地味に下記から小説&シナリオ公開中です。ぜひ見て、そして良かったら☆つけてつかーさい。
『マリモの人形劇』(シナリオ形式)
『上からカラス』(小説)
『右手が恋人』(小説)
こんなかではやはり上からカラスが狂気じみていて好き。逆にマリモの人形劇は爽やか過ぎて我ながららしくない。ひねりもないしね。右手が恋人はタイトル通り冗談みたいなもん。
さてシナリオ形式というと馴染みがないと思うけど、僕も数年前までは全然馴染みがなかった。ひょんなことからシナリオの専門学校に通った時期があってそこで教えてもらったのがシナリオ形式の書き方。まあ平たく言うと脚本ですな。アニメとかドラマとか小説に比べ結構出せる先が広がるので良い。
シナリオの難しくも楽しいところは心情は直接的にセリフで表現できないところ。例えば主人公が悔しい思いをする場面があったとすると、小説であれば「その時〇〇は地獄の業火もたるやというほど悔しい思いをした」とかダメなラノベみたいなペラい修飾をつけつつ書けばいいわけだがシナリオだとそうは行かない。モノローグで「悔しい!」とか叫ばせれば簡単だがそれは下策の下策で。例えば唇をかませて口から血を流させたり、拳を握らせてみたり。心情を述べるのではなく行動で心情を表現する。天気で表現するなんていう手法もある。「悔しい!」と直接喋らせられないが故に表現を考えるのがとても面白くて、なんか映画的でカッコ良い。なのでシナリオ書くのも結構好きです。
家入さんの「我が逃走」を読む、そして半徹
昨夜寝る前にひょんなところからペパボ創業者の家入さんの著書「我が逃走」を読んだ。
いろんなものを手に入れて、そして失った。
数十億の残高はゼロになった。
友人だったはずの人たちは口々にこう言い始めた。
「家入はもう終わった」
社長として大事なことは〜、みたいなことがユニークな感じで書いてあると思いきや、もはやドラマだった。壮絶な成功と転落劇で、出てくる人たちのキャラが皆素敵で立っててまるで小説のような面白さがあった。いわゆるハウツー本では全然なく、あくまでマインドを磨く本だと思うけどなかなかにオススメ。家入さんはマグロのような男だ。止まると死ぬんだ。IT業界で挑戦し続けることはこういうことかと同じIT業界に働く者としてハッとした。俺はぬるま湯に浸かってる。もっと飛び込まねば。
面白すぎて半徹夜で月曜日。アホか。家入さんの生活は不摂生だったけど、そういうところは学ばなくていいのにこの体たらく。眠い目こすりながら今日も今日とてRTOS。何も進まなかった。プログラミングは何も進まない日があると絶望する。昔はもっと絶望していた。うわーできねー、死ぬ。これは死ぬ。ぐらい思ってた。だから精神的に病んでたんだと思う。プログラムがうまく動かないぐらいで死なない。適当に誰かに頼ることも肝要だと最近では思うようになってきた。まあ死ぬと思ってた時は頼る人すらいなかった人員構成だったが。まあ今は違う。
プログラミングがうまくいかないので、隙間で某メディアの人とチャットで打ち合わせ(?)。なんかあっさりまとまった。これであとは書くだけだ。やんぬるかなここでもAndroidプログラミングをやる必要があるのだが、RTOSよりはマシ。ググりゃ出てくるもん。ググっても出てこない時代の家入さんはどうやってサーバー構築してたんだ? やっぱり家入さんはすごいですよ。
野球観戦、筋トレとか
ようやく二日酔いの呪縛から解放されまともな時間に起きることができた。朝9時。茶太郎がドッカンドッカン暴れていたのでなだめつつ餌をあげる。こいつ休みだろうがなんだろうが必ず朝に暴れて起こしてくれるので重宝してる。目覚ましウサギ。つっても大概僕は起きず妻が起きて餌をあげることになるので毎回申し訳ない。が、今日は例外的に僕が起きた。奇跡。
掃除したりお茶やコーヒーなどを飲みつつだべっていたら日ハムvsソフトバンクが始まったので見る。大谷君頑張ってた。フォアボールがちょこちょこあってすごくハラハラしたが5回までは1失点。なかなかええやんと思いつつ試合途中でジムへ。
ジム。黙々とベンチプレスをこなす。ベンチ→他のトレーニング→ベンチと効率的にトレーニングすることができた。ベンチ最高は57.5キロ。自重が59キロなのでなかなか良い感じである。筋トレ初心者ぐらいのランクにはなってきた。最近はジムにいるガチ勢(アメフトっぽい人やレスラーみたいな体の人)たちに、おいおいそんな甘ちゃんがベンチプレスやっちゃダメだぜ的な空気を出されることもなくなった。ようやく仲間入りをした感じ? まあ話したことないけど。ベンチプレス近辺にはそう言った排他的な空気が流れている。早く彼らを黙らせるぐらいのマッスルになりたい。
んで帰ったら日ハムサヨナラで負けとった。大谷君またも勝ち星を逃す。らしいと言えばらしい。
ダメな日、C級映画三昧
昨日飲み過ぎた。全く熟睡できず朝の10時に目を覚ますがパンを食べて妻と夢見心地で喋ってたらまた寝た。起きたら3時。だるいし気分も落ち込んでいる。こりゃあダメだ。つまらない映画でも見ようと思ってダラダラ見てたら思いのほかハマって6時。もう1にちが終わる。ああ。
ダメな日はとことんダメで、妻にも迷惑をかけた。さらに夕方から夜まで映画を見続けいつの間にかこんな時間。妻も呆れて寝てしまった。ウサギと一緒に夜長を過ごす。明日からはちゃんと生きよう。あと深酒をやめよう。深酒は精神的自傷行為のようなもの。
とりま、言いたいのは、リアル鬼ごっこ2015が割と面白かったです。こう言うキチガイで頭悪い感じの、嫌いじゃないです。原作は嫌いだけどこの2015は99%原作無視なのが良かった。篠田麻里子の格闘シーンが凛々しい。トリンドル玲奈は意外にすごく頑張ってました。万人にお勧めできないが久しぶりに気持ちの良いものを観た。
Kernelビルドとか、飲み会とか
今日はLinuxベースのプロジェクトのKernelビルドとか。こう、Kernelビルドをやると一人前の節がある。なぜかKernelビルドは敷居が高い気がする。といってもやってることはしょうもないこと。OSとOS間でAPIを叩くということ。サービスバスとかその辺。なんでOS間でAPIを叩く必要があるのか。なんのメリットがあるのか。未だに分からない。そもそもなんでOSを分けているのか。やりたいことは一つなのになぜOSが二つあるのか。なぜそれを連携させるのか。偉い人の考えることは分からない。OSが分かれていると? セキュリティ面でメリットが? そういうのいいです。どうせ日経ダイアモンドとか見たクソみたいな幹部が、これからはセキュリティの時代だ! とか何となく思ったのでしょう。一回自前で建てたサーバーにブルートフォースアタックだのディレクトリトラバーサルだのやってから言ってください。キックできない人にサッカーは語れないでしょう? バット振れない人に野球の監督は務まらないでしょう? ねえ、そうでしょう? 日経とか見てる暇あったらビルドしろやオラア!
そして唐突に先輩が転勤だというので若手中心で送別会やりました。女の先輩。なんか転勤間際に妙にセクシーになった。ムチムチになった。業務面では動かない、学ばない、へりくだらないと三拍子揃ったクソ親父という名の40代の先輩の尻を叩く貴重な先輩だった。惜しい。今になって目の保養的にも業務的にも惜しい先輩。営業、開発、職種ごった煮の飲み会はいい意味で盛り上がり、惜しまれつつ終わった。もっと話したい先輩だった。エロかった。30代中盤の妙齢のエロさってほんとにある。結婚はしてない先輩だったけど、多分関東に行った暁には早急に結婚できると思います。
んで、その飲み会で営業の先輩の話を聞いた。なんか受注金額が他の会社とかぶったらしく? かぶると法律の関係上あみだくじで受注する会社を決めるらしいよ。んで先輩、あみだくじに臨んだところ見事他社に契約を持ってかれて傷心のご様子だった。いや、すげえよ。この日のために資料を作った、SEと無理な交渉を行った、出張にもなんども行った。その挙句に最終結果がくじで決まるのだから。先輩はその日トイレで泣いたと言った。
営業はお客様に「コストが高すぎる。もっと抑えられないの?」と詰められ、その意向をSEに伝えると「そんなのは無理だ。現場分かってる?」とまるでアホの子のように馬鹿にされ。なんだったらあいつはダメだとなじられる。その狭間でひたすら笑顔で契約をスムーズに締結させようと努力する。なんなんだ。菩薩か? 自分に技術があると思ってひたすら高圧的な態度をとる開発はその実自分のことばかりで会社のことを真に考えているのはお客様に近い営業だということを感じた。そういえば僕も、お客様先でデバックした際。遠隔のメンバーにここがバグですと伝えたところ、「そんな難しい事できません」と言われ、いや、できませんじゃねーよ。死ねよ。やれよという事があった。技術的な事ばかりではなく、お客様先に適度に出向く事も社会人のマインドとしては重要なのだと切に感じた。
まあとりあえず、先輩はエロかった。今日はそれだけ。