2016/7/3 ライブ Merry 「-15- Sheep」

 妻と一緒にインディーズのビジュアル系バンド「Merry」のライブに行ってきた。妻が学生時代からのファンで、家でずっと聴いてるうちにファンではなかった俺も染まってきた形。ファンレベルとしてはにわかだが札幌に来ることが滅多にないバンドなので行ってきた。
 インディーズらしく200人ぐらいしか入らない小さめの場所でライブ。なんかそれっぽいバンギャとかいっぱいいたがMerryは15周年ということで年齢層も結構高めなので落ち着いたバンギャだった。入り口でワンドリンクのジントニックを受け取り飲み飲み開演を待つ。
 ライブ。Nonsense Marketとか「東京」、千代田線デモクラシー、さよなら雨、カーニバル、平日の女とか分かる曲は幾つかあった。どれも家事やってる時にかけまくってた曲なのでライブ中なのに皿洗いを連想してあれだった。あと最初の方ヘドバンしまくるバンギャに面食らい棒立ちしてたら、ガラに指さされて「もり上がれやー!」というジェスチャーをされ、お、おうってことで手を振り回したら、ニコッと笑って「それでいい」みたいな顔をされたので惚れた。あとで妻に聞くと、小さいホールだとよくあるらしいとのこと。俺が女だったら濡れてた。あれはかっこいい。別の生き物のよう。
 ライブ後。ジム行った後のライブだったのでさすがにもう腰がバキバキになってて死んだ。すすきののラーメン空に入り妻と反省会。妻は土日2日間のライブ全部行ったぐらいの熱狂的なファンなのでとても満足そうだった。妊婦なのに。今日はおとなしかったらしいが、1日目は胎動がすごくて産まれるかと思ったとのこと。胎児からしたら「なにこれ!!! 怖い怖い!!」ってなもんだったんだろうが2日目は全然普通だったらしい。慣れたのかな。胎児にしてMerryに慣れる。ヘドバンしまくる女の子になったらやだなあ。あれ、怖いんだよなんか。宗教みたいで。

吐く筋トレ

 金曜日は無事全ての作業を終わらせて打ち上げに行った。もう社会人だというのにゴミほど飲んで気づいたら麻布のラーメン屋に一人でいた。すすきので飲んでたはずなのに麻布に。俺んちは元町なので最寄駅でも全然ない。ひとまず塩ラーメンを食べて一息ついた後、泥酔でトチ狂った頭が今からマラソンして家に帰るんだと命令し、走った。深夜1時の麻布を、元町に向かってひたすら東へ。走った。
 家についた後の記憶はほとんどないが、その後土曜日全てを睡眠に費やしたあたりかなりのダメージを受けていたと思われる。気分も乗らず、ひたすらドラゴンボールの強襲サイヤ人のプレイ動画を見ていた。
 んで日曜日。あまりに肉体的にも精神的にもグダッていたため、ひとまずジムに行った。ジムでベンチプレスを上げること3セット。気持ち悪くなって吐いた。ストレッチマットのところで死んでいると、そこで床オナライクに背筋運動を行うマッチョあり。そのマッチョのすっは、すっは、という呼吸がめちゃめちゃにタバコ臭くてまた吐いた。さんざん。でも体を動かしたという事実だけで幾分気は晴れた。ということでこれからすすきのにMerryのライブ、妻と行ってきます。ここは、東京Nonsense Market!! ボケが!

今日で発注切れ!!

 作業終わりませんでした。ちょうどTCPスループット測定の1日分足りてません。ここまでぴったり作業が入ったということは逆にすごい見積もりよかったんじゃないかと思う。でもTCPスループット。これだけは余計だった。そんなもの簡単なんだからそちらでも測れるでしょう。大学生でもできるでしょう。
 あまりに疲れすぎてくさくさし、帰った後ストロングゼロ的なものを3缶開けて、何をトチ狂ったのか素振りをして走ってコンビニに行ってジャンプを立ち読みしたりなんかしたものだから、ぐでんぐでんです。ぐでんぐでん。酔った勢いは恐ろしいもので、やっぱり俺は小説に生きる! っつってんで書きかけだった小説を書き始めたのだけれど、クソ面白くない。作者が面白くないものを読者が喜ぶものか。本業でも鬱、趣味でも鬱。これはどうにもならん。それもこれもクソ優しいお客様のせい。発注がキレようが、僕と離れたくないって。わーい(白目)。

あと1日で発注が切れます

 あと1日。あと1日の我慢でお客様とさよならです。いやほんと寂しい。寂しすぎて思わず飲みに行く。カンパーイ! 
 嬉しそうなのは気のせいです。嬉しそうどころか困ったことになっている。あと1日で発注切れであるが未だ性能測定の手順書ができていない。この2ヶ月いろいろパターンを変えて10数種類の測定をやってきたがそれを一つ一つゼロからやる手順を明示せなばならない。やってる最中に作っとけよって言うが、どこにそんな時間があったのか? 常にできない不安に苛まれトライアンドエラーを繰り返し、綱渡りでなんとか測定データは出した。それについで好き勝手測定条件が増えるので常にコーディングしてた。そんな暇なかった。
 暇はなかったが手順書は作らねばならない。当初の予定では明日中に終わる予定だったのだが、昨日TCPスループットの測定をお客様にぶち込まれ、「手順書が間に合わないんですが」という俺の声なき声はお客様に握りつぶされ、明日中に終わるか怪しくなってきた。と言っているのに残業はさせないという部の方針と残業はさせないにもかかわらず6月中に終わらせろという相矛盾した上からの主張を受け、「間に合わなくなっても知らんぞ〜〜〜!」とベジータみたいなことを思いながら今日は定時で帰宅した。明日は地獄。かといって手順書の手を抜くと7月中にまたお客様とこんにちはしなければならないので絶対に手を抜けない。7月。セミがミンミンなく屋外と呼応してリンリンなる電話。「ココ、テジュンドオリ、ヤッテモ、ウゴカナイ」みたいなことを機械のように繰り返すお客様。死にそうな顔で謝りながら電話口で向こうの画面も見えないまま手順を教える俺。その姿、クレーマーに捕まったサポートセンターのお姉さんのごとく。これはお客様と完全に別れたいがゆえの頑張り。失注といえど完全なる撤退をしなければならない。ぐうの音も言わせない、完全なる手順書を、俺は作る。どんなアホな、いや、頭の個人差が大きいお客様だろうとできる、完璧な、手順を。
 ということで明日は死んでも手順書を作り上げる。いやむしろ、死んで手順書を納品しなくてもいいようになればこれ幸い? お客様の法令に反した相次ぐ依頼と期限はきついのに残業をさせない上の失態? みたいな感じで暇な週刊誌が取り上げる。みんな不幸。ザマアミロ。

コードは時間がなかろうが常に丁寧に書くべし

 発注が切れるまであと3日。ここへ来て新しい依頼が当たり前のように来る。先方は「〇〇の作業とバーターで」とかドヤ顔で言ってくるけど、〇〇の作業は僕の作業ではないので全然バーターになっていない。結局残業をしてやるしかない。
 今回の依頼はOS間でTCPソケットのスループットを測るというもの。iperfとか使えばいいが、片方のOSにiperfが入っていないため自分でTPを作らねばならない。socketプログラミングの初歩。sendとかrecvとか、大きなデータを送信/受信すると、一度のAPIコールではデータ送受信が終わらないのが罠。APIの返り値で送受信バイトサイズが返ってくるのでそれを見ながらデータの送受信が終わったか見る必要がある。大学の課題レベル。だがこれに気づくまでちょっと時間がかかった。おまけにソースコードを先輩に見てもらった時に「なんでエラールート作ってないんだ」と怒られる。いや、時間がないからって思ったけど、ソフト開発において時間があるときなんて絶対にないので、明日が締め切りだろうが親が死のうが丁寧にソースコードは組まねばならない。じゃないと、常に適当なソースコードしか書けなくなる。反省。
 先週からずっと定時で帰れてない。正直疲れた。もっとやってる人はいるけれども、半年近く休職して初めての残業ラッシュなので体が慣れていない。1年目は嬉々として残業していた。残業している俺、社会人やってる♩ぐらい思っていた。馬鹿野郎。残業しなくても社会人やれるのでできればやりたくないです。