガンダムが悪い。
そこで僕の頭の中でリュウが死んだ回のアムロのセリフがこだまする。
アムロ「誰が悪い……とかじゃない……! 仕方なかったんだ……!」
そうだった、誰が悪いとかじゃない。俺が悪い。
ほんと店員さん、ツケてくれてありがとう。
今日返さなかったら、延滞料が2240円になるとこでした。
マジ、俺、明日朝一番で返します。1680円。
↓ここをクリックするとランキングに投票されます(現在14位)

架空請求 By Y平
先日コンビニでバイトしてたときのことっすよ。
休憩時間に何気なく携帯をチェックしたら、なんやら知らない携帯番号から着信があったんす。
ちょうど今ぐらいの時期は人形劇の公演依頼とかそういうのが来る時期ですから、
こら掛け直さなきゃマズイな。っつーことで、休憩室からその番号にTELしたんすよ。
Y平「すいませーん。そちらから着信があったんすけどお」
男「え、はい?」
反応が悪い。公演依頼にしてはバカに反応が悪いです。しかも心なしかガラまで悪い。
Y平「いや、そちらから電話がかかってきてたんすけど……ボソボソ」
男「……あっ!」
やっと気づいてくれたみたい。やれやれ、電話かけてきといてそれはない。実際、焦ったぜ?
男「ご自宅、もしくは職場のほうにお伺いすることになってるんですけどもぉー!!
分かってますぅ!?」
え、なんだこれ?
一瞬、理解するのに時間がかかった。公演依頼の人が僕の自宅に来る?
なんで? 電話でいいじゃん。そういう無駄にコミュニケイトするとかいらんす。
とかかなり混乱したあげく、これは架空請求の類だという結論にたどりついた。
つーかむこうも「……あっ!」って……途中で気づくとかダメだろ。
架空請求的に考えて。
Y平「はは。こういうのってホントにあるんすね。僕、初めてです」
架空「あん? 何笑っとんだおめ? 何笑っとんだおめ? きもちわりいなあ!!」
なんつーかこの兄ちゃん、さすが架空請求らしくメチャクチャにガラが悪い。
そして普通に悪口言うから凹みます。
会って20秒もたたないうちに気持ち悪い言われたのは初めてです。気持ち悪いけど。
Y平「はは、すんません」
架空「すんませんじゃねーよ気持ちわりーなあ!!」
Y平「はは」
架空「11月15日の夜1時20分!! てめえ利用したよなあ? 分かっとるだろお? ああ! きもちわりいなあ」
もう正直、僕ぐらいの変態になると、夜はネットで擬似セックス、3回。
っていう生活習慣がついちゃってますから、もしかしたら利用してるかもしれない。
しかしなぜ携帯番号がわれてるんだ? 携帯番号までわれるはずは……だなんて色々考える。
架空請求業者からすると、この「もしかして使ったかも」という心理を
利用するのがセオリー。この時点で僕はまんまと術中にはまってるわけですね。
まあその前にこの兄ちゃん怖すぎるもん。笑うしかできねえ……
架空「ほんとに分かっとるのか? おお!?
ったくよー、利用したんだから料金ぐらい払えや。
常識だろ、ジョーシキ(ひどくこの言い方がムカつくんだこいつ)」
Y平「はい、常識っすね」
この言葉を境目にこの兄ちゃん、激昂。ぶらあああああああああ!!
みたいな怒鳴り声をあげて、あらゆる罵詈雑言で僕を罵ります。
これ、精神的にきつい。僕みたいなチキン野郎では、
準備なしでこの兄ちゃんと話すなんてできやしません。つーか話させてくれない。
Y平「はは」
架空「だからその笑いがむかつくんだよおおおおおおおおおおお!!
マジ殺すぞこらあああ!!」
もうこの時点で僕の心は萎え萎え。
「ひ、ひええ。こ、殺される! 具体的にどう殺されるか分からないけれど、殺される!!」
だなんて恐れおののきましたね。もう払うしかない……! ってwwwww
架空「ふう……お前さー、童貞?」
ここへきて、僕の貞操の話が飛び出します。なんかよく分からないけれど、
ここは童貞と答えておいたほうがよろしいかと。架空請求的に考えて。
Y平「んーーーっと……童貞っすねえ」
架空「何? んーーーっとって? そんな考えることでもねーじゃん?
即答で童貞って言えよ、バカじゃねーの?」
童貞でもバカでもないと自負しておるんですが、
なんかこの悪口だけ今までで一番的を射ていたので、凹みます。
やっぱ払うしかないよなーwwwww
架空「ガキがよー、アダルトサイトなんて利用してんじゃねーよ。
ボケ。勉強でもしろ、勉強を」
Y平「はい、そうします」
なんか諭す形になってるんですが、この兄ちゃん、いいやつです。(すげえ見下した目で)
めっちゃ怒っといてあとで優しく諭す。
きっと社では「アメと鞭のサトル」みたいな感じで有名なんだろうな。
架空「じゃあね。ちゃんと払ってよ。頼むよ。」
Y平「分かりました」
ガチャリ
電話が切れました。やあ、ほんと、利用したのに払わない僕が全面的に悪い。
あんな優しい業者さんに迷惑かけて申し訳なかったな。
僕もいい年なんだから、もうちょっと社会常識とか学ばにゃならん。
そういうのを思い知らされた電話でしたね、ほんと。
で、どこにいくら払えばいいのかな?
マジ僕びっくりしました。まず、むこうがどこのサイトか分からない。
そして振込み方法についても、つーか料金にすら言及してない。
これで僕に払え払えって言ってくるんですから、かなり難易度高いです。
なんだろ? たぶん反省したら自分でお兄さんに電話かけて振込み先を
聞くっていう方式なのかな?
いわゆる怒って帰っちゃった担任の先生に職員室まで謝りに行く方式かな?
や、そら難易度高いなあ。また怒られるかもしれないなー怖いなー。(乾いた声)
一応、利用したかもしれないという不安があったので、次かかってきたときの対策として、
消費者契約法や電子契約法などの該当部分をお勉強。
ついでに脅迫罪の適用範囲なども勉強し、はあちゅう手帳にメモしておきました。
まあ話させてくれないだろうけど、お兄さんに言われたとおり、ちゃんとお勉強しました。
つーかやっとこさ念願のはあちゅう手帳を使うという段になって、
初めて書き込んだ文字が「不当請求対策」ですからね。
思わずはあちゅうごめんって思った。
とりあえず、次かかってきたら、大音量で杉山圭のAVを流したのち、
「うらあ~~!!ウチのアダルトチャンネル利用しただろ!
料金払えコノヤロウ!」 ガチャリ
これでいこうと思います。
↓ここをクリックするとランキングに投票されます(現在15位)

----------------------------------------------------------------------—
あれからかかってきません。業者も大変なんだろうな。あの調子じゃ売り上げ0だよ。
シャイアンのぶん殴っても内定でないよブログ その4 By Y平
シャイアンのぶん殴っても内定でないよブログ
その1 その2 その3
————————————————————————–
例えば誰か、立派な偉人の伝記を読んだとき。例えば誰か、立派な人の講演を聞いたとき。
俺は、「ようし、俺もやってやるぞ」と一念発起。
明日からは早起きをし、勉強をきちんとして、
ハキハキしゃべり、就活もバリバリし……と夢見るのだ。
だがその決心は、だいたい三日で挫折し、俺は
「人がそんなすぐに変われるわけがない」
と、半ば諦めの目つきで、もしくは悟ったようなフリをして自分を正当化する。
少しずつ変わっていくしかない。それは確かに正しいことなのだろうが、
俺は、その言葉を簡単に口にし、現実から逃げる。自分を成長させるのを拒む。
めんどくさかったり、他にしたいことがあったり、
大概は取るに足らない理由で、決心はもろくも崩れてしまう。
そんな自分の怠惰を憂い、心の中でグチグチと呪ったところで
なんの解決も見出せないことを俺は知っている。
努力のできない人間が上にのさばることなど絶対にできない。俺はそれを知っている。
だが知っているということがどれだけ俺の救いになるのだろう?
俺は知っているだけだ。物事をよく理解してるような顔をしながら、
頭の中だけで高尚な理論を振り回す。それだけだ。たったそれだけ。
ノベタを訪ねるのは、俺にとってなかなかに骨の折れることであった。
俺はノベタの家の前にたどり着くと、ある種の恐怖感でいっぱいになり、
呼び鈴が押せなくなる。
もしノベタがツネオやシスカちゃんのようになっていたら……
あの愚図でのろまのノベタまでもが、立派な就活生をやっていたとしたら。
俺はいよいよヤツを殴ってしまうかもしれない。
「殴ってしまうかもしれない」
俺が恐れているのは醜い自分であった。他人が成長し、それを素直に受け入れることもできず、
嫉妬の波に溺れるどうしようもない自分が恐ろしかった。
もし俺がノベタを殴ろうものなら……それは自分自身を、自分の心を殴るも同然の行為である。
俺はそれが怖かった。
ならばなぜノベタと会いたいと思ったのか? それはやはり……
そんなことを考えながら、ノベタの家の前でモジモジしていると、
唐突に2階の窓が開いた。
そこには懐かしい友人の顔――少なくとも俺はそう思っている――がある。懐かしいメガネ。
ノベタの家に上がると、ノベタはパジャマ姿で俺を迎え入れた。
顔にはもう何日も剃っていないと思われる無精ひげ。
顔もろくに洗っていないのか、なんとなくくすんだ色の肌をしている。
「シャイアンが来るなんて何年ぶりだろうね!」
嬉々として俺に話しかけるノベタの表情に、
「久しぶりの友と会う感慨」以外に感情は読み取れなかった。
純粋。こいつはいつでも純粋だ。他意がない。
喜色満面、無邪気に喋るノベタに案内されて、俺はヤツの部屋に入る。
部屋には湿った空気、それも人間の生活感を想起させるニオイをはらませた空気が充満していて、
少し圧迫感がある。
5畳ほどの部屋の中央に、ペチャンコの布団が鎮座していて、
布団の隅々には雑誌が散乱している。
部屋の一角には、ファイルと分厚い本とが乱雑に積まれていて、一つの山が形成されている。
枕元に開いてある雑誌には、「伊藤つばさスピード離婚!!」という見出しが書いてあった。
机には不均等かつ不安定につまれた本の山に、斜めにノートパソコンが開いてあり、
その後ろの窓から、まぶしいほど日光がさしこむ。が、部屋は仄暗いままだ。
俺は心の底から安堵を感じた。なあに、ダメ人間は俺だけじゃない。
ノベタはやはりノベタだ、案ずることはない。
そう考える俺がいて、意味のない安堵に身をゆだねる俺がいて、
一方で「だから何だ?」と問う俺もいた。
その問いは、俺にネットリとからみつき、心に不快な薄幕をはる。
とたんに息苦しくなる。
汚い部屋、堕落した自分、昔いじめられた友人。あらゆる事象を無視して、
ノベタはただただ喋り続けた。無邪気に、笑顔を絶やさず。まぶしいほどだ。
たまらなくなって俺は聞いた。
「お前、就活どうしてる?」
勢いよく喋り続けてきたノベタが、一瞬ぴたりとたじろぐ。
が、しかしたじろいだ時間は、気づかない者なら気づかないほど僅かで、
つまりはノベタは自然に振舞っているように見えた。
「やあ、全然ダメでね。でへへ」
そりゃダメだろうな。と思う自分を必死に抑える。
「シャイアンはどうなの?」
そう言うノベタの顔に、内定の出ていない者特有の卑屈さは感じられない。
いや、もしかしたら必死に顔に出るのを隠しているのかもしれない。
「まあ俺も、ダメだな。面接はけっこうしてるんだけど……」
嘘ではない。確かに面接はしているのだ。
「けっこう」と言えるのかは分からないけれど、確かに。
そう考えた後、俺はいったい誰に弁解しているのだ? と思う。
「たくさん面接受けてるの? うーん、すごいな。
僕はたまにしか受けらんないもん。なんか億劫でさ」
共感。俺は激しく共感した。めんどくさくて受けられない。
その意見をノベタから聞いて、俺は思わず笑いそうになる。
馬鹿にした笑いではない、仲間がいることを知った喜びの笑い。虚しい笑い。
ポツリポツリと就職の話をしたのち、俺達はどちらともなく話題を打ち切った。
それは双方とも就活がうまくいっていないことの証明のようで、
なんだか腹が立ったのだけれど(誰に対して?)、俺はノベタとの再会を楽しむことに決めた。
ノベタは、ツネオやシスカちゃんとは違い、堕落していて、享楽的。
他人に優しく、自分に甘く、やはり他人に甘かった。そう思えた。
俺は「だからこいつ、好きなんだよな。」と思った。(自分の仲間であることが)
俺達は、昔懐かしいバカ話をしながら、汚い部屋でテレビゲームをして遊んだ。
相変わらずノベタは下手くそで、俺は幾分か気まずい思いをしそうになったのだけれど、
ノベタは楽しそうにしていた。その楽しそうな顔を見て、安心するとともに、
俺達はこれでいいような気になってきた。
と、突然後ろのドアが開いた。
俺とノベタは、ビクッとして後ろを振り返ると、
満面の笑みを浮かべたおばさんが立っているのが見えた。
「あらタケシさん。ゆっくりしていって下さいね」
優しくそう言うと、おばさんは少しだけ荒々しい音を立てて、ドアを閉めた。
俺は見た。ニコニコ笑うおばさんの目の奥に、とてつもない怒りが混じっているのを見た。
それは怠惰な息子に対するものなのか、息子を遊ばせる原因になった
俺に対してなのかは分からない。
だが、おばさんの登場で、一気に俺達の楽しい空間はぶち壊された。それは確かだった。
テレビから聴こえる、派手な爆発の音や効果音だけが部屋に響き、
俺達は作り笑いを浮かべながら黙ってゲームに興じた。空気が重い。
就活という名の現実が途端に俺達の前に立ちふさがっていた。
いや、最初からあったはずだ。俺達はそれから目を背け、いっこうに前を見ようとしない。
ノベタは突然すっくと立ち上がると、ニコニコしながらこう言った。
「シャイアン、ヘルスにでも行こうか」
俺の心の中は、最早罪悪感でいっぱいであった。一刻も早く家に帰りたかった。
どう考えても、光の見えない道へと歩き出す俺達は、
しかしそれでもどうしようもなく寂しくて、歌舞伎町へと歩を進めるのである。
続く
——————————————————————————-
すいません、終わりませんでした。
↓ここをクリックするとランキングに投票されます(現在18位)

チュッパチャップス “将来子供に読み聞かせる話を目指して” By DAI
Y平君が乗ってきたところで水を差す。
それが僕の役目。
これでメリハリがでる。
俺頭脳的。
今日はIt don’tなどという素晴らしく非頭脳的な言葉を発しました。
どうもDAIです。こんばんわ、Y平君の読者のみなさま。
さて昨日は学校から帰宅してご飯まで一時間以上待たされた。
さぞかし手の込んだ、いや少なくとも手作りの料理が出てくるはず。
これサバンナの掟。
ジャッキー「DAIー!DINNER!?」
俺「イエース!」
全力でファーストフードキタコレ。
ハンバーガーとチップスキタコレ。マジコレ。
飼い猫はなついて俺にまっしぐらですが
俺は生活習慣病にまっしぐらです。
DAIです。こんばんわ、Y平君の読者のみなさま(アゲイン)
taks君を見習って少し前にテーマ更新してみた。
更新停止中の自分のブログで。
実に満足度が高かった。俺が。
誰も見てないのにテンション高く更新する快感は閉鎖感出したものにしか味わえない。
Y平君はもちろん、taks君なんてそんな快感味わえないのだ。
たまらん。
鼻血と涎と息子液しかでらん(我慢)
そんな俺のひどく面白くない今日の記事のテーマは
「チュッパチャップス」!
よーし書くぞー!
…
きっとどこかで誰かが。
チュッパチャップスをテーマに書いたら
変態の俺には変態日記しか書けません。
そんなことになったらせっかくの俺に対する
クールでさわやかと言うイメージが丸潰れです。
そんなことはあってはなりません。
決してあってはなりませぬ。
もしそうなったとしたらテーマ「チュッパチャップス」で書いて
などとリクエストをしてきた人を暴露してその人が
変態の真犯人だと言うことにします。
あ、なんかいいやこの日記。中身無さすぎ。
どうせだからもうチュッパチャップスで書く。
******************************************************
あるところにお爺さん(75)とお婆さん(74)とお爺さん(75)がいました。
三人は25才の時から三角関係でした。職場で出会いました。
お爺さんの名前はチュッパ
お婆さんの名前はチャップ
もう一人のお爺さんの名前はスでした。
ってダメダメこんな話。
ネーミングセンスが無い上に
設定が25才から三角関係とか気まずすぎる。
でもそんな歳まで恋に明け暮れるとか逆に素敵すぎる。
しかしながら三角関係とか将来子供に話してやりづらい。
もっと将来子供に話してやれる楽しい話にしないと。
***********************************************************
ここは飴の国「キャンディー」
召使「王様!チュッパチャップス王様!」
チュッパチャップス王「なんだ、騒がしい。」
召使「王妃が!パイン飴王妃が!」
チュッパチャップス王「我が妻がどうしたのだ。」
召使「ウェルタースオリジナル王と熱海の温泉に
二人っきりでいるのをフライデーに撮られて
掲載されたそうです!」
チュッパチャップス王「おのれフライデーめー!」
召使「違います!論点が違います!
王様が憤慨するのは王妃が不倫しているってとこです!」
チュッパチャップス王「なにぃぃぃいいいい!!」
って無理無理。
不倫とか三角関係より子供に聞かせてやれん。
しかも名前にチュッパチャップスって使う時点でテーマになってない。
もっと劇的にチュッパチャップスを使わないと。
*********************************************
彼女「ねぇ、どうしたらいいの?」
彼氏「うーん、アイスとか飴舐める感じかなー。」
彼女「じゃあチュッパチャップスで練習するね!」
ひどい。
これはひどい。
リアルすぎた。
俺が書くとリアリティー出すぎた。
てかジャーナル書かないといけないのに
俺はなんてひどい日記を書いているんだ。
しかも朝から。
そして気付いた。
三角関係の話が一番マシで素敵。
ドロドロした詳細書かずにキャラをプーさんとかにしたら
可愛くて子供にも聞かせてやれる。
***************************************************
プーさん「その透き通るような黄色い肌、
上半身にだけまとった冬でも半袖の赤いTシャツ、
ちなみに冬はTシャツにマフラー。
ストール感覚でお洒落に。
斬新すぎてSMARTに載れるくらい。
ちなみに下半身裸なので出版不可。
それでいて見た目に反して意外に低めの声、
なんと男らしい。
そんなあなたが好きです。
50年前から。」
プーさん「ありがとうプーさん。
でも僕プーさんが好きなんです。」
プーさん「えー僕のことが好きなのかぃ?!
でも僕はプーさんのことが好きで…」
ただプーさんにしただけでは改善されないことに気付いた。
むしろプーさん×3にしてしまったことで誰が誰かわからない。
極め付けはプーさんが全員オスであることにより
ゲイの三角関係と言う
すばらしく教育に悪い話ができあがった。
ただ一つ納得できるのはゲイだからお爺さんになるまで結婚できず
その関係が保てたということ。
筋を通すところを間違えたのは
言うまでもない。
そして書き終わった後に
一番退いたのは
俺自身に間違いない。
15位内になったらY平君が彼女とのプリクラ公開。(希望&投票)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓

クリスマスまで一ヶ月 By Y平
めっちゃセックスしたい。そう思った、どうする?
1.クリスマスにレイプ
2.クリスマスに栄で買う。主にアジア人を買う。
3.クリスマスに女の子とデートに出かけ、オシャレなシャンパンバーでディナー。
うっとりしなだれかかってくる女の子をなだめすかしながら、名駅のイルミネーションへと赴く。
まだ付き合ってないという事実を戒めるように再確認し、
それでも二人の距離は若干短めでイルミネーションを見る。
「ミニスカートだけど、寒くない? 大丈夫?」
「ん、平気。だって……」
「だって??」
「……えと……」
「つーかイルミネーション超きれいだね。写メとろう~っと」
(もう、ムード読まないんだから! ぷりぷり!)
イルミネーションの写メを撮りながらタカシはそのままの体勢でつぶやく。
「お前のことが好き」
「……え?」
「好き」
「え?」
「大好き」
……
「すいませーん、予約しといたタカシですけどー。」
「はいごゆっくりー」
……
ギシギシギシギシギシギシギシ!!!!!!!!!!
さあ選べ! この三つの中から選べ! 僕は断然2だ!
なにがタカシだ、ペニスの化身め! 付き合う前だってのにラブホなんて予約してんじゃねーやい!
カップルはみんな死ね! 尖形コンジロームで死ね!
こうやって、クリスマスカップルを憂う毒男を気取って、カップル死ね!
というのは簡単です。誰も彼もがやっとることです。下賎でつまらんテーマです。
しかし僕の怒りは、そういうカップルを羨むとか、低い次元での怒りではないと断言したい。
もっとこう人間の本質の醜い部分をえぐろうとする怒りです。
さてここで再び問題です。以下のような人は社会的にはどういう方でしょう?
1.大学にて。でっかい声で急にセックス! と叫ぶ。
2.大学にて。授業中にムラムラ。携帯でセーラームーンの
コスプレ画像をダウンロードし、眺める。
3.大学にて。友達にローターとオナホールをもらう。使う。
答えは簡単、つまりは変態、つまりはY平です。
きゃあ変態! ここまでとは思わなかった!
正直がっかりです!
下品な言葉を言えば成立するとでもおもってるのですか?
つまらんブログだなー。
黙れ。みんな黙れ。
さても世間というのは、性に関する描写に否定的な目を向けます。
14歳の子が好きだといえばロリコンロリコン。友達のお母さんとセックスすればどん引き。
さりとて、幼馴染にセックスしたいとストレートに言えばビンタ→翌日から無視。
そうかと思うと、40のおじさんはインポテンツが原因で離婚。
ああ、なんでのん? 性に否定的なんだか、肯定的なんだか分かったもんじゃない。
でも分かってるよ俺は。みんなセックスしたいんや。
かの藤子・F・不二雄は自身のSF短編漫画「気楽にやろうよ」で
このようなセリフをキャラクターに言わせておられます。
「人間には様々な欲求がありますわなあ。その中でも性欲。
これは子孫を繁栄させるという崇高な目的のために必要な欲であり、
もっとも文化的で生産的な欲であります。
なぜそれを恥ずかしがったりするのでしょうか?
それに比べて食欲。これは種の保存というよりは、自身の個体を保つための、
独善的で自己中心的な欲ですな。」
食うよりセックスのが崇高なんだよボケ共が! と藤子さんはロジカルに表現しているのです。
ハラショー、その通り。藤子さんがいくら「あくまで漫画だから本気にしないでね」
なんて腕白少年のような顔をして笑っても、
僕はその藤子さんの笑顔の底に眠るチンコの影を見落としちゃあいねえ。
つまりはそういうことだ! 何が
「セックスなんてはしたない! 汚らわしい!」
だダボ助が! そうやって僕(私)、紳士淑女なのよ、なんて顔しても俺には分かる。
というのも先日、彼女とかそういうチャラチャラした理由じゃなくて、
唐突にクリスマスに、粋なシャンパンバーの席二つと、
お泊まり用のホテルルームを予約せねばならん衝動に駆られたわけで。
もちろん、ホテルについて僕がやることと言えば、
AV鑑賞→「ク、クリスマスなのにホテルで一人でオナニーするなんて……可哀相!
でもこのシチュエーションがたまらなく……興奮する! (ビクビクっ)」
だなんて言うエフェクトを肴にして、セルフフェラチオ――そのために
毎日立位体前屈もしたし、ビネガーを飲みまくっている――であくまでオナニー、飽くまでオナニー。
聖なる夜を最高の夜にすべくあれこれ手を回していたのですが、
サノバビイイイッチ! マイガ!
「22日から25日まで、みんな満室ですねー」
あ? 一瞬耳を疑った。いや、それ嘘だら? などと思わず三河弁が出ちゃうほどびびった。
少なくとも、だ。俺のまわりにいるクソ紳士、クソ淑女どもは、
俺が「セックス!」とか叫ぶと、途端に苦笑い。
お前は可哀相だな、本当の愛を知らないみたいだな……みたいな憐憫のまなざしで見下す。
そしてムード重視の精神的愛撫を楽しむことこそが、社交界のたしなみよ。
みたく馬鹿にしてきたくせに、なんのこたあねえぇぇええ!
どいつもこいつもセックスしまくりじゃねえか!!
ああ!? これでも言うか、まだ言うか!!
「私、エッチなんてしなくていいもん。
たっくんとクリスマスにいるってだけで幸せなんだもん。」
では!? では!? ラブホの13件中13件がすでに
22日から満室ってどおいいいいううううことなんだよおおこぉおおおう!!!!
お前に分かるかよ! 13件にもわたってラブホに電話かけて、
「すいません、24日に予約したいんですけど」
って言う恥ずかしさがよ! ぜってえ、電話口のおばさんとかに、
「クリスマスセックスね。お若いことでwwwww」
って笑われてるんだぜ?
たまに予約不可なところにまで電話かけちゃって、
「あの、24日っていうか予約自体無理なんですけど」
って若いねーちゃんに言われちゃった俺の気持ちが分かるかよ!
「こいつ相当セックスしてえのなーキモス」
って思われちゃった気持ちがよ!
それでなくとも最近、変なアダルトチャンネルから、
「てめー5万払え! きもちわりーなー! この童貞!!」
だなんて架空請求電話がかかってくるってのに、二重苦じゃねえか。
可哀相だよ俺、業者こえーよマジで。
だから、カップルども! 「クリスマスなにすんのー?」って聞かれたら、
正直に「セックス!」って答えろよな。そんで自身のブログとかミクシィとかに、
まさに性なる夜でした ヮラ
とかつまんねーことデカフォントにして書けよ。嘘つくんじゃねえぞこら。
---------------------------------------------------------------------------—-
Y平「というわけでさあ……予約取れなかったんだよね。……怒った?
いや、ごめん。家でまったりしようよ、ね、ね、ね? そうだ、パスタ作ろう!
……ちょ、テンション上げてよ~~~(泣) 悪かったよ~、一ヶ月前じゃ遅すぎたよ~~」
くりすます どこか たのむ
↓ここをクリックするとランキングに投票されます(現在18位)

----------------------------------------------------------------------—
昔、知人が友達のお母さんで童貞捨てたとか言って、どん引きしたのを思い出しました^^

